とある夏休みの夏祭り2
ガチャ
恋華 「‥‥久しぶりに裕くんちに来た。」
オレ 「小学生の時以来か?イチゴオレでいいよな?」
恋華 「うん。ありがとう‥‥。」
オレ 「先に部屋行っててくれ。」
‥‥
‥‥
ヤバイんじゃないか?
冷静に考えたら自分の部屋に女子を連れ込むだと?これは‥‥とんでもない事を口走った気がする。
しかも無意識にとても自然な流れで美少女を部屋に連れ込んじまった‥‥。オレってそんな才能もあったのか?
なんて冗談も言ってられないか‥‥。恋華の奴‥‥おそらく覚悟を決めた様な顔をしていた。わざわざ誰も居ない夏祭りの日に押し掛けてくるくらいだ‥‥それなりに時間をかけて考えたんだろう。もしかしたら今日オレの中で何かが変わってしまう様な予感がある‥‥。参ったな‥‥。
オレ 「入るぞ!ほい!イチゴオレ。」
恋華 「ありがとう。ラノベと漫画いっぱいだね。」
オレ 「あ?まぁーそれしか趣味ねーし。」
「そんで?花火バックレてまで何の用だ?」
オレはいきなり本題に入る事にした。あまり、だらだらしている時間も無いし幼馴染と自分の部屋で二人きりという状況も正直緊張してしまう。
恋華 「裕くんはさ‥‥」
「裕くんはずっとこのままでいいの?」
‥‥
‥‥
ずっとこのまま‥‥か。
オレは珍しく真剣に質問の意味を考えていた。
恋華の言いたい事は分かる。勉強も運動も友人付き合いも全てにおいて、のろりくらり周りに合わせて適当にやり過ごすつもりなのか?って事だろう。
オレの中で答えは決まっている‥‥。しかしその事を今この場で恋華に伝えるべきかどうか判断出来なかった。
恋華 「昔の裕くんはさ‥‥人気者だったよね? 誰にも優しくて何でも出来る‥‥。性格だって明るかった。」
オレ 「そんな時期もあったかもな‥‥。」
恋華 「今だって本当は優しいし本当は何でも出来るんでしょ?期末だってめっちゃ点数取ってたし。」
オレ 「補習が賭かってたからな。それにお前の方が点数良かっただろ?」
恋華 「わざと負けたんでしょ?目立ちたく無いから満点取らなかっただけ。」
お見通しかよ‥‥。
恋華 「私いったよね?真剣に質問に答えてって‥‥。約束したよね?」
オレ 「‥‥真面目に答えたさ!美しい胸が嫌いな訳ないだろ?それに身長が低い方が好みなのも事実だ!」
恋華 「へぇー」
「それじゃあ中身は?どういう性格がいいの?見た目が全てなの?肝心な所はいつもうやむやにするよね?」
オレ 「‥‥質問には1つ答えたさ。タイプと聞かれたからロリ美乳と答えたまでだ。オレの中ではタイプ=容姿と捉えたんだが?間違えか?」
恋華 「‥‥答える気は無いんだね‥‥。」
オレ 「あぁ!今のところは必要無いだろうな。 」
恋華 「‥‥分かった!じゃあー此方も今から切り札を使います!」
オレ 「‥‥」
「待ってくれ。本気か?どっちにしろ元には戻れなくなるぞ?」
恋華 「‥‥うん。覚悟決めてきたから。」
‥‥恋華は大きく深呼吸した。
恋華 「私は裕くんの事がずっと好きです。」
「小学生の時から今の今までずっと好きでした。私と付き合ってください‥‥。」




