表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
書籍化決定!!したらS級美少女の先輩が通い妻になった  作者: アライコウ
第二部 妻になった先輩が迫りまくる夏休み

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/90

3-2 真天先輩とたくさんの動物

「唯人くん、まずは何を見ましょうか?」


 ワクワク顔の真天先輩と一緒に、入場してすぐのところにあった案内板を見る。


「猛獣エリアは……奥のほうみたいですね。まあ道なりに見ていきましょうか」

「一番近くはフラミンゴです! とっても綺麗なんですよ」


 さっそくそこへ向かってみると、鮮やかなピンク色の体をした鳥たちが群れを成していた。


「うわっ、マジでドピンクですね……なんであんな色なんですか?」

「解説がありますね。餌に含まれるカロテノイド色素によるものだって。だから生まれたてだと白いみたいですよ」

「そういう仕組み、異世界ファンタジーでも活かせそうだ。そうだ、写真をSNSにアップしよう」


 仲良さそうに向かい合っているフラミンゴをスマホで撮影する。


《小学生以来の動物園に来ています。フラミンゴすごいピンク色!》


 テキストを添えて、送信っと。

 少しすれば、リプライやいいねで反応があるだろう。


「ねえ、狩谷さん! わたしと唯人くんのツーショット、撮ってくれませんか?」

「私もそう提案しようと思っていたところでした。我和様、スマホをお貸しくださいますか」

「あ、はい。お願いします」


 狩谷さんにスマホを渡した。他の人は俺たちに遠慮して離れてくれている。


「はい、チーズ」


 ギュッと恋人繋ぎしたままで、もう片方の手でピースサインしている写真を撮ってもらった。


「どれどれ……うん、いい写真です! わたしのスマホにも送ってください」

「これはSNSにはアップできないですよね」

「ええ。でも……いつかわたしたちの関係を明かせる日が来たら、一斉放出しちゃいましょうか」

「……いつになるかな」

「早ければ早いほどいいです♪」


 俺たちはそれからも、様々な動物を見ていった。

 レッサーパンダ、チンパンジー、キリン、カバなどなど。

 俺は童心に返ったように、彼らの姿に感動していた。


「レッサーパンダって、一昔前にすごいブームになったって聞いたことありますけど、あの可愛さは納得ですよ」

「人間みたいに直立する姿がマスコミに取り上げられたそうですね。お父様とお母様も、その頃にこの動物園に来たって言ってました」

「チンパンジー、手だけであんなに身軽にひょいひょい移動してすごいなあ!」

「握力が人間よりもずっと強いそうですよ。森の生活に適してるんですね」

「キリンってなんであんなに首が長いんですか?」

「高い木の葉を食べるため、なんて言われてるみたいですね。あと首が長い方が、遠くの敵を早く見つけることができて有利だったとか」

「真天先輩、知ってました? カバって、実は地上最強の生物とか言われてるらしいですよ!」

「ふふっ、唯人くんってやっぱり男の子なんですね。最強ってワードに惹かれるんですか。デビュー作で書いたくらいですもんね」


 いろんな動物の前で、俺と真天先輩は貴重な写真をたくさん収めていく。狩谷さんがいなければ、見知らぬ人にお願いしないといけなかったからとても助かった。

 歩いているうちに、俺が一番楽しみにしていたエリアが近づいてきた。


「いよいよ猛獣エリアか……!」

「そんなに楽しみだったんですか?」

「男ですからね!」

「なるほど、いずれわたしを猛獣のように襲うためにその姿から学ぼうと?」

「全然違いますから!」

「おふたりとも、見事なバカップルぶりでございます」


 冷静にツッコミを入れる狩谷さんだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ