異能の支配者
「さて小僧。私の主人を操ろうとした罪は重い」
「く、ふふふ。俺はあなたさえいればそこの女に用はありませんよ。だから俺に力を貸してくださりませんかね。俺はあなたの異能を支配する力でこの世界を完全に支配する」
ガルンはミサキに言うとミサキは
「私のことはシハイと呼ぶがいい。私の主人の名を名乗るなど私は嫌だからな」
「へぇ。嫌っているのか?」
「そんなわけなかろう。私は純粋なミサキが大好きさ。小僧らが邪な考えで近づいてよい方ではないのだ」
ミサキの体を借りたシハイが言うとガルンは着ている上着の右腕の服を破り、刺された腹に巻く。
「混沌はあなたで言う邪な考えの奴らの集まりですよ。俺もその一人ですがね!」
ガルンはシハイに近づくとシハイはガルンの攻撃を避け、ミサキの使っていた剣を拾い、ガルンに斬りかかる。
「俺が洗脳のような異能を使うから剣では勝てるとでも?」
「私は異能の王である。主人の剣技はつたなくともそこは私の技量でカバーする。私はいつもそうやって主人になるものを守ってきた。小僧らのような輩からな!」
シハイは高速でガルンに斬りかかり、ガルンはシハイの攻撃を何発かくらう。
「う、ぐぅ。これほどとは。少しなめていました。まさか異能の王たる異能が意志を持ち、さらには異能使いの体を守るなど」
「私をそこら辺の異能と一緒にするな。異能を支配する王だぞ。ならば意志があって当たり前と考えるべきだ。今死ぬ小僧にとってはもはや関係ないことだがな」
シハイはガルンにとどめを刺そうとするとガルンはシハイの前から消える。
「......やつの気配が消えた。主人よ。体をかえします」
シハイはぼそりとつぶやくとミサキの体は膝が地面につき、少し動かなくなった後、ミサキは意識を取り戻しあたりを見渡す。
「あいつは、逃げたのかな?私は早くツブキ達と合流しないと」
ミサキはそこまで言うとミサキの体は光に包まれた転移した。
ガルンがミサキから逃げ、ミサキも別の部屋に転移しようとしていた頃、また別の場所では
赤と青、黒の三人は合流し、三人の前に青い髪が特徴で魔物にのる男、魔物使いがいた。
「イカれた修道服の女どもめ。僕は面倒ごとが嫌いだから僕の可愛い魔物達にやられて死んでくれないか?」
魔物使いは赤と黒に三つの犬の顔の魔物、ケルベロスとゴブリンを何体か向けると青が水魔法で魔物達を倒す。
「すまない青。あたいはまだまともに戦えなくてね」
「私もです青」
「世話のかかる二人。はやく動けるようになって」




