リュウの異能 2
「な、なんで!頭を貫いて死んだはずよ!」
セツは驚いてリュウに言うと腹部から血が少しずつあふれる。
「ごふっ」
「無理をするな。私にはもう戦う意志はない。一度私を殺したから転移とやらが始まるんじゃないか」
リュウはセツに言うとセツの体が光だす。
「な、どういう」
「転移がはじまるから簡単に教えてやる。私の異能は死んだら生き返る異能。体さえあれば生き返れる。ただ体が粉微塵にでもなっていれば死ぬけどな」
リュウはそこまで言うとセツは転移した。
「刻印にこの組織にいればやつと戦えると言われたがもうこの組織はダメそうだ。奴らが転移の罠を張る異能使いを殺せば私もこの部屋から出られるだろうし気長に待とうかな」
リュウはセツが転移した後、部屋の片隅で座り込んだ。
セツがリュウとの戦いを終えた頃、東ステイティア城入り口ではゼクトスと嫉妬が戦いを続けていた。
「お前本当にいいよ!俺の嫉妬心をかなり刺激してくれる!その強さ最高に嫉妬するよ」
嫉妬は興奮気味に言うとゼクトスは肩で息をしながら
「そりゃどうも。私は勇者様、オサヌ様の為弱くてはダメなんだ。だからお前如きに早急に始末してやる」
ゼクトスは巨大鎌をかまえると嫉妬は拍手しながら
「いいねいいね!本当に君は最高だ!もっと俺に嫉妬させてくれ!」
嫉妬はゼクトスに言うと地面に転がる死体がおきあがる。
「俺の異能で君に嫉妬の恨みやその強さに嫉妬する亡者が君を襲いつづける。たとえ頭を斬ろうとね!」
「本当にやりづらい異能だ。お前からかかってこないとは」
「俺は一応東の勇者に有効って言われてるんだけどね」
嫉妬はゼクトスに言った瞬間、ゼクトスは巨大鎌をふり死体を何体かバラバラにする。
「お前のような死体を操るクソ野郎がオサヌ様に有効?なめてるね。東の勇者であるオサヌ様を!」
「なめてなんかないさ。ちゃんと彼の強さには嫉妬しているよ。君の強さにもね。俺は嫉妬できる人間を心から尊敬しているからさ!」
嫉妬はゼクトスに向かってまた死体を向けるとゼクトスは進行方向を邪魔する死体だけをきりさき、嫉妬に近づく。
「そうきたのか。まぁ俺好みのやり方ではないがいいだろう」
「なんで東の勇者様を愚弄するお前の好みにあわせないといけないんだ。お前は即きりきざむ」
ゼクトスは巨大鎌を振り上げ嫉妬にふりおろすと嫉妬はぎりぎりで避ける。
「まだまだ俺は楽しみたいんだ。こんな簡単に嫉妬できる戦いを終わらせてたまるかよ」




