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1540_先延ばしを減らせるかもしれない七つの質問 #行動

「東京生まれの小説家の岡本かの子は『苦悩を突き詰めた先こそ疑いもない美だ』と言ってます。悩んで出した結論は美しい」


「やっほー、知識はいいものだ。世界一の美女サクラです! 今回は『先延ばしを減らせるかもしれない七つの質問』について話すよ。よろしくね」


「読者様はすぐに行動できるタイプですか?」


「後でやる、とタスクを先延ばしすることはありませんか?」


「え? 『よく先延ばししている』ですか。そうですか、そうですか、私も同じです」


「一般的に先延ばしはよくないとされています。脳のリソースは有限です。やり残したタスクがあると、脳のリソースがそこに使われてしまい、全力を発揮できなくなります」


「また、締め切りギリギリで作業をしていると、見直しができなくなるので締め切りを優先してブラッシュアップができなくなります。低品質なものを提出することになります」


「それに、タスクを後回しにしていると、どんどんと新しいタスクが積みあがってきます。雪だるま式に作業量が増えてしまいます。こうなれば、いいものを作ることはできません」


「このように先延ばしには多くのデメリットが存在します。そんなの分かっている、とはお思いでしょうが、ついつい先延ばしをしてしまいます。どうにかして、先延ばしを克服することはできないでしょうか?」


「実は、あります」


「先延ばしを減らす方法が存在するのです。それもたった七つの質問に答えるだけでいいのです」


「今回は先延ばしを減らす方法についてお話します」


「参考文献はアメリカのカリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究となります」


「研究者は先延ばしが問題になっていることに頭を抱えており、どうにかできないかと考えました」


「従来の解決策では時間と労力がかかり、簡単に先延ばしを解決する方法がありません。そこで、もっとお手軽な解決策がないか考えました」


「研究者は先延ばしにしているタスクの嫌悪感を減らすことと利益を高めることで先延ばしを克服できるのでは、と考え、そこから七つの質問を作りました」


「で、実際に効果があるのか試しました。平均年齢39歳、1035人の男女に対して、七つの質問を投げかけるグループと当たり障りのない質問を投げかけるグループに分けました」


「七つの質問とは、

①現在、先延ばしにしているタスクは何?

②先延ばししているタスクについて説明して。

③なぜタスクを避けているのですか?

④タスクを終えるメリットは何?

⑤先延ばししているタスクの中で簡単にできることは何?

⑥簡単なタスクはどれくらいで終わりますか?

⑦タスクを終えたらどんなご褒美がありますか?」


「そして、参加者の2気分や感情を調査して、先延ばしが減りそうなのか確認しました」


「さて読者様、七つの質問で先延ばしは減ったと思いますか? それとも意味がなかったと思いますか?」


「ぶっちゃけ、どの質問も先延ばしを直接解決するような内容ではないと思います。これらの質問に答えても、意味がない可能性はあります」


「しかし、学者が頑張って質問を考えたのです。まったくの無意味とはならない可能性も考えられます」


「はたして、結果はどっちの転んだのしょうか?」


「1000人以上に協力してもらった結果、七つの質問に回答すると先延ばしがーー」


「減る可能性が優位に高くなりました!」


「実際に先延ばしが減るかどうかは確認できていないのですが、先延ばしが減る可能性は示されました」


「七つの質問に回答して参加者は、24時間以内に先延ばしにしているタスクに着手する可能性が高いと回答しており、終わった時のメリットを高く評価するようになりました」


「また、気分がポジティブになっていました」


「つまり、先延ばししていたタスクに対する嫌な感じが減り、やる気が増えていたのです。そのため、七つの質問に回答すると先延ばしを減らすことが可能かもしれないのです」


「実際に、参加者の行動を調べた訳ではないので、どこまで効果があるのかは不明です。それに、タスクに対する嫌悪感は軽減されていません。プラスは増えましたが、マイナスに関しては同じままです」


「とはいえ、七つの質問の回答時間は約6分です。そう時間もかからないので、先延ばししているタスクがある人はやってみるといいかもしれませんね」


「え? 『その七つの質問に回答するのを先延ばししそう』ですか。まあ、その通りですね。思い立って動けるのなら誰も苦労しません」


「いつでもどこでも七つの質問を見えるようにしていたら、先延ばししているタスクが減るかもしれません。先延ばし癖がある人は、頑張って挑戦してみましょう」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は先延ばしを減らせるかもしれない七つの質問を作成したよ。七つの質問とは、①現在、先延ばしにしているタスクは何? ②先延ばししているタスクについて説明して。③なぜタスクを避けているのですか? ④タスクを終えるメリットは何? ⑤先延ばししているタスクの中で簡単にできることは何? ⑥簡単なタスクはどれくらいで終わりますか? ⑦タスクを終えたらどんなご褒美がありますか?」


「七つの質問に答えると、やる気がアップしたり、気分がよくなっていたよ。だから先延ばししてるタスクに着手する可能性が高くなるみたいだよ」


「足がすくんで動けない時は、七つの質問を見返してみるといいかもね」


「とはいえ、実際の行動を調べていない以上、どこまで効果があるのか不明な点は要注意です。追跡調査が大事な分野なのに、そこが疎かなのはいただけません」


「それに、七つの質問のどの質問が有効なのかも不明ですし、効果量も小さいです」


「ここで告げるのもどうかと思いますが、あまり期待を持たないようにしましょう」


「今回は『先延ばしを減らせるかもしれない七つの質問』でした。未知を少しでも減らす」


「ありがとうございます。次は『錯視もトレーニングすれば騙されにくくなる』だ! バイバイ」

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