表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
110/112

其の百十…『昼休み怪談部事始め:『JK(ジュラシック高校生)』の話『前編』』

『今回』は『其の百八・百九』の『舞台裏』というか、『私』と『ユズハさん』が『恐怖のジュラシックワールド』に『飛ばされていた』時に『黒百合丘学園』で起こっていた『怪奇現象』についてである。



『今回』の『語り部』は『ナツメちゃん』だ。彼女は『昼休み』になるといつも通りに『昼休み怪談部』の『部室』へと足を向けたそうだが、『部室』がある階に向かうべく『階段』を登っていると、『妙な感じ』がしたという。




『…………なんか静かすぎじゃね??』と『ナツメちゃん』




 彼女はこの時『一人』だったそうだが、『昼休み』なら聞こえる『部活動にいそしむ騒がしい声』が全く聞こえてこない。ちなみに『昼休み怪談部』の部室の近くには『創作部(創作活動全般的に行う部活、服飾と漫画が二大勢力)』や『英語部』、『ボランティア部』に『軽音楽部(吹奏楽部は別にある)』、『eスポーツ部(別に『プログラミング部(ゲーム制作部)』がある)』の部室もあるはずで、いつもならそこの部員たちが『騒いでる』と言うか『活動音』が響いているはずなのに何も聞こえない。



『…………チッ!』と『ナツメちゃん』



 もうこの時点で『ナツメちゃん』は『躊躇い』を感じたわけだが、すぐに考えなおして力強く『階段』を登り始めたそうだ。



『…………『今更』だっつーの。こちとら『呪われた神社』から脱出した経験だってあるんだからね……!(威嚇)』と『ナツメちゃん』



 そのまま『階段』を登り切って『廊下』に立ったわけだが、すると『前方』に早速『異様な人物』を見つけたのである。




(…………『化け物』がいるかもとは思ってたけど、そんな『ジュラシック』な奴は予想してなかったわ……)と『ナツメちゃん』




 彼女の視線の先には『恐竜頭の女子生徒』がこちらに背を向けて歩いてる姿が見えていた。当然『女子生徒』とわかるのは『首から下が高校生』だからであり、しかも『別の高校生』であることが分かった。だが『見慣れない制服』なのでどこの生徒かは特定できない。



『………(声かけてみたら反応するかな?)…………ちょっと~! そこの『JK(ジュラシック高校生)』~! もしかして『昼休み怪談部』に御用ですか~!?』と『ナツメちゃん』




 だが『ジュラシック高校生』は『カチ無視』を決め、そのまま『昼休み怪談部の部室』へと入っていった。なので『ナツメちゃん』も『ドア』に張り付き、『隙間』から内部を覗き込む。さすがに入る気はなかったそうだ。




(…………もし『二人(私とユズハさん)』を襲ったら後ろから『奇襲』をしかけてやる……!)と『ナツメちゃん』




 違った、『ナツメちゃん』は『ジュラシック高校生』に『奇襲』を掛けられるように準備していただけだった(汗)。なので『ジュラシック高校生』が『怪談語り』を始めるのを確認すると、『隣の部屋(創作部)』の部屋に入って『物干し竿』を持って来て構えたらしい。ちなみになんで『創作部』に『物干し竿』があったかというと、『作成した衣装』を『乾かす』ために部員の一人が持ち込んでいたらしい(なので私物の無断拝借である)。



 もちろんそれに『ジュラシック高校生』も『私とユズハさん』も気づかなかったようで、



『…………その『諸事情』を話してもいいんですが、今回は『直近』で『私自身』が経験したことです。あれは確か『恐竜森林』で『弟』と一緒に『恐竜の化石』を掘ってた時ですね。あれが『始まり』だったと思います………題して『恐竜怪談』です』


『『…………『恐竜怪談』????』』



(…………だから『恐竜頭』なの……? ていうか『二人』には見えてない??)と『ナツメちゃん』



『恐竜怪談』は『ナツメちゃん』にとっても『胡乱すぎるワード』であったために、『反射的』に『物干し竿』を足元に置いて『耳』に意識を集中し始めたそうだ。だが『聞く態勢』になると途端に『無音』になり……、




 ……そこで初めて『ナツメちゃん』は『自分が目を閉じている』ことに気づいたという。




「…………ん?? あれ?? ……(目を開こうとするがなかなか開かない)…………え、なに!? もしかして『まつ毛』が絡まってんの!? いくら『あたしのまつ毛』が『最強に長い』からってそんなことある!?(『さらっと自慢してますよこの娘は』byユズハさん) ……って開いた……一体なに??」



『ナツメちゃんの両目』はまるで『接着剤』でくっついていたかのように『ねばりついて』はがれなかったらしく、なのに突然『普通に開いた』ので彼女はしばらく『両目』をしきりにこすって『白目が真っ赤』になったらしい。それからもう一度『部室』の中を覗き込むと、綺麗に『無人』だったそうだ。


 そして『復活』する『活動音』、ちょうど『創作部』の人が『ナツメちゃん』が握っていた『物干し竿』に気づいて声を掛けようとして、




「…………消えた。やられた!!」と『ナツメちゃん』


「うわぁ!? びっくりしたぁ! ってあ! ちょっと! 逃げるなよ~!!」と『創作部』の人。




『ナツメちゃん』はそのまま『全力疾走』し、最初は『氷室さん』と『サカナちゃん』を探したらしい。だが『氷室さん』はなぜか『体育館の屋根の上』で『日本刀』を振り回していて忙しいらしく、また『サカナちゃん』は『妙なこと』をいって『早退』していたので無理だったらしい。



「なになに!? 『ひむろん』は『あんな所』で何やってんの!? 知ってる人いる!?」と『ナツメちゃん』


「えーと、なんか『お化け退治』とか言ってたよ。たぶん『七不思議』だと思うけど、『先生』たちも『放っておいてやれ』って言ってるからな~。いつ終わるかはわからないよたぶん……」と『野次馬生徒』


「じゃあ『サカナちゃん』は!? 誰か知ってる!?」と『ナツメちゃん』



「あ、『サカナちゃん』は『早退』したよ~! 『富山から『ドーピング人間寿司』が来る、ランニングしてお腹すかせないと!』って相変わらず『変なこと』言ってたね~。『ドーピング人間寿司』がなんか面白くて受けたけど(笑)」と『別の野次馬』


「『サカナちゃん』はいつも通りね…………しゃーない、『三人目の霊能者』を呼ぶか」と『ナツメちゃん』




 そういう経緯(?)で『ナツメちゃん』は『姫川君』を捕まえたそうだ。


「姫川! ちょっと来てよ! 『霊能者』は『あんた』しかいないから!」と『ナツメちゃん』


「なんだいきなり……おい待て! 制服を引っ張るな! ちゃんと行くから!!」と『姫川君』




 なので今度は『姫川君』と共に『ナツメちゃん』が『昼休み怪談部室』に戻ってきた。そしてちょうど『物干し竿』を持っていた『創作部』の部員……『泊さん』が待ち構えていて、


「あ、ちょっと『藤堂』さん! 勝手にうちの『物干し竿』持ち出さないでよ!」と『泊さん』


「ごめん! でも今はその件は『後』にして! 『友達』と『馬鹿』が『行方不明』なの!」と『ナツメちゃん』



「な、『高宮』と『荒巻』が『行方不明』だと……!?(衝撃)」と『姫川君』


「『姫川君』よくわかったね……って『ナツメ』の何時もの調子見てればわかるか(笑)」と『泊さん』




『ナツメちゃん』が『自分が見たこと』を『姫川君』と『泊さん』に説明した(泊さんは野次馬根性で横から聞いていただけだが)。なので『姫川君』が『それはすぐにでも助けないとな』と恐る恐る『部室』の中に入ると、途端に『掃除用具入れ』が『ガタガタ』と動き出したのである。



「なんだ? 『藤堂』と『荒巻』か!?」と『姫川君』



 だが彼が『ロッカー』を開けてみても『掃除用具』しか入っていなかった。そしてまた閉めてから『部屋の中』をうろうろすると、また『掃除用具入れ』が『ガタガタ』鳴り始める。しかし開けてみてもやっぱり誰もいない。



『泊さん』は一人で『興奮』し始めて、


「…………え? ちょっと! まじで『怪奇現象』じゃない!? うそうそ! ちょっと『動画』とってもいいよね!? えーっとスマホスマホ……」



「別に『インスタ』に上げるのは構わないけどどうせ『生成AI』とか言われるだけだって。それより『姫川』、何かわかる?」と『ナツメちゃん』


「…………『何かいる』のはわかる。だがそれだけで後は……」と『姫川君』


「じゃあ『我々』が見ましょうか?」と『鳴神さん』


「一応私たちも『霊能者』だけど??」と『及川さん』



「うわびっくりしたぁ!? ってあんたらね……『自首』すんの?」と『ナツメちゃん』


「見た目が『怪しい』ってだけで勝手に決めつけられるのは悲しいですね……(涙)」と『鳴神さん』


「そもそもあんたは『部外者』だろなんで当然の顔して校内にいるんだ(呆れ)」と『姫川君』



 ここでどうやって知ったのか知らないが『怪しげで『怪異』疑惑がある『自称霊能者』二人組』が登場した(『超失礼だね~』by及川さん)。早速二人が『部室』の中に入り、『音が鳴るロッカー』を眺めながら、



「…………確かに『誰か』いますね……うーん、しかしちょっと『何者』なのかが分からないのでどう対処すればいいかもわかりませんねぇ(笑顔)」と『鳴神さん』



「わからないのか……(困惑)」と『姫川君』


「『氷室さん』も言ってましたけど、『霊能者』が『霊感』を持ってるとは限らないのですよ。特に『堰守衆』には『霊感持ち』は全然いませんからね、『怪異』に優先的に狙われちゃうんですよ」と『鳴神さん』


「あんた『堰守衆』じゃないじゃん(ツッコミ)」と『ナツメちゃん』



「早々お手上げなの~?W まあ『私』も同じ感想だけどね……じゃあちょっと『盛り塩』してみる??」と『及川さん』



 そう言って彼女は『部屋の隅』に『塩』を盛って見せたのだが、次の瞬間『驚くべきこと』が起こった、『盛り塩』がいきなり『見えない舌』に『舐められた』のである。




 ベロォン!(と言う擬音が聞こえたような気がした)




「えぇ!? 今見ました!? 『塩』が! なんか『よだれ』みたいなもの残ってません!? ほら『塩』が溶けてますって!!」と『泊さん』



 彼女以外は『慣れている』ので『溶けて崩れた塩の山』をしげしげと眺めて、


「うわ、ほんとだ…………一体誰の『よだれ』これ? 『DNA鑑定』できるよねこれ?」と『及川さん』


「どうせ『誰の物かわからない』とか『とっくの昔に死んでるはずの人と合致する』とかに決まってますって。『怪談のお約束』ですよ」と『鳴神さん』


「『盛り塩』って『怪異』に効くものなんじゃないの?? 『盛り塩』ごときじゃあ退散させられない『強い奴』ってこと??」と『ナツメちゃん』


「…………あるいは『宇宙人』とかじゃないだろうな……?? どっちにしろ俺達を『嘲笑ってる』ようにも見えるな……」と『姫川君』




 すると、今度は『部室』に『四季咲先生』が入ってきたのだった。



「よっ(気軽な挨拶)。私の『怪談センサー』が働いたんだ。いったい何が起こってるんだ?」と『四季咲先生』


「またえらい(すごい)唐突ですね……(困惑)。『かくかくしかじか』ですよ。いきなり『ユズハ』と『やしお』が消えたんですよ私の目の前で」と『ナツメちゃん』



 そこでまた『掃除用具入れ』が『ガタガタ』鳴り始める。『ニア先生』が自分の目で『舐められた盛り塩』も確認してから、


「…………なるほどな。実は私は『いざという時のため』に『強力な護符』をもってるんだ。そいつを『部室』に貼ってみよう。ちょっとは効いてくれるといいんだが……」



 だが『ニア先生』がその『護符』を一枚『ホワイトボード』に貼ると、突然『護符』が『消えた』のである。『瞬き』の合間にきれいさっぱり『消滅』してしまったのだ。


「…………マジか(驚)。だが舐めるなよ? 『護符』は『何枚』でもあるんだからな……!(対抗意識)」と『ニア先生』




 だが『養護教諭』が何枚『護符』を貼っても『次の瞬間』には『きれいさっぱり消えて』しまうのである。結局『ニア先生』は『全ての護符』を使い切ってしまって、


「…………こりゃあ無理だな(諦観)。私は『お手上げ』だから戻るぞ、『二人』が戻って来たら後で『保険室』に連れて来てくれ、『怪談』のネタにするからな(そそくさ)」と『ニア先生』



「そこは嘘でも『容体を確認するため』とか言ってくださいよ……ていうか本当に帰るんですね……(呆れ)」と『ナツメちゃん』


「……(頭痛)」と『姫川君』



 本当に『ニア先生』は帰ってしまったのだった。続きは次回に持ち越す。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ