サランドさんからの頼み
僕はギルドマスター室に入るとサランドさんが僕に言う。
「ミサキとはどうだ?上手くやれてるか?」
「うん。上手くやれてると思いますけどどうかしましたか?」
僕はサランドさんに聞くとサランドさんは少し黙った後
「ここからはギルドマスターとしてではなく私個人からの頼みとなるがいいか?」
「え?個人としてですか?」
「ああ。今から聞く話は他言無用でな。それじゃ」
サランドさんは一度せきこむと急に僕にすごい圧をかけてきた。なんで急にこんなすごい圧を?
「私はな。ギルドマスターは本当は副業なんだ。本業は極道なんだ」
......ん?極道?え?え?
「サランドさんが、極道?」
「そうだ。アマイのやつは知ってる。あいつはうちの組のもんだからな。実力はそんなないが自衛に対してはちゃんとできているからすきにさせている。組の名前はタケイサ組。ちなみに私は組長だ」
サランドさんが極道だったのに驚いているのに組長だったなんて。極道は王都スティティアに沢山あってでかい組がタケイサ組、サング組、キングラン組の三つで後は小さい組が何個かあるくらいだ。
極道は冒険者とは違って娯楽エリアとか商業エリアの護衛をしてる。やりすぎたりすると王都の騎士達に捕まって牢獄にいれられたりすると噂に聞いたことがある。
「サランドさん。なんで極道に?極道は冒険者にはなれないんじゃ」
「そうだ。だから私は冒険者をやめ、ギルドマスターになり、タケイサ組に戻った。冒険者の時は組からぬけていてもとからタケイサ組には入っていたのさ。一時離脱的なやつさ」
サランドさんは僕に言う。もともとは極道でなんで冒険者を?
「私としてはな冒険者と極道、両方やりたいが王様がうるさくてな。ギルマスになるなら兼業していいと言うから下積みをしてギルドマスターになりタケイサ組の方では組長になった」
「そ、そうですか。それで僕に頼みとは?極道にはなりませんよ」
僕はサランドさんに言うとサランドさんは首を横にふる。
「極道になれとはいわんし今のお前の立ち位置からでいい。ミサキとしばらくパーティーを組んだままでミサキのこと守ってやってくれないか?」
「守る?ミサキはまだまだ経験が浅いとはいえ実力はある方だと思いますよ」
「ミサキは確かに実力はある。だがミサキは私の妹の娘なんだ」
サランドさんの妹さんの娘か。それでなんでミサキを守ることに繋がるんだ?
「ミサキに迷惑かけたくないから私の方からは言ってないがミサキが私の妹の娘と気づいた組の奴らがいるかもしれねぇんだ。そいつらは何するかわからないからそいつらかは守ってやってほしい」




