ミサキ・サキル
「組の奴らってサランドさんのいるタケイサ組の奴らですか?」
「確かに組にもいるかもしれんがそれは私でどうにでもなる。問題は敵対する組の方だ。今うちはサング組の奴らにうちがけつもちしている店を狙われててな。それに最近サング組は外道な商売をしているとも聞いている。先代は仁義に厚い人だったが先代がなくなって今組長になったサザル・クルンガってやつになってから仁義ハズレなことばかりしていると噂だ。あくまで噂の域を離れんがな」
サング組か。ここらへんにいるのかな?組員が。
「サング組は王都の北の方の組のけつもちをしていてな。こちらに下調べで何人かきているらしい。そいつらがうちのけつもちしている店で暴れたらしめるつもりだ。だが奴らがミサキが私の妹の娘という情報を持っているかもしれない。だからツブキ。お前にミサキのことを任せたい」
サランドさんは僕に頭を下げて頼んでくる。極道にはあんまり関わりたくないけどサランドさんの頼みはあまり断れないんだよなぁ。勇者パーティーで荷物持ちだった僕を酷い扱いをするどころかここまで高評価してくれているし。
「......わかりました。その頼みひきうけます」
「よかった。おまえなら信頼して頼める。後恋愛とかそんなものには発展するなよ。もし貞操を狙ったりするなら私はお前に何をするかわからんくなるからな」
サランドさんの脅迫?的なオーラで僕は首を勢いよく縦にぶんぶんふる。だってめちゃくちゃ怖いし。
「後お前とは別でうちの組のもんでミサキの護衛をよんである。もう少ししたら来るんだが」
サランドさんが言った瞬間、ギルドマスター室のドアが勢いよく開いた。
「サランドの親父ー!ただ今きやした!」
勢いよく扉を開いた男は見ためは金髪のリーゼントで口もとには傷が入っており、黒いTシャツに赤いパーカーをはおり、下は黒の長ズボンを履いていた。
「あ?あんたは誰だ?」
金髪のリーゼントの男がリーゼントを僕の頭にぶつけながら言うとサランドさんが男の頭を殴る。
「ナグモ。お前は元気はあるのはいいがもう少し落ち着いたらどうなんだ?」
ナグモと呼ばれた男はサランドさんに言われた後ナグモは僕を指でさす。
「サランドの親父!こいつだれですか!」
「ここは冒険者ギルドだから親父はやめろ。サランドさんでいい。お前は冒険者じゃないからな」
「わかりました!サランドさん。話があるって聞いてきたんですけど」
ナグモはキラキラした目をしながらサランドさんを見ていた。




