黒の異能顕現
「声の世界?ばかなことを言うな。拙者にそんなものは」
「言ったはずです。私の異能顕現だと。私と共に参りましょう」
黒はイチスに言うと二人は僕の前から消えた。あれ?二人が消えたってことはまさか黒の異能顕現は
僕は一人とりのこされとりあえず黒が生きて出てくることを祈る。異能顕現だから必ず勝てるとは限らない。それに相性も悪いから心配だ。
私、黒は異能顕現で私の世界を展開した。ここには一対一でしか入れないから対象にした相手と私しか入れない。この世界の中ではどんなことがあろうと相手は必ず死ぬ。
「ふん。こんな何もない世界に拙者を閉じ込めてどうするつもりだ?」
「この世界に入った時点であなたは詰みです。ですから懺悔の言葉をお聞きしましょう」
「何を意味不明なことを」
イチスは六本の腕のうち火の魔法をまとう剣で私に攻撃しようとすると私は
「朽ちろ」
「朽ちろって。貴殿の異能は拙者には」
イチスが喋っている途中、イチスが私に向けて斬りかかっていた腕が朽ちていく。
「!?」
「何を驚いているんですか?あなたには感情がないのでは?」
「拙者が驚いている?バカを言うな。腕が急に朽ちたから驚いただけのこと」
「驚いているじゃありませんか。それじゃ両端の顔 潰れろ」
私はイチスに言うとイチスの両端にあった顔が潰れる。
「なんだ、これは!なんなんだ!」
「私のこの異能顕現の中では私の言葉は絶対。潰れろと言えば潰れるし朽ちろと言えば朽ちます」
「そんなことがあってたまるか。それじゃここにいれられた時点で拙者は」
「だから詰みと言いました。少しずつ潰していきますよ」
私はイチスの体を少しずつ潰していき最後に体と顔だけを残した。
「一思いにやればいいものを。教会の人間のくせに悪趣味な」
「なんとでも言えばいいですよ。外道の言葉は私には届きませんから。それにこの世が綺麗事で済むとは思っていません。私はただ平和な世界の為の礎となっているのです。カイナ様の理想となる世界になれば私はおとなしく退場します」
私はイチスに言った後イチスは最後に笑った。
「よかったですね。感情を最後にだせるようになって」
「よかった、か。まぁいい。拙者は貴殿に負ける。それはどうあがいてももはや揺らがんからな。それに最後だが貴殿のこの異能顕現、理解できた。決してチートすぎるわけでもない。拙者の推測がただしければ貴殿の異能顕現は」
私はイチスが何かをいう前にイチスの顔を潰し、最後に体を潰した。




