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勇者パーティーを追放された影の異能使い  作者: アークマ
第八章 VS混沌編ー強終ー

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オサヌの体質

 雷神を殺した後、オサヌは僕に近づいてきた。


「すまないな。迷惑をかけた」

「ほ、ほんとですよ。最初から、できるならそうしてほしかった、です」


 痛みはひいてきてし、痺れもなんとか治ってきた。


「でも、オサヌさん。なんで最初はあんな痺れてたのに今はなんともないの?」

「お前は仲間だし、私を助けてくれた礼に教えるが、このことは他言無用でな」


 オサヌは僕に言った後、咳払いした。


「私は状態異常を一度受けた後、完全にではないけど数日はその状態異常にかからなくなる。今で言うなら麻痺だな」


 え、それかなりすごいじゃないか。確かに他言無用の案件だね。


「今は麻痺にはしばらくならない。だが、お前が戦ってくれていなければ私は死んでいた。お前は命の恩人だ。この借りは必ずかえす」

「今ので十分返してもらえましたよ。僕も雷神をやってくれてなかったら死んでいたかもしれません」


 僕はオサヌに言うとなぜか笑っていた。

 今の話に笑う要素あった?


「ツブキならなんとかしていたと私は思うよ。なんだかんだお前は強いから。私は弱いやつに助けられたりはしない。だからそこにいるセツ君だったかな。君もかなり強いよ」


 傷口をおさえながら壁に横たわっているセツに、オサヌは近づきながら言った。


「そ、それは、嬉しい、事言って、くれる、わね」

「無理をするな。私はお前にも借りがあると思っている。恩人には死んでほしくはない」


 オサヌはセツに言うと懐からポーションを取りだした。

 持ってたんだポーション。


「私は勇者だし異能も使えんからな。こういうのは常備するようにしている。やつの攻撃を受けた時、ダメにならなくてよかった」


 セツにポーションを飲ませた後、僕にも飲ませてくれた。

 二人分も使って大丈夫か?


「助かったよオサヌさん。でも、二人分も使って大丈夫かい?」

「ああ。私は君達も頼りにしているからな」


 オサヌは僕達に言った後、オサヌはセツに肩をかし、ふらふら立ち上がりながら歩いた。僕の方はミサキが手を貸してくれた。


「ありがとう。ミサキ」

「これくらいはお安い御用だよ!私、戦闘では役に立てなかったし」


 ミサキは僕にいうと、頭を撫でてやる。

 ミサキはそんな事を気にしなくていいのに。セブンコードは後二人。気をひきしめていかないと。

 僕達は奥の部屋に進むとそこは何というか予想外の部屋だった。

 なんせ壁一面、明るい雰囲気で人を笑わせるような飾りつけがしてあったからだ。

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