サング組員
「何人かはもう王都にいるらしい。奴らの目的としてはまずこの王都で活動する拠点をつくることだと思われる」
サランドさんは紙を読みながら言うと僕はサランドさんの話を大人しく聞く。
「現状こちらにきている構成員は武闘派の三人とあとは舎弟を数名。武闘派三人の名前は槍のチェイサー。剛力のカエンド。そして、」
サランドさんが最後の一人を言おうとした瞬間、持っていた紙をふるわせる。
「まさか、そんなバカな。奴が本当に来ていれば」
サランドさんは慌てて立ち上がり、僕の肩に手を当てて言う。
「一人はすぐに殺さないとダメな奴だ。名前は爆破のアキザ。アキザは異能使いで触れたものを爆弾に変えたり、瞬時に爆破させるいかれた野郎だ。サング組でも扱いに困っていると聞いたからこっちにくる時は組長とくると思っていたのに。だから私達とアキザをやるのを手伝ってくれないか?奴らの狙いとしてはアキザを殺された報復として私達に抗争をしかけてくるだろうからね」
なるほど。サング組としては厄介者を始末できるし組のものがやられればタケイサ組に抗争を挑む理由にもなる。でもそれならタケイサ組じゃないやつで挑むしかなくない?
僕が考えているとサランドさんが
「ミサキの護衛はしばらくナグモに任せる。だからお前はその間に私の呼ぶ冒険者とそいつを殺すかもしくは異能を使えない状態にしてくれ。頼む」
サランドさんが僕に頭を下げる。そんな頭を下げなくてもいいのに。
「確かに爆破の異能使いでヤバい奴となれば大変ですからね。わかりました。その依頼ひきうけます」
「色々とうちの組のことで迷惑をかけてすまないな」
爆破の異能を持つ奴がヤバい奴なら色々王都で被害を出されると困るのは僕の方でもあるし別に気にしてない。
「そいつは今どこら辺にいるかわかるんですか?」
「ああ。おそらくここにいる。ここはうちの事務所も近いからな。多分そこを爆破しようとも思っているんだろう」
サランドさんはマップを出して爆破の異能を持つアキザという男がいる場所らへんを指で指す。
「そこには私の仲の良い冒険者を二人くらい呼んでおくから合流してから攻めてくれ」
サランドさんは僕にいうと僕はギルドマスターの部屋から出てまず商店エリアに向かって道具を揃えることにした。ナグモだから大丈夫だと思うけどミサキと二人だと心配だしはやく終わらせるようにしないとね。
僕は急いで商店エリアに向かった。




