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1607_肉体のピークはいつのなのか? #肉体 #運動

「オムロンの創業者の立石一真は『人にほめられては有頂天になり、人にくさされては憂鬱になるなんて、ナンセンスなことだ』と言ってます。人の言葉に一喜一憂するのは当然のこと」


「やっほー、知識はいいぞ。世界一の美女サクラです! 今回は『肉体のピークはいつのなのか?』の話します。よろしく」


「人間、生きていれば必ず年を取ります。そうすると感じるのが肉体の衰え(サルコペニア)です。走れる距離が短くなったり、筋肉が減ったり、疲れが翌日にも残ったり、色々なシーンで肉体の衰えを感じるものです」


「衰えを感じるということは、以前はもっと動けていたということ。要するに肉体のピークがあったということです」


「そんな肉体のピークですが、いつ訪れるのですか? 若い頃はよかったと言っている人が世の中にはたくさんいますが、その多くは30代や40代です。肉体の衰えは20代から始まるのでしょうか?」


「一方で30代や40代で活躍するスポーツ選手もいます。肉体のピークは実は30代以降にくるのでしょうか?」


「今回は、肉体のピークを調べた研究から、いつ頃肉体のピークが訪れるのか考えたいと思います」


「参考文献はスウェーデンのカロリンスカ研究所の研究となります」


「研究者は肉体のピークについて調べるため、1958年のスウェーデンに生まれた男女427人(女性205人、男性222人)を対象にしました。16歳、27歳、34歳、52歳、63歳の五回のタイミングでデータを収集、47年間にわたる追跡調査を行いました」


「調べたのは主に三つの能力です。有酸素能力、筋持久力、筋パワーです」


「有酸素能力は長距離走もしくは自転車をこいでもらい、心肺機能を測定しました。筋持久力はベンチプレスをしてもらい、どれくらい回数を伸ばせるか測定しました。筋パワーは垂直跳びをしてもらい、脚のパワーを測定しました」


「他にも、身長や体重、教育レベル、日常の運動量などを調査して、肉体のピークはいつ頃なのか調べました」


「さて読者様、肉体のピークっていつ頃だと思いますか?」


「意外と早いのでしょうか?」


「20代の前半や20代の後半で既にピークを迎えていたのでしょうか? 大人になった頃にはもう衰えていく一方なのでしょうか?」


「それともピークは30代にやってくるのでしょうか?」


「30代に入った途端、体の衰えを感じる人も多いはず。30代で急激にパワーが落ちていくのでしょうか?」


「実はピークがやってくるのは40代、なんてことはないでしょうか?」


「案外、人間の肉体が限界を迎えるのは遅い可能性はないでしょうか? 長年アスリートが活躍できるのはピークが遅かったからではないのでしょうか?」


「はたして、肉体のピークはいつだったのでしょうか?」


「スウェーデン生まれの400人以上を長期間にわたって調査した結果、肉体のピークはーー」


「19歳~36歳でした!」


「これだけの振れ幅があるのは、項目ごとにピークに達する年齢が異なるからです。具体的に見ていきましょう」


「まず、有酸素能力ですが、これは男性も女性も30代半ばでピークを迎えていました。より正確に申しますと、男性は36歳、女性は35歳でした」


「ただし、これは絶対的な能力のピークです。相対的、つまり体重あたりの能力は男性が26歳、女性が31歳でピークを迎えます」


「次に、筋持久力ですが、これも男女ともに30代半ばでピークを迎えました。男性は36歳、女性は34歳でした」


「最後に筋パワーですが、予想よりも早いかもしれません。男性は27歳でピークですが、女性に至っては19歳でピークを迎えます。非常に早くピークを迎えるみたいです。垂直ジャンプが必要な競技は若ければ若いほど有利なのかもしれません」


「フィギュアスケートの選手はかなり若いです。10代で世界で活躍する選手が多く、20代になると引退も視野に入ってきます。もしかしたら、ジャンプ力の衰えが引退理由の一つなのかもしれません」


「ちなみに、研究では肉体の衰えについても調べています」


「ピーク直後の能力低下は年間で0.3~0.6%程度で、非常にゆっくり衰えていきます。しかし、60代に突入すると低下率は2%を超えるようになります」


「63歳時点で、ピーク時の身体能力から30~48%も落ちることになるみたいです。有酸素能力と筋持久力は30~35%の低下、筋パワーは40%以上も低下するみたいです」


「なお、衰えるスピードに関しては男女で差はありません。男性のほうが絶対的な身体能力は高いですが、同じように衰えます」


「ただし、衰えるスピードを遅らせることは可能です。一般人は63歳時点でピーク時の約65%の身体能力を維持していましたが、アスリートは80%以上も維持していました」


「普段からトレーニングをしていると、肉体の衰えにブレーキをかけることが可能です」


「若い頃から活動的だった人は60代でも高い身体機能を維持していました。若い頃から運動することは非常に重要です。若者はスマホを机に置いて、スポーツするほうが将来のためになります」


「もちろん、途中から運動を始めても大丈夫です。ちゃんと身体機能が向上していました。運動マジ大事」


「読者様も肉体の衰えに抗うため、普段からトレーニングをするようにしましょうね。タンパク質も忘れずに」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は肉体のピークについて調べたよ」


「スウェーデン生まれの400人以上を47年間追跡して、肉体のピークがいつなのか調べたよ」


「すると、有酸素能力と筋持久力は30代半ばでピークを迎え、筋パワーはもっと早い段階でピークだったよ」


「意外と早い? それとも遅い? もしくは予想通り?」


「今回の研究は身体能力の一面しか調べていません。有酸素能力、筋持久力、筋パワーの三つだけなので、他の指標のピークは不明です」


「また、サンプルが1958年生まれのスウェーデン人という超限定的です。結果の一般化は非常に難しいです」


「とはいえ、20代とか30代で肉体が衰えるのは当然のことです。抗いたければ運動なり筋トレなりしましょう。努力はきちんと実を結びます」


「思い立ったが吉日。今日から、運動や筋トレを始めましょう」


「気軽に始められるランニング。友達とわいわい楽しくテニス。ジムと契約して本格的に筋トレ。どれも素晴らしい選択肢です」


「今回は『肉体のピークはいつのなのか?』でした。物知りになりたい」


「ありがとうございました。次は『ダイエット中は食事の動画を見たほうがいい!?』です! バイバイ」

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