雷王
雷王は僕より先にミサキを狙おうとするが、僕はなりふりかまわず異能顕現を使う。
セブンコードが残り三人いる。それに、ここで異能顕現を使えば僕は他の二人の時使えないかもしれない。けどーー
「ミサキを見殺しにするよりはマシだ」
「異能顕現か。ツブキ・ドゥン。我のボスも認めるその実力、我にひろうせよ」
「敵のお前に指図されなくても、殺してあげるよ。二人も戦闘不能にしてくれたしね」
僕は雷王に言った後、影の兵士をたくさん召喚した。
「すぐに終わらせる。シャドウ・トルーパー 剣士」
影の剣士を複数召喚し、雷王に向ける。
「そんなザコどもでこの我がーー」
影の剣士が近づき、雷王が対処しようとした時、雷王の動きがとまる。
僕は影の異能で雷王の背後に移動し、剣で胸を刺した。これが使えるのをすっかり忘れていた。異能顕現は使わなくてもよかったかもしれないけどこれを囮にすればいひょうをつけると思ってね!
「き、さま。ツブキ・ドゥン。小癪な、てを」
「僕の仲間が二人も殺されかけたんだ。これくらいはやって当たり前だよ」
僕は雷王に刺した剣を抜くと雷王はよろけて手から地面につく。
「これは、もう使うしかないな。我はもこれだけは使いたくなかったが生きるにはこれを使うしかあるまい」
雷王が僕に言った瞬間、身体中が光だし、やつの体が雷の獣の姿に変わる。
「我の異能顕現、サンダービースト。これをみて我と戦い生きていたものはおらん。さぁ。幕引きといこうか」
雷王は僕に言った瞬間、一瞬で距離をつめる。
「クロノヤリ!」
僕はアークを使い、黒い槍をつくった。
「無駄だ。我がこの姿になれば、知性のかけらもない、獣、になる」
雷王は地に手をつくと、四本足で行動を始めた。
「ク、クカカ!カカカ!イイゾ!ライオウハワレニカラダヲユズルナド、ナカナカヤランノダ!ワレヲダシタコト、ホメテヤロウ!」
雷の獣になった雷王は一瞬で僕に近づいた。僕は即座に黒い槍で雷王を刺そうとするがーー
「やめろ!」
僕の腕の防具になっているアークが叫ぶと黒い槍を当てるのをやめた。
「ナンダ?アテナイナラ、ワレカライクゾ?クハハハ!」
雷王は僕に速攻で攻撃し、僕は影の剣士を召喚して雷王に攻撃させた。
「ハハハ!」
雷王に剣を当てた影の剣士が一瞬で消滅した。
アークが僕を止めた理由がわかった。攻撃を当てていれば感電死していたかもしれない。
「ワレニコウゲキヲアテルスナワチ、シ、ナリ!ハハハ!」




