1559_AIのアイデアレベルは平均的な人間のアイデアレベルを超えているぞ #AI #アイデア
「5歳で初舞台を踏んだイギリス出身の映画俳優チャールズ・チャップリンは『真剣に考えていれば、アイデアは必ず生まれる』と言ってます。諦めなければ、なんだってできます」
「やっほー、知識はいいぞ。世界一の美女サクラです! 今回は『AIのアイデアレベルは平均的な人間のアイデアレベルを超えているぞ』の話します。よろしく」
「読者様はAIを活用していますか?」
「とても身近になったAIは誰もが利用できるようになりました。非常に便利なため、生活にAIが欠かせなくなりました。勉強、仕事、趣味、旅行、文章、画像、音楽、動画など、幅広く利用されています」
「しかし、そんな便利なAIといえど、不得意な分野があります。それは、アイデアです」
「アイデアに関してはAIに代替できないと言われており、まだまだ人間のほうが優れているとされています」
「でも、それって本当ですか? 本当にAIのアイデアは人間に負けているのですか?」
「AIの進歩って目覚ましいです。いつまでもAIのアイデアが人間に負けているのですか? 実はAIのアイデアレベルが人間を超えている可能性はないのですか?」
「今回は本当にAIのアイデアが人間に負けているのか確認したいと思います」
「参考文献はカナダのモントリオール大学の研究となります」
「研究者はAIのアイデア力を調べるため、拡散連想課題に挑戦してもらいました」
「拡散連想課題とは、意味が離れている10個の単語を挙げてもらうテストです。挙げた単語の意味が遠いほどスコアが高くなります」
「たとえば、犬と猫は同じ動物なのでスコアが低いです。腕とか、尻尾とかも動物の特徴なのでスコアが低くなります」
「反対に、宇宙と切手、砂漠とテーブル、などのように関連がまったくない単語同士はスコアが高くなります」
「このタスクのデータを、人間側は10万人分を用意し、AI側は複数の最新の大規模言語モデルが挑戦したのです。各AIは500回の試行を行い、平均値を算出しました」
「そして、結果を分析して、AIのアイデア力を調べたのです」
「さて読者様、最新AIの実力は如何ほどだったのでしょうか?」
「AIは文章の作成は得意ですが、アイデアは苦手と言われています。AIのアイデア力はまだまだ人間には遠く及ばなかったのでしょうか?」
「しかし、AIの進歩は著しいです。少し前まで破綻した文章や画像を生成していたAIですが、今ではほとんど破綻がなくなりました。アイデア力も大幅に進化している可能性があります」
「はたして、AIのアイデアはどんなものだったのでしょうか?」
「人間10万人分のデータと最新のAIのアイデア力を分析した結果、AIのアイデア力はーー」
「人間の平均を上回っていました!」
「ただし、すべてのAIが人間の平均に勝利したわけではありません。勝っていたのは上位モデルや最新モデルに限られます」
「まだまだ一部のモデルしか人間の平均を超えられないみたいです」
「しかし、話はこれだけで終わりません。AIは人間の平均には勝っていますが、創造性のスコアが非常に高いグループには大きく劣っています」
「創造性のスコアが高い上位50%の人間と比べると、AIは大きく負けていました。さらに言えば、上位10%と比べると明確な差がありました。そこにはAIが超えられない壁が存在しました」
「めっちゃアイデア力がある人と比べたら、AIのアイデアはカスレベルのゴミみたいなものだったのです」
「AIが勝てるのは、あくまで平均的な人間です。創造性がある人には遠く及びません」
「一応、プロンプトを改良することで、創造性のスコアを高めることは可能ですが、それでもアイデア力に優れている人は超えられません」
「研究では拡散連想課題だけでなく、複雑なタスクでも調査を行いました。俳句、映画のあらすじ、超短編小説などの創作をしてもらいました」
「ですが、人間には負けていました」
「現状では、AIのアイデア力は発想力が乏しい人間には勝てますが、アイデア力が素晴らしい人間には勝てないレベルみたいです」
「AIが今すぐにでもアイデアが人間を凌駕することはないみたいですが、創造性がない人よりも優れているみたいです」
「読者様はアイデア力がありますか?」
「平均的なアイデア力しかないようでしたら、自分で考えるよりAIに斬新なアイデアを考えてもらったほうがいいかもしれません。だって、AIのほうが優れているのですから」
「ただ、アイデア力に自信があるのならAIに頼る必要はありません。発想力が非常に高い人のアイデアはAIに負けません。自力でアイデアを捻出したほうがいい結果になることでしょう」
「ということで今回のまとめです」
「研究者はAIのアイデア力を調査したよ。10万人分の人間のデータと最新の複数のAIのデータを分析して、AIのアイデアレベルを調べたよ」
「すると、最新のAIは人間の平均的なアイデア力に勝っていたよ」
「でも、人間の上位10%には大きく劣っていたよ。まだまだ超えられない壁が存在するみたいだね」
「今回の研究で、AIのアイデア力全般を語ることはできません。アイデアの一側面を測定したに過ぎません。しかし、AIのアイデア力が向上しているのも確かです」
「AIが創作の補助ツールになっているのは間違いないでしょう。人間の得意なこと、AIの得意なことを上手く組み合わせていきたいですね」
「人間とAIは敵同士ではありません。上手く付き合うことが大切です」
「読者様もAIに代替できることはAIを利用し、AIができないことを自分でやりましょう」
「今回は『AIのアイデアレベルは平均的な人間のアイデアレベルを超えているぞ』でした。物知りになりたい」
「ありがとうございました。次は『甘いものを我慢していると甘いものへの興味は失われるのか?』です! バイバイ」




