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勇者パーティーを追放された影の異能使い  作者: アークマ
第四章 動きだす組織編

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サング組と混沌

「無様っすね。あの極道で武闘派が多いと言われたタケイサ組がこんな惨状になるとは。無様すぎて自分笑えないっすよ」

「笑うといいよサラマ。お前の嫌いな極道組織はこんな惨状なんだからさ」


 サランドはサラマに言うとサラマはサランドの胸ぐらを掴む。


「自分をあんまりコケにしないでほしいっす。こんなん後味が悪いだけっす。自分は確かに極道は嫌いっすけどこんな人が一方的にやられているのを見たら嫌いな極道でも笑えないっす」


 サラマはサランドの胸ぐらを掴みながら言った後、医療室から出て


「死体の処理はしといてやるっす。その後サング組の連中を潰すための情報をやるっすよ。自分は優しいっすから」


 サラマはそれだけ言った後、タケイサ組の事務所内を歩く。


「タケイサ組の組長。ミントの兄貴のこと感謝します。それに一度は襲撃し、アマイを殺すのに関与した俺を殺さず休ませてくれて」


 チェイサーは僕達の前で頭を下げるとサランドは


「今のお前は貴重な戦力。みすみす殺すようなことはしない。助けた分働いてもらう」


 サランドが言うと土下座していたミントの隣でチェイサーも土下座し


「無論そのつもりだ。もはやサング組はないと思っている。バララは必ず俺とミントの兄貴が殺す」


 チェイサーは土下座をした後、顔を上げてサランドに言う。


「いい顔だ。それに私もそのバララってやつにはけじめをとってもらわないと困る」


 サランドはチェイサーとミントに言うと二人は


「そうだね。あのバカには責任をとらせないと」

「そうですねミントの兄貴。バララだけはボコボコにしなければいけません」


 チェイサーとミントは恨むように笑い、サランドは医療室から出た。




 ツブキ達が医療室で話している頃、南ステイティアのとある場所では


「あー。けっこうあらしたなぁ。これでサング組の奴らの力は借りなくてもいいかな。バララのやつは人望ないから全然信用されてないし」


 暴食は南ステイティアのある場所で一人でぼやいていると、車椅子に座った前髪で片目が隠れているやせほそっている男が現れた。


「油断はだめだ暴食。人形使い殿は油断するなと言っていた。我々は人形使い殿が来るまでは思い切った行動をしてはいけない。ヒズラミを始末した今、しばらく我々はなりをひそめるべきだ」

「んなこと言ってもよぉ。タケイサ組のこうせい員はけっこうやったからよ。あいつらは来るとしても少数精鋭になると思うぜ」


 暴食は笑いながら車椅子に座る痩せ細った男に言った。

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