キルシン
僕のぶつけた影の剣士の攻撃は防御壁を攻撃しても無傷だった。
「この程度であれば私の防御壁をこえることはできん。やはりお前たちは」
「待って待ってキルシン。今から壊すから」
僕は召喚してある影の剣士に自分の影を繋げる。
「強化。影の剣士」
僕は影の剣士に異能で影の力をおくりこむと影の剣士の剣は立派で硬そうな影の剣に変わる。これも僕か赤達と訓練してる時に身につけたもの。影の世界の強化だけではなく、異能顕現以外のことももっと上手く使えるようにならないとね。
強化された影の剣士はキルシンの防御壁をいとも容易く斬った。
「私の防御壁を、簡単に」
キルシンは多少驚いた後、一度咳き込む。
「驚きはしましたけどもう一個はらせていただきます。防御壁・対異能特化」
キルシンはもう一度巨大な壁をつくり、僕の異能で召喚し、強化した影の剣士で攻撃したが壁を両断することはできなかった。異能特化と言っていたから異能には強い壁というわけかな?でもそれなら
「僕自身が攻撃してみればいいだけだよね!」
僕はキルシンの異能特化型防御壁を殴るとそれは簡単に砕けた。
「なかなか賢いじゃないか。勇者殿が言っていたことは本当のようだ。ツブキ殿は強いとな。そしてそのツブキ殿が連れてきた方々が皆弱いわけではないだろうからな。実力を疑って申し訳なかった。ツブキ殿」
キルシンは僕に頭を下げると僕はキルシンに顔をあげるように言う。
「こんな状態の時にきたんだしろくに戦力にもならないやつがきたら腹が立つのはわかるからね。気にすることはないよ」
「そう言っていただけると助かります。避難所には私以外にもう一人、避難所を守る男がいます」
キルシンは僕達に言った後、キルシンの背後に一人の男が現れた。男の見た目は背中に巨大な鎌を背負っており、顔は細長く体型の方は普通の男だった。
「キルシン。何してるの?サボり?」
「それはお前だゼクトス。なぜここにいる。お前には避難所を守るように言っただろう」
「キルシンがサボるの見えたから私もきた」
「サボりじゃないですよ。全く君は」
キルシンはゼクトスと呼んだ男に呆れながら言うとゼクトスは巨大な鎌をぬく。
「こいつら敵?キルシン」
「違いますよ。この人達は勇者殿が連れてきてくれた助っ人です」
「は?キルシン。私の前で勇者様、オサヌ様を愚弄しないで。オサヌ様が助っ人なんて連れてくるわけないじゃない」
ゼクトスは巨大な鎌を僕に向けてきた。なぜ僕?




