ツブキの相手
僕が転移した場所には味方はおらずただ敵が一人、僕の前に立っていた。
「ツブキ・ドゥンが来たかー。おいらのとこに来たかー」
僕の前に立つ黄色いパーカーを着ている男、暴食が目の前にいた。
「君は確か暴食だったかな?」
「そうだよー。タケイサ組では世話になったね。あの時みたいになめたりしないし最初から全力でいくね」
暴食は僕に言うと手のひらが口になっている両手を前にだす。
「おいらは全力をもって喰らい尽くす。異能顕現 暴食のかぎり」
僕に向かって暴食は言うと僕の周りに大量の口が現れ、それが僕を食べようとしてきた。
「そんなもので僕はやれないよ」
僕は影の異能で影の剣士を強化状態で召喚し、僕の周りにある口を全てきりふせる。
「お、おいらの異能顕現、が」
「君はセブンコードとやらじゃないんだろ?それに黒騎士よりは弱い。違うかな?」
「そう、だな。おいらはセブンコード、じゃない。でも簡単に殺されるわけにもいかない!」
暴食は僕の影の剣士をくおうとしたが影の剣士は暴食のだした口を全てきりさき、いっきにまあいにはいる。
「これは、おいら運が悪いな」
「運も悪いし実力もあの時よりかなり強くなっているからね」
僕は暴食に言うと影の剣士は暴食の体を斬ろうとしたが暴食の腹部で影の剣士の剣がとまる。強化状態の影の剣士の剣をとめた?そんなにやつの体は硬いのか?
「おいら手のひらがこんなんだし人間じゃないって言われても仕方ないけどさ。できるだけ人間っぽく死にたかったんだ。でも簡単にやられてしまうのも名持ちとして恥ずかしいじゃないか。だからおいらは人間を捨てる」
暴食は僕に言った後上半身の服を脱ぐと上半身は口だらけだった。
「な、何その体」
「おいら達のボスから異能を授かれば異能顕現より強い異能を使えるようになる。けどこれは異能顕現と違って簡単にはつかえないきりふだ中のきりふだ。これを使えばおいらは、もう」
暴食の体は全身黒く染まっていき体のいたるところに口がでてきていた。
「コンナ、ミニクイスガタ。オイラ、ナリタクナカッタ。デモ、ツブキ。オマエヲタオスニハ、コレシカナイ」
「本当に人間をやめたみたいだね。なら僕もそんな君に全力で応えよう」
僕は異能顕現で影の世界をつくり、影の兵士 剣士をたくさん召喚する。
「コレハ、コレハ、スゴイ」
「僕の全力。君に見せてあげよう。暴食」
僕は影の剣士を大量に暴食に向け、暴食はそれに対処した。




