引き際
ステイティア王のもとにドゥムを向かわせた後、ガルンは後始末のためにビルドンの構成員を皆殺しにしていた。
「な、何でですか!ガルン殿!なんでビルドンを!それに俺も殺そうとするんですか!」
「いやー。だって君が生き残って俺の痕跡とかバレたら最悪じゃん。捕まって何かはかれても困るし」
「な、なら俺を、俺をあなたの組織、サング組の一員に」
半グレ ビルドンのリーダー シグマはガルンに言うとガルンは笑いながら
「あっはっは。冗談よしてよ。君みたいな弱いやつうちにはいらないよ。ま、君のところで使える幹部はひきぬくけどさ」
ガルンはシグマに言うとシグマは腰に装備してあった短剣でガルンの喉もとを刺しにかかる。
「こんの、クソがぁ!死ねや!」
「残念ながら死ぬのは君ね。その短剣で自害するといいよ」
ガルンはシグマに言った後、シグマの目はうつろとなりガルンの言った通りに自分の腹部に短剣を何度も刺した。
「可哀想に。俺に利用されるからこんな死に方をするんだ。さて、後始末も済ませたしいい人材を二人もひきぬいたし今はサング組に戻ろうかな」
ガルンはシグマが自分の腹を刺し続け死んだのを確認し、移動しようとする。
「ガルン様。俺たち二人をサング組にいれるんですか?」
ガルンのもとに包帯を顔に巻き、腕にも巻いている男、ドゥムともう一人緑色の髪にロングヘアーで紫色のスーツを着た男がガルンに聞く。
「いや、君たちはサング組じゃなくて俺の所属している組織に向かってもらう。包帯使いのドゥム。そして緑のリーフン」
ドゥムともう一人の緑髪の男、リーフンに言う。
「私はビルドンには限界を感じていた。お前なら私を上手く使えると信じているぞ」
「ははは。ご期待に添えるように頑張るさ。それじゃ行こうか」
ガルン達がビルドンの拠点を去って数日後、王都ステイティアの騎士達がビルドンの拠点を探しだし、見つけた時には血まみれの現場として見つかり、リーダーのシグマは死体の腐敗が少し進んでいた。
ステイティア王は騎士達にガルンという男の捜査も命じたがガルンは正体もわからず、情報も残しておらずで見つかることはなかった。
こうしてステイティア王を狙うものに関しては終わり、中央ステイティアの半グレもほぼ壊滅状態となり今回の一件で中央ステイティアは安泰となる。
勇者選別の結果はツブキとシムラが呼ばれ、ステイティア王によってどちらかが勇者と命じられることになる。




