戦力増強
僕、ツブキは黒と別れ、ギルドに向かうとギルドの入り口にはちょうど依頼を受けに向かうナグモ、セツ、ミサキの三人がいた。
「ツブキ」
「ナグモ達は今から依頼を受けるのか?」
「ああ。お嬢の昇格試験も近いからな」
「そうなんです!私昇格試験が近いのツブキ!」
ミサキが胸を張って言うと僕はミサキの頭を撫でてやる。
「き、急にどうしたんですかツブキ」
「いや。頑張ってるなと思ってね」
僕はミサキの頭を撫でながら言うとナグモは
「あんまりお嬢をあまやかさないでくれツブキ。依頼中に気をぬかれたりしたら困るからな。ま、そん時は俺が守るが」
「ナグモがダメな時は私がいるから大丈夫よ」
セツとナグモは僕に言った後僕もミサキの頭を撫でるのをやめ、三人と別れた後、ギルドの中に入る。
「すいません。ギルドマスターに会いたいんですが」
いつもなら大体直で行くんだけどあまりいきすぎるとなんか疑われるしな。何を疑われるかわからんけど。
「えーとあなたは確かツブキさんですね」
「はい。ツブキ・ドゥンです」
僕はあいてにしてくれた赤い髪の受付嬢に言うと一旦受付嬢は書類のあるとこに戻り、一枚の紙を渡しにきた。
「ギルドマスターはしばらく忙しいとのことであまり多くこちらに来れないかもしれないと言っていました。それでツブキさんがきたらこれを渡してほしいと」
僕は受付嬢に渡された紙を読むとそこにはグラウを連れてタケイサ組の事務所に来てほしいと書いてあった。あいつはかなりのめんどくさがりだが実力はあるし、それに異能も相手の行動を先読みする異能。きっと戦力にするに違いない。
僕は受付嬢に言われた後、紙に書いてあった地図をもとにグラウの住んでる場所?に向かう。グラウの住んでいる場所は娯楽エリアの近くだった。グラウってここら辺に住んでるってことは娯楽エリアでよく遊んでるのか?
僕は娯楽エリアに入ってグラウを探す。書いてあった家の中にはいなかったからね。
「グラウちゃん。いつもありがとね」
「別に大丈夫だよ。俺はこの娯楽のエリア好きだからよ」
娯楽エリアの華やかな店からグラウらしき人が出てきた。うーん。久々に会うからあれがグラウかの確証がないなぁ。僕はとりあえずグラウと呼ばれていた人のとこまで近づき話しかける。
「あのー。グラウさんで会ってるよね?」
「ん?お前は確か、んー。ちょっと待ってくれよ」
グラウは何かを思い出そうとすると
「あ!思い出した!お前ツブキだな!」




