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1530_明日の気分を高める今日の行動 #やる気 #運動

「日本の浮世絵に魅力を感じたオーストリア出身の社会生態学者ピーター・ドラッカーは『知識労働者には特有の問題がある。若くしてやる気を失うことがある。四十代での燃えつき現象は、仕事のストレスによるものではない。仕事への飽きから来る』と言ってます。どうしても飽きは起きてしまうのです」


「やっほー、知識はいいものだ。世界一の美女サクラです! 今回は『明日の気分を高める今日の行動』について話すよ。よろしくね」


「読者様はやる気がありますか?」


「いつでも全力全開のやる気の塊のような人もいれば、常に気怠く何事にも情熱的になれない人もいます」


「やる気があれば、どんどん行動でき、人生が楽しくなります」


「やる気がないとタスクは先送りにするし、メンタルが落ち込みますし、生活リスズムが崩れることがあります。やる気がないのは問題です」


「では、どうすれば自然とやる気がわいてくるのでしょうか? 何事にも情熱を持って生活するには何をすればいいのでしょうか?」


「今回は翌日のやる気を高める行動についてお話します」


「参考文献はオーストラリアのモナシュ大学などの研究となります」


「研究者はやる気について調査するため、健康な354人に協力してもらいました。平均年齢は22歳、女性は73%です」


「参加者にウェアラブルデバイスを着けてもらい7~15日間連続のデータを記録しました。睡眠時間、運動時間、座っている時間などを測定して、どのような行動をすると翌日のやる気がアップするのか調査しました。また定期的にアンケートに関する質問も行いました」


「連続で記録をすることで、一つ一つの行動の影響を探ることが可能です」


「というのも、一日は24時間です。一つの行動を増やせば、必ず他の行動を減らさなければなりません。変化した行動から翌日の行動の影響を調べたのです」


「たとえば、勉強時間を30分減らして動画を見た場合の翌日の違いを調べることが出来たりするのです」


「活動的な人はやる気に満ちているのか、それとも行動を変えたから翌日はやる気に満ちているのか、などを切り分けて調査できるのです」


「さて読者様、翌日のやる気を高めるには何をしたらよかったのでしょうか?」


「やる気を出すために増やすべき行動が見つかったのでしょうか? それとも減らすべき行動が見つかったのでしょうか?」


「たとえば、友達と会うなどはどうでしょうか?」


「友達の存在で安心を得ることもあれば、脅威に感じることもあります。安心感を抱くと、楽観的になり、翌日のやる気がなくなるのでしょうか?」


「また、友達はライバルになることもあります。ライバルには負けたくない、そんな思いから翌日のやる気がアップするのでしょうか?」


「買い物はどうでしょうか?」


「お金を使ったから、お金を稼がないといけない。翌日はシャカリキ働くようになるのでしょうか?」


「散歩はどうでしょうか?」


「運動は心身ともにリフレッシュしますし、集中力を高める効果があります。そのインパクトは翌日にも響くのでしょうか?」


「それとも睡眠が関係していたのでしょうか?」


「昼寝をした日の翌日はやる気になる、みたいな結果が得られたのでしょうか? 睡眠も他の要素に負けず劣らず、やる気に影響しそうです」


「他にも、勉強、動画視聴、音楽鑑賞、趣味、運動、芸術、読書、ゲームなどの行動が関連していたのでしょうか?」


「はたして、翌日のやる気を高める今日の行動とは何だったのでしょうか?」


「300人以上の行動を連続して記録した結果、翌日のやる気を高める行動はーー」


「運動でした!」


「運動は心身ともにリフレッシュしますが、どうやらその効果は翌日にも響くみたいです」


「軽い運動を増やすと、翌日のポジティブな感情(やる気、情熱、幸福)が高まることが判明しました。気分は高揚し、何事にも積極的になれるのです」


「一方で、座っている時間が長くなるほど、翌日のネガティブな感情(孤独、悲しみ)が高まることが確認されました。やる気はなくなり、意気消沈な一日を送ることになります」


「大体、座っている時間を30分減らし、その時間を軽い運動に充てると翌日のやる気が大きく向上します。もちろんネガティブな感情は減ります」


「なお今回の結果は普段の行動は関係ありません」


「いつも活動的な人もそうでない人も関係ありません。誰しもが、軽い運動をすることで翌日の気分が高まります。いつもより多く動く、それが翌日の行動力に出てくるのです」


「読者様は最近やる気が出ない、そんなことはありませんか?」


「その原因は前日の運動量が関係していたのかもしれません。運動していないと翌日のやる気が上がりませんよ」


「プレゼンの前日、試験の前日、商談の前日、告白の前日、デートの前日、発表会の前日など、大事な日の前には軽い運動をするといいかもしれません。本番をやる気十分で迎えることが出来ます」


「座りっぱなしの生活は健康に悪いです。肥満や心血管などのリスクが高まります。しかし、その座っている時間を軽い運動に変えると、翌日のやる気はアップし、健康を手に入れられるかもしれないのです」


「やる気が出ない人は、座っている時間を運動の時間にしましょう。今日の30分が明日全部の行動を変えますよ」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は今日の行動の何が翌日のやる気に影響を与えるのか調べるため、300人以上の健康的な人の行動を24時間記録したよ」


「すると、軽い運動をするだけで翌日のやる気がアップすることが判明したよ。反対に座っている時間が長いと翌日のやる気が下がるみたい」


「座っている時間は健康にも悪いから、積極的に立ち上がって軽い運動の時間に充てたいね」


「今回の研究の対象者は若くて健康な人でした。何かしらメンタルがやられていても同じ結果が得られるとは限りません」


「それに、観察研究なので因果関係を証明する研究でもありません。座りっぱなしを減らし、運動することで必ずしも翌日のやる気がアップするかは未知数です」


「他にも、ウェアラブルデバイスで行動を記録しましたが、ウェアラブルデバイスでは限界があります。運動時間や睡眠時間がどこまで正確な数字なのか疑問が残ります」


「色々と問題点はありますが、運動が集中力を高めたりやる気を高めるのは他の研究でも報告されています。運動の効果が長続きするという報告もありますので、的外れな研究ではないでしょう」


「明日やる気になりたければ、今日運動するのがいいと思います」


「Let's exercise!」


「今回は『明日の気分を高める今日の行動』でした。未知を少しでも減らす」


「ありがとうございます。次は『【なぜ?】日本では女性が取締役に就任すると業績が下がるらしい』だ! バイバイ」

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