勇者 2
勇者。それは選ばれた者に与えられる者。ディアモさんは僕は勇者パーティーにいた頃は言動や口は悪くとても勇者と呼べる人じゃないと思っていた。けどディアモさんには行動力はあった。自分から依頼を受けなくても僕の受けた依頼に対し討伐に関しては自分から率先して戦っていたし、依頼の受けた先では面倒くさがっていながらも困っている人を助けたりしていた。でもそんな人が正直ここまでおちるなんて僕は思わなかったし、そうであってほしくなかった。
「ディアモさん。なんでこんなことを」
「うるさい。俺を詮索するな。俺はもう、手段なんて選ぶほど余裕はない。お前を追放してから何もかも上手くいかない。ライトもいなくなるし、アスタも引き抜かれ、さらにはカイナまで教会に戻された。もう俺は勇者とは呼ばれなくなる。他の勇者をたてるそうだからな。俺以外に勇者なんていないのに」
ディアモは剣を強く握りしめながらいう。確かに勇者は生まれた時から決まる者ではない。勇者とは実績が多く勇敢なるものに与えられるもの。ディアモさんは僕がパーティーにいた頃は勇敢な人だった。けど今となっては勇者としてはもうダメらしい。ライトさんは自分が手を下したから知っていたけどまさかアスタさんとカイナさんもパーティーから抜けてるなんて知らなかったな。
「俺は、俺は勇者なんだ。お前を殺して大金を手に入れて俺は、やりなおすんだ!」
ディアモはまた僕に剣をふるい、僕はまたディアモの攻撃を避ける。ディアモの異能はサランドさんや使っている本人はわかってないらしいけど僕は知っている。ディアモの異能、英雄はかなりムラがあるが発動しているとかなり厄介だ。勇敢なる者に勇者の称号は与えられるがディアモには別の理由もある。それがこの異能、英雄だ。英雄という異能は自分のイメージする強さになればなるほど攻撃の威力がます。単純だが単純だけにくらえばほぼ一撃だからくらうことは出来ない。
「さっきから俺の攻撃を避けてばかり!そんなに俺が怖いのか!」
「怖いよ!だってディアモさんの異能は恐ろしいから!」
「何でお前が俺の異能をわかってるんだよ!俺でもよくわかってないのによ!」
ディアモはまた剣をふるい、僕は避けた後影の異能で影の兵隊をだし、ディアモに攻撃する。
「シャドウ・トルーパー。影の戦士、いけ!」
僕は影の戦士でディアモを攻撃したがディアモは僕の影の戦士を一撃で倒した。
「こんなもんでこの俺がやれるか!」




