グラウ・スー
「よく覚えてたね。めんどくさがりなのに」
「強いやつのことは覚えてるよ。働かないで生きていくためにね」
関係なくね?って言いたいけどまぁいいや。
「でもグラウもけっこう遊んでるんだね。娯楽エリアにいるなんて」
僕はグラウに言うとグラウの近くにいた女性が
「グラウちゃんは遊んでないわ。私達の店を守ってくれたの。最近極道や半グレがうちの店にちょっかいかけてくるから」
グラウの近くにいた女性が言うとグラウは
「俺は何もしてないよ。ただ弱い奴が調子に乗っているのがムカつくだけ」
グラウってめんどくさがりだけどいいやつではあるんだな。
「最近半グレとかよくこの店に来てるんですか?」
「そうなんです。うちのお店はお客様に気分よく帰ってもらうお店なんですけどうちのスタッフがお客様と仲良くしてる際に無理やりそのスタッフと仲良くしようとしたりする悪いお客様が多くて。その方々が大体、この南ステイティアは自分らのものになると言っているので」
それは確かに半グレかもしくはサング組だろうな。それが本当にバカな奴。
「まぁそのしめた奴から聞いたんだけどよ。近々攻めてくるらしいぜ。そのサング組?って奴らが。俺がしめたバカは今まで南ステイティアに潜んでた半グレらしいぜ」
小さい組織でも南ステイティアに半グレがいたのか。サング組が近々攻めてくるってことはもうこっちにいる可能性も
「何だ何だ?俺らが楽しんでんのに邪魔すんなじゃん」
僕とグラウが話しているところに一人、武器を持った男が現れた。男は紫色のショートヘアーに両手にダブルナイフ。服装は黒いTシャツにズボンは青い長ズボンでポケットのあるところに銀色に光っている紐のようなものをつけていた。
「俺はサング組のチョウ・ヒンだ。この娯楽エリアをとりにきたじゃん」
「ふーん。お前みたいなザコが?」
グラウはチョウと名乗った男を煽るとチョウはグラウにナイフで斬りかかる。
「おらぁ!」
「遅いよ」
グラウはチョウがナイフを振りおろす瞬間にナイフを持っている腕を蹴り、ナイフが宙に浮かぶ。
「ふっ!」
「!!」
グラウはなぜかチョウから少し離れるとグラウがはじいたナイフがグラウが少し下がる前の場所におちる。
「お前、まさか見えているのか?」
「そうだな。見えている、と言っておこうか」
グラウがチョウに言うとチョウは地面に刺さったナイフを手を使わずに抜く。あれはあいつの異能か?ナイフを自在に操る異能とか?




