魔物使い
「全く三人も相手をしないとダメなんて本当に面倒。でも別にいいか。ここでお前たちを殺しておけば面倒ごとは減るから」
魔物使いは指をパチンと鳴らすと三人の前に巨大な体の魔物、尻尾は蛇のような魔物の顔に背中には黒い羽根、四足歩行に前足、後ろ足は鋭利な爪、顔は魔獣の王のような顔の魔物が現れた。
「これが僕の自慢の魔物の一体、キマイラだ。さ。可愛いキマイラたくさん遊んでおいで」
魔物使いはキマイラと呼ばれた魔物にいうと三人に向かって襲いかかる。
「がぁぁぁぁ!」
「せいっ!」
青は水魔法で水の玉を何発かキマイラに当てるとキマイラは口から吐血したりはしたが傷口がすぐに再生していく。
「面倒な魔物」
「僕からすれば君らの方が面倒な」
魔物使いが喋っている間にキマイラの顔を横から殴る赤い髪の女がいた。
「青。待たせたね」
「ほんと。その分頑張ってもらう」
「もちろん。あたいはこれしかのうがないからね!」
赤はキマイラの顔を殴り続けるとキマイラは赤をくおうとすると青は水魔法でキマイラの目に水の弾をくらわせる。
「ぐぉぉぉ!」
「私の水の弾。かなり効く。もっと苦しめ」
「そうそう。悪はもっと苦しんでもらわないと」
キマイラがひるむと赤は魔物使いに急接近する。
「こういう魔物を使役したりする奴は大概自分が弱いやつよね。あたいの熱にせめてひびいてよ!」
赤は魔物使いの腹部に殴りかかると赤の右手がちぎれない程度に何かに噛まれていた。
「!?」
「僕はね。近接戦闘は苦手だけど対処はしてあるんだよ。これが僕の異能顕現 魔物まとい」
魔物使いは体にまとう魔物を赤達に見せる。
「これは、」
魔物使いの体にはオオカミの顔が三つ、両足は長い足、尻尾は大きな蛇のような尻尾。背中には黒く巨大な羽が生えていた。
「僕の体は魔物の特性を使ってこれが見えないようにしていた。お前のように不用意に近づいてくるやつに対処するためにね。ま、魔物まといもずっとは使えないから早めに気づいてくれて助かったよ。おかげでまず一人、殺せるから」
魔物使いはオオカミの顔で赤の首を食いちぎろうとしたが青が赤に魔法で水のロープを巻き、青のもとにまで近づけた。
「赤。またしばらく休んで」
「......すまない、ね。あたいが、不用意に」
「赤。お前の異能。長期戦向き。短期決戦しようとすれば今みたいになる。だからしかたない。ポーションやる」
青はポーションを赤に投げると赤はすぐにポーションを飲み、体力は回復した。




