セブンコードの死
刻印とセツの戦闘が終わった頃、東ステイティア城の王の部屋ではガルンと混沌のボスが喋っていた。
「刻印がやられたみたいですよ。我らが王」
「そのようだな。刻印はセブンコードでもやる方だったがまさかやられるとは。やつは異能の使い方がうまかった。異能を与えた時は体が拒否反応を起こし、足がつかいものにならなくなったというのに」
「そうですね。異能の使い方に関しては俺も奴を認めてますよ。車椅子生活になってもやつは異能の使い方を考えていた。足には刻印の異能を刻みまくり他者の魔法や異能を詰め込んでいた。車椅子にも刻印を刻み、防御や速度を上げるものを刻んでましたからね」
ガルンは混沌のボスに言うと混沌のボスはガルンに視線を向ける。
「余達はどうやら敵を侮っていたようだ。ツブキにさえ警戒していればどうにでもなると」
「俺も敵を侮っていました。まさか刻印があいつに負けるとは。俺たち半グレを狙っている修道服を着た女どもになら負ける可能性はあったと思うんですけど」
「......厄介なあの女どもか。余は奴らがきにくわん」
混沌のボスはガルンを睨むとガルンは混沌のボスに
「王よ。大丈夫です。やつらには天敵をむけておきます。ですからあの忌々しい奴らも流石に死ぬと思いますよ」
「そうかそうか。では期待しておくとしよう」
混沌のボスは不敵に笑うとガルンも同じように笑っていた。
セツと刻印の戦闘が始まった頃、別々に転移したツブキ達のうち、赤は戦闘がはやく始まったが赤はなぜか追い詰められていた。
「あんた、なかなかやるじゃないの。あたいの熱についてこれるなんて」
「熱なんてバカらしいですね。ガルン様があなたはもりあげずに冷酷に殺せと言っていました」
赤の前に立つもの。そこにいるものはまさに異形と呼べる姿。人間ではなく四足歩行で歩き、背中に八本の腕。顔は三つ、人間のような顔だが死体からくっつけたような顔をしていた。
「私の名はケルベ・ニン。ケルベ三兄弟の一人です。私に感情などありません。よってあなたの異能。熱を上げる異能におこたえすることもできません」
「バカね。感情がないってんなら目覚めさせてやればいいのよ。それこそが熱ってものよ」
「そうですか。では適切に処理いたします」
ニンは赤に向け八本の腕を一斉に向け、赤は二、三本は破壊するが残りの五本はもろにくらう。
「ぐっ!」
「私は後だしという異能を与えられています。ですからあなたに攻撃があたれば私のもう一つの異能、インパクトが発動します」




