再生の世界
「体を半分にしたのになぜ生きている」
オサヌは大剣を向けながらドゥムに言うとドゥムの半分に斬られたはずの体が再生していく。
「か、かか。私の、異能顕現は、特殊で、ね。私が死なないと、使え、ないんだ。ただ私も、無敵って、わけじゃない。再生限界も、ある。この私の世界の中でも、ね」
ドゥムは喋りながら言っている間に両腕も再生していく。
「私を微塵斬りにでもすれば私は死ぬと思うよ。ただそこまでやられたことはないから私は死んでないわけだけど。私は基本強いやつとばかり戦っている。だからもうこの異能顕現を何度使ったかもわからない」
ドゥムはまたオサヌに対しかまえるとオサヌはドゥムの両肩を一瞬で斬り落とす。
「ならお望み通り速攻で殺してやるよ。速攻でな」
オサヌが言った後、ドゥムは瞬時に腕を再生させた。
「殺しきれるならやってみるといいよ。私が完全に消滅すればこの異能顕現で私が再生することはなくなるから」
ドゥムはオサヌに言った後、オサヌはまたドゥムの両腕を斬り落とす。
「何度両腕を斬りおろしても無駄だよ。私を微塵にでもしない限り」
ドゥムが喋っている間にオサヌは顔も斬ったが即座に再生する。
「不死身かよお前」
「私は不死身ではないよ。ただ私の異能顕現は私が再生し続ける。ただそれだけ」
ドゥムはオサヌに包帯で攻撃するがオサヌは大剣ではじく。
「よーくわかったよ。お前は強い方ではないし底辺でもない。ほどほどに強いやつだ。私からすればな。今まではこの異能顕現でどうにか勝っていた感じなんだろう。敵が疲れたりとかしてな」
「そう言われるのは嫌だがおおむね当たっている。ゆえに私は格上にも勝てている。実力に差がありすぎてもな。そして今回も、だ」
ドゥムはオサヌに接近し、包帯で攻撃するがオサヌは即座にドゥムの腕を斬り落とす。
「お前如きに本気をだすのは癪だが仕方あるまい。お前を完全に斬り殺すのには本気でやらねばならんようだからな」
「強がりは言わなくていいよ。そう言いながらも私の再生の前にやられたものは何人もいる。お前もその一人だ!」
ドゥムがオサヌに言った後オサヌがドゥムの前から消えたかと思うとドゥムの体は一瞬でバラバラになっていた。
「は?な、にが、おきて」
「お前は私に斬られたことすらわからずに死ぬといい。お前は私に本気をださせたんだ。よくやった。褒めてやろう」
オサヌが大剣をしまうとバラバラになったドゥムは再生せずに消滅していった。




