表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/60

ホルンの塔攻略編  20階

なぜ19階まで走ったのか?それは前と同じでどこかのパーティに乱入させてもらうためだ。ダンジョンに入るときは3人以上じゃないと大変だな。


あちこち探すが、パーティを見つけるのは結構時間がかかった。100階まであるダンジョンだからそんな都合よく見つかるはずないよなー。

やっと見つけたパーティは3人のパーティだったので俺たちを入れると5人だ。その5人で20階のボスのところに行った。


「20階のボスってなんの魔物なんだ?」

「20階のボスは大量のスウィフトバットです。強い個体はいませんが、雑魚がうじゃうじゃいる感じですよ」

マリネに聞いたのだが先にパーティメンバーの人が答えてくれた。

「そうなんだ。じゃあ弓でも使ってみようかな?」

スウィフトバットには剣での攻撃はほとんど当たらなかったから武器を変えて挑んだほうがいいだろう。ってか空振りするのって結構悲しいし、恥ずかしいんだよ?

「そうですか!!それでは今から弓について軽く明後日の朝まで話しましょう!!えっとまずは…」

「おい」

バカはほっといて、先に進むようパーティのリーダーに伝えた。

「そ、そうですね。それではボスの部屋に行きましょうか」

「え!?ちょっとまだ弓について全く語っていないんですけど!?」

「そんなの後で一人でやってろ!」

「それはいつもやってます!」

「え!?いつもそんなにキモいの!?」

「ひどっ!!キモいとか言わないでください!!」

「だってキモいだろ!!さすがに一人でずっと弓について語るのはもはや狂気の沙汰だよ!!」

「そうですか?全国弓狂信会では日常ですよ?」

「何その謎な会!?怖っ!!」

「ちなみに私はまだ入ったばっかりなのでまだまだ軽いほうです。狂信会ではもっとすごい人もいるらしいですよ?」

マリネより弓のことを考えてるやつって正気なのか……?


この世界に危ない会があるとわかったところでやっとボスがいる部屋に入った。


「よし。いつでもこい!」

俺は弓を構え、スウィフトバットが現れるのを待つ。

「あ!!ちょっと弓の持ち方が違いますよ!あと、矢も威力重視じゃなく軽さ重視にしてください!それと……」

うるさいなあ。マリネの前ではもう弓は使わないことにしよう。うんそうだ。


そう心に決め、俺はマリネを無視して、マリネが話している最中に現れた50体近くいるスウィフトバットめがけて威力重視の矢を放った。

「おおっ!こんどはちゃんと飛んだぞ!」

俺が放った矢はこの前見たく目の前で落ちることなくしっかり相手に向かって飛んでいった。まあ当たらなかったんだけど。

「しっかり狙ってください!当たらないと意味ありませんよ!?」

「初めてなんだから仕方ないだろ!文句言うな!」

次は当てるぞ!

そう思いながら狙って撃ってもなかなか当たらない。え~?何でよ?

「そんな簡単に当たるわけないでしょ」

「……じゃあどうしたら当たるんだ」

俺がしぶしぶマリネの弓の話を聞いてやろうと尋ねたら、

「経験あるのみです」

「それだけかよ!!!!いつもの語りはどうしたんだよ!」

「コツだけで撃てるようになる弓じゃありません!!ひたすら練習あるのみです!!」

こーゆーときに役に立たないなこいつ。仕方ないから剣に戻そう。

弓を仕舞い、片手剣と、盾を出した。

「さて、素早さも上がってるしこれでも大丈夫だろ!」

スウィフトバットの群れに突撃する。狙いは全部翼。動きをしっかり捉え、正確に翼を斬っていく。

翼を失い、床に落ちたスウィフトバットをマリネが正確に打ち抜く。

その調子で、どんどん倒していったが、さすがに数が多く、俺たちは結構なダメージを受けていた。

「この調子ならあと少しだな」

「そうですね。もうそろそろ片付くでしょう」

マリネとそんな話をしながらのこった数体と戦っていると、また声が聞こえた気がした。



「テキトーに増やそ。50体もいれば十分かしら?」



次の瞬間、突如大量のスウィフトバットが現れた。

「《再生リバイス》だ!!気をつけて!!」

パーティのリーダーが叫んだ。いま俺たちみんなのHPは半分あるかないかくらい。さっきと同じ数のスウィフトバットと戦うとか危ない。

「シュウトさん、パーティの皆さん!ここはみんな固まって守りを固めましょう!私のところに集まってください!」

マリネの声が聞こえ、みんながマリネのもとに集まり、マリネを取り囲むようにして陣形を組んだ。

「私が確実に1体ずつ倒していきますのでその間、防御に徹してください!ホーミング・アーチャー!」

マリネが威力重視の矢とスキル技を使い、どんどん倒していく。さっきの戦いでは全くスキル技を使ってなかったからSPはまだたくさんある。が、50体もいるスウィフトバットを全部倒せるのかと言ったらそれは無理だろう。俺もまだ大量にSPが残っているからマリネと同じようにやるか!

「ホーミング・アーチャー!」

武器を弓に戻して、スキル技を発動した。放たれた矢は狙ったスウィフトバットにしっかり当たって一撃で倒した。よし、これならいける!

「「ホーミング・アーチャー!!」」

2人で矢を撃ちまくった。防御はパーティの人に全部任せて俺たちはひたすら攻撃を続けた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ