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勇者パーティーを追放された影の異能使い  作者: アークマ
第3.5章 南ステイティアでの準備

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ガイン

 サランドが僕に言った後前に出ようとするとアスベルが装備している長い大剣の二本のうち一本をささえにしながら、僕とサランドの前に出た。


「ツブキと親父の、手を借りるまでも、ない。こいつは、俺が、や、ごふっ」


 アスベルは血を吐血しながら僕達に言う。アスベルは確か異能を使えない。


「無理よくない。お前私に勝てない。お前弱い」

「はっ。バカなこと、言うんじゃ、ねぇよ。異能が、ないと、勝てない、くせに、よ」


 ガインはアスベルの顔を狙い手を近づけた瞬間、僕は異能で召喚した影の弓兵でガインの片腕を貫く。


「これくらい。大したことない」

「じゅうぶんだツブキ。感謝、するぜ」


 アスベルはガインの懐に入るとガインの体を袈裟斬りする。ガインは避けるのがまにあわず体を両断されることはなかったが今のアスベルの攻撃で相当な深傷をおった。


「私、こんなとこで、死ねない。まだ、死ぬわけ」

「うるせぇ。お前はここで、このアスベルが、斬る」


 アスベルはよろけているガインにゆっくり近づくとガインはアスベルが近距離にまで近づいた瞬間、顔めがけて異能を使う。


「これで、終わり」

「それは当たらないよ」


 アスベルは大剣でガインの攻撃を防いだ後、両手をもう一本の大剣で斬り落とし、最後に胸を刺す。


「ごふっ」

「これで終わりだ。ガイン。お前は強かった。下手をすれば俺が負けていた」

「そんな、言葉、いらない。私負けた。ヒズラミの兄貴ごめん」


 ガインはそこまで言った後、空間が消滅し、そこにヒズラミがいた。


「どうやら俺様の自慢の戦士はやられたみたいだね」


 ヒズラミは僕達に言った後、アスベルも倒れた。


「だが無駄死にではないらしい。そこのやつもかなり危ないだろう」

「......ツブキとミント。この場は任せていいか?私はアスベルを治療してもらうから」


 サランドが僕とミントに言った後、ミントは


「私はタケイサ組の組長に賛成だが君はどうする?」


 いや僕も賛成だけど。アスベル相当な深傷をだしこのままだと死んでしまう。


「僕も賛成だよ。でもヒズラミは」

「ヒズラミなら大丈夫だよ。だってこいつは」


 ミントが言った後ヒズラミは両手をあげて降参のポーズをとっていた。


「残念ながら俺様じゃお前らには勝てない。ガインがやられた時点で俺様は詰んでいるのさ」


 ヒズラミは僕達に言った後、サランドはアスベルを連れて事務所に走っていく。


「それでヒズラミ。君は一体何がしたかったんだ?」

「言ったろ?決着をつけたかったって。それだけさ」

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