鉄拳
「私か?そうだな。強いて言うなら鉄拳と呼ぶがいい」
「鉄拳、だと?聞いたこと、がないが。ビルドンの、やつか?」
ガーは鉄拳と名乗った男に言うと男はガーに近づき
「は?あんな美学のない奴らと一緒にしないでくれよ。私は友人の頼みで邪魔な君を殺しに来たにすぎない。だから私の友人の使えそうな使い捨ての人間を君にぶつけたんだよ」
鉄拳は淡々と言うとガーは弱々しく笑いながら
「弱った、やつしか、やれないなんて、自分が、弱いと、認めている、ようなもんじゃ、ないか」
「そう思ってくれてかまわない。私が狙うのはいつだって弱っているやつだからね。それが私の美学」
鉄拳は両腕が鉄の塊の拳になっており、顔には全体をおおう、白い仮面をつけていた。
「さて、おしゃべりは終わりかな。最後に言い残すことはあるかな?」
「俺は、まだ、死ぬ、わけに、は」
ガーが喋っている途中で鉄拳はガーの顔面を鉄の塊となった拳で潰した。
「私の友のお願いも聞いたことだしそろそろ戻ろうかな。でないとボスが怒りそうだし。ボスは私の良き理解者だから怒らせることはしたくないんだよね」
鉄拳はガーの顔無し遺体をその場に放置し、去った。
僕、ツブキはオサヌに城の入り口を任せた後、オサヌの仲間がいるという城下町に向かう。オサヌの仲間は顔とか知らないけどわかるかな。ガルンを探してるって言うしそれを聞きながら探してみるか。
僕は城下町でガルンって人を探している人について聞いて数人、一人の青年が
「そのガルンって人は知らないけど聞いてきた人のことなら知ってるよ」
僕は青年にその人のことを聞き、その場所まで移動する。
「ここら辺にいるって聞いたけどどこにいるのかな?」
僕はあたりを見渡すとそこには大きな槍を持つ、普通体型の男がいた。
「ガルンの情報がなかなか集まらないな。勇者様は城でおつとめを果たしているだろうに。私はなんて不甲斐ない」
大きな槍をもつ普通体型の男は一人でぼやいていると僕はゆっくりその男に近づく。
「そこの君。私になんのようだ?」
「あ、急にすいません。僕はツブキというんですがオサヌさんの仲間ですか?」
「勇者様を知っているのか?」
大きな槍を持つ男は僕に言うと僕は
「はい。僕は南の勇者選別候補ですから」
「そうですか。私はアギド。アギド・ソリッドと言います」
大きな槍を持つ男、アギドは僕に言うと僕はアギドに聞く。
「他の仲間はどうされたんですか?」
「ついて来たのは私だけだよ。東を手薄にするわけにはいきませんから」




