シムラの異能
「一発目!」
「......ふん!」
スカイスはシムラに腹部を殴られた後、シムラに火の魔法を軽く放つ。
「危な!」
スカイスの魔法を避けたがスカイスの火魔法はかなりの火力があった。あんなもんくらったら昨日消し炭にされた騎士みたいになるぞ。
「よく避けた、な」
「ま、こんくらいならね。それにあんたの一撃でもくらったら一瞬で灰になりそうだし。それは困るわ」
シムラはまたスカイスに近づき今度は肩に一撃くらわせる。
「ツーヒット」
「あ?」
スカイスはくらった肩をみるとかなりのダメージを受けていた。
「な、何だ?今のはそんな痛くなかったのに我の肩が」
「あたいの異能は痛みなんてあんまり意味はないのさ。なんせヒット数でその部位が破壊できるからね」
シムラはまた拳をもう片方の手に向けるとスカイスは狙われた場所に向けて火の魔法を放つ。
「っ!」
「これならくらうだろ!余の魔法を!」
スカイスはシムラに向けて火の魔法を放つがシムラはギリギリまでひきつけて避ける。
「なっ!」
「スリーヒットめはかなり痛いから覚悟してね。あたいとあんたの差はね。どれだけ実戦で戦ったかよ」
シムラはスカイスに言うとスカイスの腹部に向けて拳をくらわせるとスカイスは壁に激突し気絶していた。
「あたいの勝ちね。これもあたいがいい旦那様を見つける為の夢の一歩。ごめんね」
シムラはスカイスに近づくとスカイスは気絶したかと思っていたが手を前に出し
「さ、いご、まで、油断、しては、ならん、ぞ」
スカイスはシムラに言うとシムラはスカイスの最後と思われる攻撃を避け、さらに一発、腹部に拳をくらわせる。かなりの音で骨が砕けるような音聞こえたけどスカイスは生きてるかな?
「ステイティア王。あたいはこいつを回復させないとダメだから城にある医療室に行きたいんだけど」
シムラはスカイスを担いで急いで戻って来たがスカイスはぐったりとシムラの背中によこたわり生気があまりなかった。
「ふむ。ならばこれを使え。医療室は城の入り口近くにある。そこに迎え。必要とあらば騎士を一人くらいは呼びつけよう」
ステイティア王はシムラにポーションを渡し、シムラはスカイスにポーションをぶっかける。
「しばらくは大丈夫だとは思うが医療室に向かうことは余が許す。騎士は二階で巡回しているものがいるからそいつに声をかけて大丈夫だ」
「わかった!ありがとうステイティア王」
シムラはスカイスをまた担ぎ、急いで訓練場に入る前の待機部屋から出た。




