チョウ・ヒン
「俺の異能はわからないやつにはバラさないけどわかっているならばらすじゃん。俺の異能は自分が触れたものを自在にする力?って言えばいいじゃん」
「自分でもわかってないってお前は馬鹿のようだな」
「何とでも言えばいいじゃん。俺は感覚でやってるじゃん。だから言葉にするのは難しいじゃん」
チョウはグラウに接近し、ナイフで斬りかかるとグラウはチョウの腕を蹴りでへし折る。
「なっ!」
「別にお前の異能は腕さえ折ってしまえば問題ないだろ?手で触れたものにしか使えないならな」
グラウがチョウに言った瞬間、グラウはチョウから距離をとるとグラウが先程いた場所に小さな石がとんできた。
「俺に攻撃する前に石を投げていたのか。だがその程度なら予想できる」
「は、はは。ばけものじゃん。俺も片腕おられたし。でも」
チョウは折れた片腕を地面につけ、石とかに触り、グラウに向かってとばす。
「かなり痛いがこれくらいはできるじゃん!」
「へぇ。ざこにしてはいいな。つかえるものはつかう。その戦い方は嫌いじゃない。でも」
グラウはチョウに接近し、チョウの顔を掴んで地面に叩きつける。
「がっ」
「見下すつもりはないけど所詮ざこはざこ。俺には勝てない」
グラウはチョウが地面に落としたナイフを拾うとチョウの胸部に刺す。
「これで終わりだ。ママ。邪魔して悪かった。こいつの死体は」
チョウの胸部を刺し、殺した後グラウはチョウを背負って娯楽エリアから出ようとしたがチョウを背負う前にチョウの死体の前にまた新たに一人の男が現れた。男は武器に薙刀を持っており、みためは顎髭がとても長い男だった。
「チョウ。お前がもう死ぬとはな。わしはあまり先に行くなと言ったのに。全く。お前に兄貴と呼ばれない日がくるとは寂しく感じる」
顎髭の長い男はチョウを背負うとグラウを睨む。
「わしの名はカン・サウン。貴様の名は?」
「俺はグラウ・スー。お前はなかなかやりそうだな」
グラウは身構えながらカンと名乗った男に言う。グラウがまだ戦ってもないやつを強いやつと認めるなんて。
「こんな狭い場所で貴様とやりあうつもりはない。チョウの仇は必ず撃たせてもらう。わしらサング組は数日後にこの南ステイティアを地獄に変える。楽しみにしておけ」
カンはチョウを連れて逃げた後、グラウは僕に
「ツブキ。めんどくさいけど俺もサング組と戦うやつに参加させてもらう。そうでもしないとこの娯楽エリアに被害が出るかもしれないからな」
「わかったよ。僕はサランドさんに伝えておくね」




