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ホルンの塔攻略編  10階

リュウトのスペシャルスキル名をちょっと変えました。

まあスキルがまるっきり変わったわけではないので気にしないでください。


今年はこれで最後です!!


「さて、10階に出てくるボスについて説明しようか。」

「どんなのが出てくるんだ?」

「森型ダンジョンの10階に出てくるのと同じで、シャモアの巨大バージョンだ。」

「そんなの戦ったっけ?」

「リベリアさんが一瞬で片づけてましたので覚えてないのは仕方ないと思いますよ。」

そういえばそんなことあったような気がするな。忘れてた。

「メイサはボスのこと覚えてる?」

「私も覚えてないです。出てきた瞬間にリベリアさんが消したので。」

リベリアさんスゲーよな…。

「リベリアさんって誰?」

「リュウはまだ会ってないのか。めちゃくちゃ強いんだ。今度会ったら紹介するよ。」

あの人本当に強いんだよな。全力で戦っているところを見てみたい。ってゆーか戦ってみたい。

「まあとりあえず説明をしよう。普通のシャモアより大きいだけで特別な技は何も持ってないからいつも通り戦っていれば大丈夫だ。突進の威力は高いから防ぐよりは避けたほうがいいな。それくらいだ。」

「ほかの魔物は出てこないのか?」

「ああ。そいつ一体だけだ。」

1対3なら勝てるか。余裕だな。

「よし。そろそろ行こうか。楽に勝てるだろう。」

ボスがいる部屋に向かった。



「そんな簡単にやらせるわけないじゃない。甘いわね。」

何処からかそんな声が聞こえた。

しかし、シュウトやリュウト、メイサには聞こえていなかった。



中に入ると、すぐにボスシャモアが現れた。Lv5か。

俺とリュウは片手剣を構え、

「じゃあ行くかリュウ。ハイスピード・スライサー。」

「おう。早く片付けようぜ。ハイスピード・スライサー。」

スキル技を発動させた。2人とも高速でボスシャモアに近づき、切り裂いた。

「それっ!」

「とりゃあ!」

「フレイム・シュート!」

さらに攻撃を加え、HPを削っていく。もう残り半分にまでなった。この調子だとすぐに終わるな。

「スラッシュ!」

「ウィンド・シュート!」

ボスシャモアは何もできずにほとんどHPがなくなっていく。

「これでとどめだ!ハイスピード・スライサー!」

高速でシャモアに近づきとどめに切り裂こうとしたとき、ボスシャモアが動いて、避けた。

「ん?避けられたな。まあいいか、スラッシュ!」

左にいるボスシャモアに攻撃しようとした。その時。



「もっと頑張りなさいよ。シャモアちゃん。私が力を与えてあげるわ。」

声がまた聞こえた。その瞬間。



「グルゥゥゥゥアア!」

ボスシャモアが声を上げた。すると、HPがみるみるうちに回復し、満タンになった。変化はそれだけにとどまらず、身体が一回り大きくなり、Lv6になっていた。

「え?いまHPが回復しなかったか!?」

「しました!どういうことですか!?リュウトさん!」

「俺に聞かれても困る!!前回はこんなことなんて起きなかった!」

ボスシャモアがさっきとは別人おっと人じゃないや、別魔物のようなスピードでリュウに突進をしてきた。

「っ!速い!」

リュウはとっさに左に跳び、突進を避けた。

「それっ!スラッシュ!」

俺はボスシャモアが突進を終わった隙に攻撃した。

「うっそ!」

HPはさっき攻撃したより減っていなかった。

「シュウ!角に気をつけろ!」

シャモアは頭を振って角で突いてきた。

「バック・ステップ!」

俺は後ろに跳んでなんとか躱した。

「助かった!」

「気にするな!お礼なんか後でいい!今はボスに集中しろ!」

「フレイム・シュート!」

メイサの魔法がボスシャモアに当たる。しかし、さっきより与えられたダメージは少なかった。

「どうやらHPが回復しただけでなく、防御力も上がっていますね。」

レベルも上がっているしな。その分、ステータスも上がっているんだろう。

この2人にはそれは分からないか。

「また突進くるぞ!」

今度の突進は俺を狙ってきた。

「喰らうか!」

リュウと同じように横に跳んで回避した。

「フレイム・シュート!」

俺が避けてすぐ、メイサの魔法がボスシャモアに当たる。

「スラッシュ!」

続けてリュウが攻撃を加えた。

ボスシャモアは俺たちから距離を取るように逃げた。

「このまま一気に倒すぞ!」

「おう!」

「はい!」

「「ハイスピード・スライサー!」」

リュウと同時に発動した。

左右に分かれ、両側からそれぞれ攻撃した。さらに、正面から、

「フレイム・シュート!」

メイサが魔法で攻撃した。

これで一気にHPを減らした。もう少しだ!

「とどめです!フレイム・ソード!!」

メイサがボスシャモアに近づいて、一番強い魔法で攻撃した。

HPを見ていると、ゲージがなくなった。

その瞬間、ボスシャモアは断末魔の声を上げて、カードになった。

そして、目の前にはレベルアップの文字が浮かんだ。


シュウト ヒューマン Lv6→Lv7

所有スキル

《片手剣使いLv4》

《回避Lv3》

《打撃Lv2》

《索敵Lv2》

《隠密Lv1》

スペシャルスキル

《短剣使いLv3》

《シンクロLv1》

30TP獲得!


「結構速く上がったな。さて、何を上げよう?」

この前は驚きすぎて上げ忘れていたので、今50TPあるからな。リュウに言われた通り片手剣を上げてみるか。


《片手剣使いLv4→Lv5》

new!《両手剣使いLv1》

new!《弓使いLV1》

new!《斧使いLv1》

new!《槍使いLv1》


一気に4つも新しいスキルを得た。これで弓が使えるようになったな。コウモリ戦で使ってみよう!

ついでに10TP残っていたので、弓使いスキルを上げてみた。


《弓使いLv1→Lv2》

《弓使いLv2スキル技、ホーミング・アーチャーを覚えた!》


「シュウトさん!レベルが上がりました!風魔法が上がりました!」


メイサ エルフ Lv6→Lv7

所有魔法

《炎魔法Lv3》

《水魔法Lv3》

《風魔法Lv2→Lv3》

《地魔法Lv2》

《回復魔法Lv2》

スペシャル魔法

なし


「俺も上がったんだが…。なあシュウ、《シンクロ》って聞いたことあるか?」


リュウト ヒューマン Lv4→Lv5

所有スキル

《片手剣使いLv5》

《盾Lv3》

《槍使いLv2》

《回避Lv2》

《斧使いLv1》

《弓使いLv1》

《両手剣使いLv1》

スペシャルスキル

行動中断アクション・キャンセラーLv3》

new!《シンクロLv1》


「リュウも手に入れたのか…。俺もそのスペシャルスキル持ってるんだ。スキル技とか全くわからないんだけど。」

「シュウも持ってたのか…。これって偶然じゃないよな?」

「俺たちが同じスペシャルスキルを持っていることか?」

「ああ。《シンクロ》っていうくらいだから一人じゃ発動しないんじゃないか?」

「確かにそうかも…。じゃあこのスキルは二人で発動するスキルなのか…。」

「そんなの後で話しましょうよ!」

「そうだな。いま考えてもわからないし。」

「ああ。いま考えるのはやめよう。」


「なあリュウ。ボスが強くなる前、声が聞こえなかったか?」

「すまん。ボスシャモアに気を取られて聞いていなかった。ってゆーか声なんて聞こえたか?」

「私も声なんて聞こえなかったですよ?シュウトさんの勘違いじゃないですか?」

なんか聞こえた気がするんだけどな…。聞き取れなかったけど。

「まあいいや。帰ろうぜ!」

「ああ!」

「はい!」

帰還カードを使い、俺たちはダンジョンを出た。



その頃シュウト達が消えた10階では…

「へえ。あいつか。面白そうじゃん。今すぐつぶしに行こうぜ!!」

「待て、今はまだやらなくていい。」

「はあ!?なんでだよ!今すぐつぶしたほうが楽じゃねーか!!」

「あいつを泳がせておくのには理由がある。だから待て。その時になったらつぶしに行って来い。」

「チッ。仕方ねえな。」

その男は舌打ちしながら消えた。

そして、話し相手だった男もそのあとすぐに消えた…。

無事10階まで終わりました!


今年は本当にありがとうございました!

予想以上にたくさんの人に読んでいただけたのですごく驚いていますし感謝しています!

来年もよろしくお願いします!

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