チェイサー 2
「あまい!」
僕は槍の先端を斬り、刃物の部分が地面におちる。
「俺の槍が斬られたか。仕方ない。決めてにかけるから今回はひこう」
「逃すと思うのか?」
僕は異能で影を伸ばすとチェイサーの体を掴もうとしたが
「斬れなくても殴るくらいならできるんだよ」
チェイサーは僕に言った後、僕の異能を槍だった棒で叩き、僕の周りに異能を使って霧をはり、チェイサーは逃げた。
逃げられたか。だが僕を狙ってきたということはミサキのことは狙われてないみたいでよかった。まぁ狙われたとしてもナグモがいるし大丈夫だと思うが。
僕は逃げられた後、すぐに家に向かいその日は就寝した。
次の日、僕は冒険者ギルドに向かい、ギルドマスター室に向かう。ギルドマスター室に向かう際はよくアマイとすれ違ったんだけど残念だ。
僕はギルドマスター室につくとドアをノックする。
「サランドさん。僕です。ツブキ・ドゥンです」
「ツブキか。はいれ」
僕はギルドマスター室の扉を開けるとサランドさんはいつも通り書類仕事をしており、サランドさんの近くに女の人が一人いた。女の人の見ためはピンクのショートヘアーに赤い眼鏡をかけており緑のセーター服に白いパーカーを着て、下は黒いズボンをはいていた。
「親父。この方が話していた」
「セツ。この場で親父はやめろ。ツブキ。紹介する。こいつはセツ。組のもんでまぁまぁ実力はある。しばらくこいつの面倒も見てくれないか?」
セツと呼ばれた女性は僕に頭を下げた後、サランドさんに聞く。
「この人といれば姉さんの仇をとれるんですか?」
姉さん?僕の知ってる人?
「すまないなツブキ。こいつはアマイの妹なんだ。アマイはセツになるべく危険なことを避けさせるため危ない仕事をさせないようにしていたし私もそうしていたがセツがどうしてもとうるさくてな」
「サランドさん。当たり前です。私は姉さんの仇をうたないと死んだ姉さんが悲しみます」
「お前の姉さんはそんなこと望んでないさ。お前には幸せに」
サランドさんはそこまで言うとセツは
「そうですね。確かに姉さんならそう言うと思います。でも私は嫌です。それじゃ姉さんが報われません」
「お前の姉さんの仇は組でけじめをとる。だからお前は」
「サランドさん。私の好きにさせてくれるっていいましたよね」
セツは机をばん!と叩きサランドさんに言うとサランドさんは「はぁ」とため息をついた後
「すまない。ミサキのことも頼んでいるのにこいつの面倒も頼んでしまって」
「別に受けてもかまいませんよ。僕もアマイの件は怒ってますから」




