実力テストなど滅べば良い2
突然だが、皆さんは実力テストについてどう思われるだろうか?
あくまで個人的な感想だが、学校生活において、あれ程意味の無い儀式は他にないと思うのだ。しかもテストが始まる前に、「成績には関係無い」と言ってやらせるのだから、いよいよもって意味が解らない。人生で最も下らない時間だと思っている方も少なく無いだろう。もちろん真面目にやる訳が無い。
オレは中学時代に1度だけ実力テストを全教科0点という結果を出したことがある。成績に関係無いと言っていた担任に放課後呼び出され、執拗に説教をされた。担任の言い分に1ミリも納得出来なかったが、相手にするのも面倒なので黙って話を聞いててやった。そもそも、真面目にテストを受けさせたいのであれば、成績に関係無いなど口にしなければ良い筈だ!もしくは、赤点を設定しペナルティーを設けるとか、効率の良いやり方があるはずだ。やるべき事をせずに人に説教するとは、愚の骨頂である。
柄にもなくグダグダと語ってしまったが、本題に戻ろう。
「実力テストなんて滅べば良い!」
オレは、あの日の屈辱を忘れられず、実力テストに対し、ある攻略法を思考していた。
糞ほど下らない実力テストをテキトーにやり過ごす唯一無二の攻略法‥‥それは、各教科の最高難易度の問題のみ解答し正解する事だ。最高難易度の問題を一問一殺すれば、実力を証明している訳だから、何も文句はあるまい。
そして、今回の実力テストで今まで溜まりに溜まった鬱憤を晴らすべく、オレは作戦を実行に移したのだ!案の定、恋華がテスト結果の勝負を持ち掛けてきたが問題ない。先ほど返却された答案用紙で自分の点数を確認し勝利を確信した。25点。つまり、一問一殺に無事成功した訳だ。フハハハ悪く思うなよ!
オレ 「じゃあー始めるか?」
誠 「‥‥オーライいつでもいいぞ!」
恋華 「‥‥‥‥異議あり!」
「この条件って裕くん負けないんじゃない?」
‥‥
‥‥
ちっ!土壇場になってステフ‥‥いや!恋華が気付きやがったか。
恋華 「引き分けは、裕くんの負けね!」
オレ 「お前!アッシ◯ンテって‥‥」
恋華 「何か文句でもありますの?」
にっこりとこっちを見ているが目が全く笑って無い‥‥。
オレ 「あ ‥‥ありません。」
誠 「惜しかったな!友よ!でも、気付いたの
が今で良かったんじゃないかい?」
オレ 「お前わざと黙ってたな‥‥。」
ギリギリのところで、必勝の作戦が看破されたがまだ大丈夫だ!いざ!勝負!
‥‥
‥‥
‥‥
‥‥
国語 数字 理解 社会 英語
誠 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯
恋華 ◯ × ◯ ◯ ◯
オレ 「フハハハ!残念だったな!お嬢さん!」
「さぁ!約束の‥‥。」
恋華 「ズルしようとしたよね?」
オレ 「‥‥‥‥」
恋華 「ズルしたよね?」
オレ 「はい‥‥。」
オレは、勝負に勝った筈だ‥‥。しかし現在、怒り狂った幼馴染にモーレツに説教されている。
何故だ?
そして放課後になった。
オレは現在、職員室にいる‥‥。
何故だ?
この後、担任と1時間程、口論をしたが、最終的には、
「義務教育で無い学校で成績に関係の無いテストを真面目にやる義務は無い!」
「むしろ1番難しい問題を解いているのに実力が解らないのか?」
と論破してやったよ。
‥‥
‥‥
親を呼び出された。
何故だ?
実力テストなんて滅ぶ以外に選択肢は無い。




