カイナ・アルナ 3
ツブキ達が南ステイティアのギルドで話している頃、教会の方ではカイナのもとにアスタが訪れていた。
「アスタさん。何しに教会に?」
「しらばっくれないで!いつのまにディアモが勇者じゃなくなったの!それに私が勇者パーティからはずされるなんて」
南の勇者はシムラになったことで前勇者パーティは解散となりアスタはソロの冒険者扱いになっていた。
「別に良いではないですか。アスタさんは魔法の研究で忙しいんですよね?」
「お金がかかるのよ!もうその金もない!私は今ソロの冒険者となるとランクの低い状態からだわ」
アスタはカイナの前で喚くとカイナはため息をつく。
「それじゃ私にどうしろというんですか?どうにもできませんよ?」
「いやいや。お金を貸してくれたら、いや私を支援してちょうだい!」
アスタはカイナに言うとカイナはまたもため息をつく。
「私は教会の人間です。それに正直なことをいうとあなたのような自分勝手な人は嫌いです」
「自分勝手で何が悪いのよ!私は世のためと思って魔法の研究をしているのよ!異能使いなんて奴らに見下される前にね!」
アスタは堂々とした態度で言うとカイナは
「なら条件をつけましょう。ツブキと戦ってくれませんか?」
「ツブキ?ツブキってあの私達のパーティの荷物持ちだったやつ?」
「そうです。そのツブキと戦って勝てば支援してあげますよ」
カイナはアスタに言うとアスタは満面の笑顔でカイナの条件をOKした。
「じゃ私は行くから。あの荷物持ちを探さないといけないし」
「待ちなさい。せんべつをあげます」
カイナはアスタに何かの液体が入った瓶を渡す。
「これは?」
「魔力を関する液体です。それを飲めば魔力がなくっなっても回復し、さらには魔法の威力があがります」
「へぇ。そんなものがあるなんて。こんなのどこで手に入れたの?」
「それは教えられません。ですがいいものとは言っておきましょう」
アスタは瓶を軽くふりながらどんなものかと見た後
「ま、いいわ。もらっておいてあげる」
アスタは瓶を服のポケットの中に入れて教会から出ていく。
アスタとの会話が終わった後、黒のシスター服を着た女がカイナのもとに現れた。
「カイナ様。あの液体は」
「あれはいいのよ。それよりあなたは戦いを見届けて私に報告してください。私直属の部下、五人の修道女の一人よ」
カイナは黒い修道服を着た女に言うと黒い修道服を着た女はカイナの前から消える。
「まずはツブキには強くなってもらって極道を潰してもらわないと。私の嫌いな極道を」




