青
僕、ツブキは黒騎士の戦いの後、赤と青と共にお互いに強くなるために三人で戦い、自分の実力を上げる訓練をした。数日で済ませるつもりが数十日かかっており、セツも途中から僕らと共に訓練するのに合流してきた。
黒が僕達三人が訓練している場所を教えたらしい。
「私もあんた達の訓練に混ぜてちょうだい」
「あ?あんたみたいな弱い人があたいらの訓練に」
セツは僕達の前で頭を下げると赤が近づきながら言う。確かにこんなこと言うのもあんまり良くないかもだけど僕ら三人に比べればセツは弱い方だ。普通の人からすれば強いのだろうけど。
「私がこの中で弱いのはよくわかっている。だからこそツブキやあなた達二人を利用して私は強くなる。それだけよ」
セツは赤に言うと青がセツに近づき
「赤。こんなやつ教えるだめ。カイナ様の理想遠くなる」
「うるさいよ青。あたいはカイナ様の命令は聞くけどあんたの命令は聞かない。あたいはあたいのやりたいことをやる。そしてカイナ様の理想とする世界の為に戦う。だからこいつはあたいが鍛える。もしこいつらがあたいらに敵対するならあたいが始末する」
赤が青に言った後、青は呆れながら
「私知らない。カイナ様怒られても」
「別にいいわ。あたいの責任だからね。怒られる前提でやっているし。でもあたいはこの子の熱意とあの目が気に入った。だからあたいはこいつを鍛えるわ」
赤が言った後、赤はセツに近づき、赤を前にかまえる。
「仕方ない。私達。つめはいる」
「つめはいるって最終調整的なこと?」
僕は青に聞くと青は首を縦に振る。
「わかった。それじゃ君らのおかげで強化された僕の異能顕現を見せよう。異能顕現 影の世界」
僕は青と僕を中心に異能顕現を使う。僕の影の世界はまだまだ成長性のあるもの。それが赤と青のおかげで強くなった。だから青にみせる義務はあるだろう。
「こい」
「行くよ。影の剣」
僕は青の頭上に影の剣を何本かせいせいする。今まで武器とかはせいぜいつくれて一本とかだったけど強化された僕の影の世界では僕の思う通りに武器を複数生成できる。ただし、一種類の武器限定だ。
「せい!」
「水の剣」
青は手のひらから水の剣を地面に何本かつくり、僕の影の剣に対抗する。
「私の勝ち」
「それはどうかな!」
僕と青は互いに武器をつくり撃ちあう。青は異能使いじゃなく魔法使い?らしい。水の魔法なら誰にも負けない自信があると自負していたからね。




