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1546_SNSは使わないほうがいいのか? #SNS #人間関係

「幼いころからラテン語の特殊教育を受けていたフランスの思想家ミッシェル=エイケム=ド・モンテーニュは『心にもないことばよりも、沈黙のほうがむしろ、どのくらい社交性を損なわないかもしれない』と言ってます。時に語らぬが花もあります」


「やっほー、知識は素晴らしい。世界一の美女サクラです! 今回は『SNSは使わないほうがいいのか?』の話します。よろしく」


「読者様はSNSを使っていますか?」


「SNSはとても便利であり、使うのが当たり前の時代になっています。しかし、SNSを使うとメンタルを病むだとか、幸福度が下がるとか言われています」


「また、SNSは人間関係にも影響を及ぼします。ストレスから人間関係が崩壊したり、投稿を無視して関係が悪化するなど、SNSで人間関係が悪くなるという話は枚挙に暇がありません」


「ならば、質の高い人間関係を構築するにはSNSから距離を取ったほうがいいのでしょうか? それとも、SNSをやっているほうがいい人間関係を築けるのでしょうか?」


「今回はSNSと人間関係についてお話します」


「参考文献はイタリアのパドヴァ大学の研究となります」


「研究者はSNSの使用が人間関係にどういった影響を与えるのか調べるため、オランダの青少年1211人を対象に三年間の追跡調査を行いました。平均年齢は13歳、男子が53%です」


「まずは、参加者がどれくらいSNSを使用しているのか調べました。他人の投稿を確認する頻度(受動的利用)と自分から積極的に投稿したり、いいねをする頻度(能動的利用)を調べました」


「次に、人間関係について調査を行いました。どれくらい友達がいるのか、親友はいるのか、オンラインでの交流はどれくらい行っているかなどを調べました」


「そして、SNSの利用が人間関係に及ぼす影響を調査したのです」


「さて読者様、青少年がSNSを利用すると、人間関係にどういった影響があるのでしょうか?」


「友達は増えるのでしょうか? それとも減るのでしょうか?」


「SNSを利用すると世界中の人と繋がることができます。リアルでは知り合えない相手とも知り合いになることが可能です。SNSを利用している子供ほど、友達が多くなる可能性があります」


「しかし、SNSを利用していても、積極的に他の人と交流を持たないと友達が増えないでしょう。身内と交流するためにSNSを利用しているのならば、友達は増えません。もしかしたら、SNSを使っている子供ほど、友達が少ないかもしれません」


「また、友達の質はどうでしょうか?」


「SNSでの繋がりは基本的に薄いです。吹けば飛ぶような人間関係が多かったのでしょうか? 親友と呼べる存在はいたのでしょうか?」


「はたして、青少年がSNSを利用していると人間関係はどうなっていたのでしょうか?」


「1000人以上の子供たちのSNSの利用頻度と人間関係を調査した結果、SNSを利用しているとーー」


「人間関係の質が高くなっていました!」


「研究ではSNSの利用頻度で四つのパターンに分類しました」


「その一、低頻度利用者。SNSをあまり使わない人です。全体の30.1%」


「その二、高自己開示型。自分の感情に関する投稿が多いタイプ。全体の8.2%」


「その三、自己志向型。自分自身の写真やメッセージをよく投稿するタイプ。全体の7.6%」


「その四、オールラウンド。すべてのSNSを程よく利用するタイプ。全体の54.1%」


「この四つのタイプの中で、低頻度利用者は友達との関係の質が低いことが判明しました」


「しかも、この傾向は時間が経過しても続いており、ずっと友達の質が低い状態を維持していました」


「友達の質が低くなるのは、なにもSNSをやっていないから、ではありません。実は、調査が始まった時点でSNSを使っていない子供は知大の質が低いことが判明しています。SNSを使っていないからハブられたのではなく、そもそもSNSを使う相手が存在しないのです」


「要するに、友達に恵まれていないのです。友達がいなければ、SNSを使うこともないってことです」


「また、他人から注目されたいという欲求も低めでした。注目されたくないので、他のコミュニティに首を突っ込むこともなく、友達がいないままなのかもしれませんね」


「高自己開示型はオンラインでの友達が多く、他人から注目されたいという欲求が強かったです」


「自己志向型はFOMO(自分が周りから取り残される感覚)が低く、ナルシシズムのスコアが高いという結果が出ました。友達関係は安定していませんが、特に問題はありませんでした」


「オールラウンドは、友達関係が群を抜いてよかったです。良好な人間関係を構築するだけでなく、長期手に安定して人間関係を維持していました。友達や親友が多く、ずっと友達のままという最高の人間関係を築いていたのです」


「世間ではSNSをやり過ぎると人間関係が壊れると言われたりしますが、研究結果はそんなことありませんでした。むしろ、SNSを使っていない人のほうが人間関係の質が低かったのです」


「適度にSNSを使うほうがいい人間関係を築けるみたいです」


「SNSは新しい友達を作るという一面もありますが、既に構築している人間関係を維持する役割もあります。SNSを使わないと世間から取り残されてしまうのでしょう」


「SNSを使わないほうがいい、という考えを持っているようでしたら、一度考え直しましょう。本当にSNSを使わなくていいのですか?」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は青少年1200人以上のSNSの利用と人間関係の影響を調査したよ」


「すると、SNSをあまり使っていない子供の人間関係が悪いことが判明したよ」


「SNSばっかりしていると人間関係が壊れるなんて言われることもあるけど、実際はそんなことなかったよ。むしろ、SNSをやっている子供のほうがいい人間関係を構築していたよ」


「SNSから距離を取り過ぎるのはよくないよ」


「もちろん、SNSに依存するのもよくないです。大事なのは適切な距離感で付き合うことです」


「今回の研究ですが、データは自己回答形式となっています。正確性に欠ける部分があることは間違いないです。それと、友達との出会いが学校なのかオンラインなのかも区別していません」


「だとしても、SNSをまったく使わない人生の人は人間関係の質が低いことでしょう。読者様は一日にSNSをどれくらい使っていますか?」


「SNSをやり過ぎは問題ですが、SNSにまったく触れていないのも人間関係の点からあまりよくないですよ。たまには連絡を取ってみましょう」


「今回は『SNSは使わないほうがいいのか?』でした。知識収集に終わりなし」


「ありがとうございました。次は『【チャイルドフリー】子供を持たない夫婦の見え方』です! バイバイ」

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