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勇者パーティーを追放された影の異能使い  作者: アークマ
第六章 中央ステイティア襲撃編〜混沌〜

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センゴー 過去 2

 カタローが僕についてきて数日後、今度はタチツキが僕に絡んできた。


「がははは!噂は所詮噂と思っていたがまさか本当に誰かの下についたとはな。カタロー」

「なんだバカがきたのか」

「がははは!バカとはなんだバカとは。我は強いんだからバカでかまわん!がははは」


 この人は脳筋っぽいっすね。まぁサクッと倒して移動するっす。

 自分はタチツキを倒して別の場所に行こうとするとタチツキもなぜかついてくるようになった。


「なんでバカまでついてきてるんだ」

「がははは!我に勝ったんだ。我は勝者に従う。それだけだ!がははは」

「え、いや自分別に命令する気とかないっすよ?」


 自分はタチツキに言うとタチツキは首を横にふる。


「我は我をまかしたものについていくと昔から決めている。それがお前だ。すまんが名前も教えてくれ」

「別に名前教えるくらいならいいっすけど。センゴーっす」

「がははは!我はこれからお前についていくぞセンゴー。あ、下につくと言っても関係性は対等に」


 別にいいっすけどはやくあの人を殺したやつを探さないといけないっす。

 中央ステイティアを歩きまわり、情報屋に頼んで情報を集めて数年。最近になってどこかの教会で自分を育ててくれた親を殺した奴は殺されたらしいっす。情報屋によると自分が世話になった孤児院の院長は善人すぎて同業者にとっては邪魔だったから消されたらしいっす。自分の目的がなくなってどうしようかと中央ステイティアの表通りを歩いていると騎士団の募集をしていたので入ることにしたっす。カタローとタチツキも一緒についてきたっす。

 自分は騎士団の弱さに驚いてこのままじゃ中央ステイティアの人達が苦しむことは間違いないと思ったっす。だから騎士団を強くしようと思ったっすけど自分のやり方はだめっぽかったっす。自分はもっと強くなろう。セツパイセンと戦った時、そう決めたっすけどね。




 僕、ツブキは黒騎士に槍で刺されたセンゴーに近づく。


「センゴー!大丈夫?」

「こ、これ見て、大丈夫と、思うっ、すか?自分は、もう、ここまで、みたい、っす」


 センゴーは苦しそうに僕に言った後、口から地面に血を大量にとばす。


「ガルンからの依頼はこなした。これにて俺は帰らせてもらう。俺の実力の前ではお前は弱い。このままではお前の仲間はまた死んでいく。東に来るのであればそれを覚悟してくるのだな」


 黒騎士はそれだけ言うと僕達の前からさる。黒騎士が去った後、僕はセンゴーの胸に刺さった槍を抜いて僕の異能でセンゴーの傷口をふさぎ、センゴーをかつぐ。僕の異能、まさかこんなこともできるとは。ポーションも飲ませたしまだ間に合うはず。

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