ツブキ・ドゥン 2
「その紙は」
「わかっているだろう?冒険者になる際適正検査がある。実技と異能検査。それの異能があるかどうかの紙だ」
冒険者になる際に実技の試験、近接戦闘の適正検査、後魔法使いの適正検査もある。これによって自分がパーティーに所属した際にやることが決まる。魔法使いの適正なら魔法使い、近接戦闘に適正があれば戦士や格闘家。まぁ戦士とかは誰でもなれたりするけどむいてるか向いてないかだ。
「お前には異能の適正があるしこれが本当ならお前をパーティーから追放なんてバカのすることだ」
「ギルドマスター。かりに勇者パーティーのディアモはバカでも戦闘面では優秀ですし、それに彼も異能持ちです。ですから簡単にバカとは」
「バカにバカとは言わないでどうする。まぁあいつらは自分のパーティーの奴ら以外は見下しているからギルドに顔はだしてこんがな」
よく知ってるなサランドさん。そこまで把握していたのか。
「確か勇者ディアモの異能は英雄とかよくわからん異能だったか?」
「はい。ディアモさんの異能についてはまだよくわかっていませんし本人もどのようなものかわかってないようです」
ディアモはやっぱ勇者だけあって異能もちなんだなぁ。ま、パーティーから追放された僕にはもう関係ないか。
「それで結局は僕に何ようですか?僕これから一人で稼いでいかないと」
「まぁまて。私はお前のことを気に入ってるんだ。あの性格の悪い勇者パーティーで長いこと荷物持ちなんてしていたくらいだからな。だから私はお前にあるパーティーに推薦したいんだ」
サランドさんは自分の座っていた机の上に冒険者のプロフィールが書いてある紙を一枚渡してくる。パーティーって言うから何人かのとこにいれられると思ったら
「この人パーティー組んでないんじゃ」
「そうだ。こいつはソロでも強いが一人だとできないことも多い。だからお前がこいつと組んで欲しい。こいつの名はミサキ・サキル。新米の冒険者だ」
新米の冒険者で強いなら僕と組ませる必要は
「この方は新米の中では強いというだけで冒険者的にはまだ普通程度です。ただギルドマスターは将来性があると思って強いと言っているんです」
そんな冒険者なのか。ま、一人でやるのも寂しいし組ませてもらえるなら組もうかな。
サランドさんが手を叩くとギルドマスター室に僕が渡された紙に写真が映っていた冒険者、ミサキがいた。
「ギルドマスター。こいって言うから来たけど何かあったの?」




