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リュウトが帰ってきちゃった

今回は塔には入りません。毎回攻略編だと疲れますのでたまにこういうのを入れていけたらいいなと思っています。

「お、シュウ!メイサ!予定通り帰ってきたぜ!」

ギルドの前で待っていると、リュウトがきた。

「え?どちら様ですか?」

「あの…初めて会う方ですよね?」

「いやいやいや、そんなマジで忘れましたみたいな顔しないでくれよ!」

俺たちはサッと顔をそむけた。

「え!?ウソだろ!?マジで忘れてないよな!?」

俺たちは頭を下げた。

「「…ごめんなさい。」」

「ねえ!ほんとにやめてよ!心臓に悪いんだから!!」

リュウが泣きながら縋り付いてきた。

「嘘だよ。お帰りリュウ。」

「お帰りなさい。リュウトさん。」

「最初からそうしてくれよ!!」

リュウが心底安心したようになった。



「「…ところであなたは誰ですか?」」

「もういいよ!!」


「まあそれでどうだったんだ?」

いま、ギルドの中にあるちょっとした食事処で話をしている。

「いやすごかったぜ!初めてセラルの町に行ったから新鮮だったぜ。」

「盗賊はどうなったんだ?」

「ああ。ちゃんと引き渡してきたぜ。で、四天王を俺たち捕まえただろ?盗賊団の四天王を一人捕まえたことで王様がすごく喜んでいて、報酬として結構もらってきたんだよ。ほら。」

渡されたカードを見ると、50万ゴールドだった。

「一人、その額だ。さらにいくつかの武器ももらったんだ。これな。」

テーブルにいくつかの武器のカードが置かれた。

一つずつ見てみると、銀の盾、銀の両手剣、銀の斧、銀の弓、銀の槍、銀のロッド、銀のスタブ、金の片手剣だった。

「まだあるんだぜ?装飾品だ。」

最後に3つのカードが置かれた。

HPリング、MPリング、SPリングと書かれていた。

「これは?」

「知らないのか?まあこの町じゃああまり見る機会もないしな。説明してやるよ。これはつけただけで効果があるものだ。金以上の装備が能力がついていることは知っているよな?装飾品にもそれがついているんだ。ただ、高価でなかなか手に入れずらいんだ。数も少ないし。ちなみにここにあるリングの効果は自分のもとのHP、SP、MPを30%も上げてくれるすごいものだ。」

そうなのか。初めて知ったな。

「たまに武器屋でも売っているが、ほとんどそんなのはないな。大体鍛冶屋で作れるから鍛冶屋に頼むと作ってもらえるんだが、それにも問題があってお金が結構かかるし、必要な素材を手に入れないといけない、つまり貴重なものなんだ。」

「そうなのか。ありがとう。で、これをどうするんだ?」

「まあ3人で分けようぜ!俺はHPリングと銀の槍、銀の両手剣がほしい。」

「じゃあ俺はSPリング、銀の盾、銀の弓、金の片手剣がほしい。」

「私はMPリング、銀のロッド、銀のスタブがほしいです。」

「「「ちょうど別れたな(ましたね)」」」

「じゃあ取っていってくれ。」

「残った斧はどうするんだ?」

「武器屋に売ろうと思っているよ。それがいいと思ってる。」

「そうですよね。誰も使いませんしね。」

案外簡単に分配が終わったな。いやー盾が手に入ってよかった。弓も手に入れたし。これでコウモリとも戦えるな。

「なあ、リュウ。弓使いスキルってどうやって手に入れたんだ?」

確かリュウは持っていたような気がするな。

「あれはたしか、片手剣使いスキルが5になったときに手に入ったと思うぞ。なんか一気に手に入ったよあの時。」

「そうか。ありがとう。じゃあ弓を撃つための矢はどうすればいいの?」

「…。さあ?俺は使ったことないから知らん!」

「…使えな。」

「仕方ないだろ!使ったことなんてないんだから!武器屋にでも行って聞いてこいよ!」

「そうだな、そうするか。行こうメイサ。」

「はい。」

「じゃあリュウ。明日ダンジョンの前で待ち合わせな!」

「おう!」

リュウと別れ、武器屋へと向かった。


「失礼します。」

「ようこそいらっしゃいませ。今日はどうなさいましたか?」

「あ、オードさん。久しぶりです。今日は弓について聞きに来ました。弓を手に入れたんですが、どうすれば使えますか?」

「弓は専用の矢が必要ですよ。ちょいとお待ちを。」


「はい。お待たせしました。こちらが矢になります。」

「これですか。種類があるんですね。」

オードさんが持ってきたものは

「これはふつうの矢です。軽さ、5ー威力、3です。」

「えっと、5、3っていうのは?」

「これは軽さと威力の数値です。たとえば軽いとスピードが結構出ますし、重いとスピードが遅くなります。威力は、高いとダメージが大きいですし、低いと威力は弱いです。どちらも10段階に分かれています。」

そうなのか。そんな感じになってるのか。

「これは威力重視の矢で、軽さ、2ー威力、6です。そして、これがスピード重視の矢で、軽さ、6-威力2です。」

ふむふむ。勉強になるな。

「ちなみに値段は全部一緒です。1本1ゴールドですね。」

「一回にどのくらい買えるんですか?」

「もともと一度に持てるのは99本なので、99本になりますね。」

大体100ゴールドかかるのか。3種類で300ゴールドか。

「じゃあ3種類とも99本ください。」

「はい。わかりました。」

俺は297ゴールド渡し、矢を297本もらって武器屋を出た。

よし、これでコウモリと戦えるぞ!



…まだスキル取ってないや。

早く次のレベルに上がらないとなー。

今日の夜、今年最後の投稿をしたいと思います。よろしくお願いします。

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