異能の支配者 2
「異能の王?異能の支配?ふ、ふふ!ははは!笑わせるな!そんなものがあってたまるか!そんなやつがいたら異能使いは」
「異能使いは己の技術で戦うしかなくなる。だから異能に頼りきりのあなたには負けないわ」
ミサキは剣を向けて言うとリーフンは天井を見ながら不敵に笑う。
「異能に頼りきり、か。私はそんなことはない。どれだけ意地汚くても敵は倒す!」
リーフンは足でミサキに蹴りかかるとリーフンの履いていた靴のつま先からナイフのようなものがとびだした。
「!?」
「これで、おわ」
僕は影の剣士でリーフンの首をはね、リーフンのナイフがミサキに当たる前に、リーフンの体は仰向けに倒れた。
「こんな、こと、が。私、は、まだ、いき、て、やるべき、こと、が」
リーフンはそこまで言うと喋らなくなった。首をはねてもまだ喋れたとは人間離れしている。
「そろそろ敵も配下は大量に死んだし幹部クラスのところに行けるかもね」
僕はミサキに言うとミサキは僕の片腕を見る。
「その黒い片腕の防具どうしたの?」
「これは黒騎士の一部だったやつでこの防具に異能があってね。武器を生成できる異能なんだ」
僕は黒い片腕の防具から黒い槍をつくった。
「すごいですねそれ!なんでさっきの戦闘で使わなかったんですか」
「......こいつのことすっかり忘れてた」
いつも通りの戦いしてたらマジで忘れてた。アークさんも全く喋らないし!なんか違和感あると思ってたんだよなぁ。
「これでセブンコードのやつらを倒せますね」
「そうだね。他の人達も交戦したかもだろうから何人かは倒したかもしれないけど」
僕はミサキに言うと僕とミサキの体が光りだす。また転移が始まったのかな?いい加減混沌のボスに近づけたらいいけど。
僕はそう思っていると先にミサキが転移する。あ、ミサキの異能?のこと聞くの忘れてた!
僕も転移が始まり次の瞬間僕の意識は一瞬だけ消えた。
ツブキとミサキがリーフンと戦っていた頃、また別の場所ではオサヌが包帯男とむきあっていた。
「包帯男、お前とはどこかで会ったことがあるような」
「私はお前を知っている。ビルドンにいた頃、城から逃げる際にお前を見かけた。確か勇者だったか?」
「そうだ。私は東の勇者、オサヌ・デザムだ」
オサヌは大剣をかまえると包帯男はオサヌに向け、包帯で攻撃する。
「そんなもの私にはあたらん。一撃で終わらせてやる」
「このドゥムがそう簡単にやられると?」




