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1547_【チャイルドフリー】子供を持たない夫婦の見え方 #家族 #社会

「夏目漱石の推薦によって作家デビューした小説家の野上弥生子は『平和な仲のよい夫婦ほどお互いにむずかしい努力をしあっているのだ、と云うことを見遁してはならない』と言ってます。仲良し夫婦には隠れた努力があるのです」


「やっほー、物知りになりたいなー。世界一の美女サクラです! 今回は『【チャイルドフリー】子供を持たない夫婦の見え方』について話します。よろしくお願いします」


「読者様には子供がいますか? 今いない人は将来、子供が欲しいですか?」


「近年では子供を持たない選択をする夫婦が増えています。子供がいないと、経済的な余裕が生まれます。子供の教育費や養育費はかなりの金額がかかります」


「それに、時間の余裕もできます。育児に時間を使われないので、自由な時間が多くなります。仕事をより頑張ったり、趣味の時間を楽しんだり、旅行なども気軽に行けます」


「個人もしくは夫婦の選択についてどうこう言うつもりはありませんが、子供を持たない選択をした夫婦が世間からどう見られているか知っていますか?」


「実は、子供がいない夫婦の世間のイメージに関する研究が行われました。今回は子供を持たない夫婦の見られ方についてお話します」


「参考文献はオーストラリアの西シドニー大学の研究となります」


「研究者はチャイルドフリー(自らの考えで子供を持たないことを選択した夫婦)について調べるため、三つの研究を行いました」


「その一、アメリカの働いている人475人を対象にチャイルドフリーの認識を調査しました」


「その二、一つ目の研究では子供を持たない人を主に対象にしていました。そこで実際に親の立場の人450人にチャイルドフリーをどう考えているのか調査しました」


「その三、チャイルドフリーに対する偏見や差別の原因を探るため、イギリスの大学生293人を対象に調査を行いました。この調査では、チャイルドフリーに関する温かさ、有能さなどの指標が用意されました」


「そして、世間の人々がチャイルドフリーに対してどのような所感を持ち合わせているのか調べたのです」


「さて読者様、世間ではチャイルドフリーに対して、どのような認識があるのでしょうか?」


「チャイルドフリーには肯定的な意見も否定的な意見もあります」


「肯定的な意見だと、「育てる自信がないのに無理に生むよりは誠実だ」「経済的な余裕やキャリア選択において合理的な判断だ」というものがあります」


「親の責任を全うできないのでしたら子供を産まないのが幸せに繋がる可能性があります。それにお金の余裕がないと子供に苦労をかけることにもなります」


「もちろん、育児に自信がなくても、立派に子供を育てることは可能です。お金に余裕がなくても幸せな家庭はあります」


「次に否定的な意見ですが、「社会的な責任を回避している」「老後に頼れる人がいなくなる」などです」


「次の世代を育てるのは義務だと感じている人がいます。そうした人からすると、子供を産まない・育てないのは無責任だと感じるようです」


「このようにチャイルドフリーには様々な意見があるみたいですが、世間のイメージはどんなものだったのでしょうか?」


「1200人以上にチャイルドフリーのイメージを調査した結果、チャイルドフリーはーー」


「好感度が下がっていました!」


「研究ではチャイルドフリー、実の親、養子の親の三つを比較しました」


「その結果、チャイルドフリーだけ好感度に関するスコアが有意に低くなることが判明しました」


「しかも、好感度が下がるだけでなく、「冷たい」というイメージも持たれていました。温かみに欠ける夫婦に見られるようです」


「ただし、「有能」と思われることも判明しました。チャイルドフリーは子供を持つ夫婦よりも優秀だと評価されるみたいです」


「つまり、子供を持たない選択をした夫婦は、好感度が下がり、周りからは冷たいと思われるけど、優秀だと評価されるのです」


「性別による違いもありまして、女性のチャイルドフリーはより冷たいと思われる傾向がありました。評価側の性別が男性の場合、チャイルドフリーに否定的な意見を持つことも判明しました」


「では、どうしてチャイルドフリーは偏見を持たれやすいのでしょうか? その理由はいくつかあります」


「まずは、社会的な出産の奨励です」


「多くの国では子供を持つことは個人や家族、社会を幸福にするもの、と思われています。そのため、出産や子育てが奨励されています。人口を維持するためにも子供を産むことは大事です」


「しかし、チャイルドフリーはこの社会的な空気感に反しているので、偏見や否定的な意見を持たれやすいのです」


「また、恐怖感もあります」


「誰も彼もが子供を産まなくなったら、社会や文化、国家そのものが消滅する可能性があります。価値観や文化を後世に残すためにも子供は必要です。今後何も残らない、生きた証を残せないという恐怖から子供を持たない人の風当たりが強くなるのです」


「最後に、ステレオタイプも関係してるみたいです」


「どうやらチャイルドフリーの人たちは利己的だとか、ナルシストだと見られやすいみたいです。ロボットのように冷淡、人間性がないと思われやすいので、有能だと思われても偏見が持たれやすいみたいです」


「チャイルドフリーには世間的な偏見がはびこっているのです。チャイルドフリーの人たちはどうしてもイメージに引っ張られるみたいですね」


「ということで今回のまとめです」


「研究者はチャイルドフリーに関するイメージを調査したよ。三つの研究から1200人以上を対象に調査を行って、チャイルドフリーがどう思われているか調べたよ」


「すると、チャイルドフリーは子供を持つ親より、好感度が低くて、冷たいと思われていたよ。でも、優秀だとも評価されていたよ」


「チャイルドフリーに対する偏見が根強く存在するみたい」


「子供を持つかどうかは個人や夫婦が決めることです。外野がどうこう言うことではありません。子供を持たない選択をして、あれやこれや言われる筋合いはありません」


「でも、世間には根強い偏見が残っていることは理解しておきましょう」


「今回は『【チャイルドフリー】子供を持たない夫婦の見え方』でした。たくさんの知識を知りたいなー」


「ありがとうございました。次は『政治家はマスクの着用で支持率が落ちる』です! バイバイ」

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