南ステイティアの新たな勇者
僕、ツブキはステイティア王を狙った今回の一件が終わって数日後、シムラと王の間に呼ばれた。カゲヤはツメヤのことがバレ、しばらくは中央ステイティアの為に働くことでお咎めなしとなった。ツメヤという人格は殺人衝動がすごいらしいが実際は人を殺してないらしい。
アゲルは辞退したし、スカイスもシムラに負けたことで勇者選別からはずれたらしい。それ以前にスカイスはシムラと戦えて満足したらしく勇者候補は自分から辞退したっぽい
「そういえばあんたには礼を言ってなかったねツブキ。あの包帯男と戦った時助けてくれて助かったわ。あたいはあのままやっていたらおそらく殺されていたわ」
シムラは僕に頭を下げてきた。そんなことはないと思うんだけどな。多分シムラは相性がわるかっただけだ。シムラは接近戦型だけどドゥムはどちらもいけた。それにあの異能じゃ打撃だとあんまり痛でにはならないかもしれないしね。
「そんな謝らなくてもいいよ。君は立派にステイティア王を守っていたんだし」
僕とオサヌが出て行ったあとステイティア王のところにしばらく敵は来なかったらしいけど僕がオサヌと城で別れたくらい?にステイティア王の前にドゥムが現れ、そこにスカイスを医務室に置いてきたシムラが到着してドゥムと戦っていたらしい。
「いやあたいはまだまだってよくわかったよ。だからあたいよりあんたが勇者であるべきだとあたいは思うね」
「いや僕の方こそシムラは勇者に向いてると思うよ。自分の足りないとことかわかってるっぽいし。それに実力もあるからさ」
僕はシムラに言った後、ステイティア城の王の間の前にいた僕達の前で扉が開く。王の間の扉が開くと中にいたホーリィが僕とシムラを王の間の中にいれる。
「二人とも数日前は勇者選別の戦いの後にもかかわらず余を守ってくれて助かったぞ。改めて礼を言う」
ステイティア王が頭を下げた後、僕達を案内した騎士ホーリィも僕達二人に頭をさげる。
「当然のことをしただけだからいいですよ」
「あたいも当たり前のことをしただけだから礼なんていいよ」
僕とシムラは二人に言うとステイティア王は頭を上げ、一度咳き込んだ後
「そう言ってもらえると助かるぞ。そして南ステイティアの勇者だがお前にすることにした」
ステイティア王はシムラに目を向けて言うとシムラは普通に驚く。僕はいいと思うけどな。
「待ってくれ。あたいは勇者には向いて」
「待て。それ以上は言わなくてよい。まずはやってみてくれないか。勇者を。余はシムラは向いていると思うぞ」




