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異世界の観察者  作者: 天霧翔
第十三章 接触
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22

 いよいよ今日はレー王国出発の日だ。約束通りエアルとミリーは朝早くから見送りに来てくれた。そしてエリザもずっとアキ達の出立の準備を手伝ってくれている。おかげで昼前にはすっかり準備を終わらせる事が出来た。結局エアルやミリーにまで手伝わせてしまったのが申し訳ない。本人達は「いいんです、私達がやりたいんです」と言ってくれてはいたが。

 

 そしてもうすぐベルがアキの屋敷までやって来る。彼女をそのままエスペラルドまで護衛する手筈だ。すっかりベルの側仕えやメイドとも顔見知りになってしまったので、この方法でも問題ないのだとか。しかし護衛対象である王女を迎えに行くでもなく、向こうからわざわざ出向いてくれるのがそもそもおかしい。本当にそれでいいのかと何度もベルに確認したのだが、その度に「いいんです!」と言い切りやがった。間違いなくベルが王女の権力を振りかざして無理矢理決めたのだろう。従者達が頭を痛めてる姿が目に浮かぶ。


 しかも最近はその従者や側仕えに「アキ様!王女殿下の暴走を止められるのは貴方だけです!何卒よろしくお願いします!」と頭を下げられる始末だ。なんでもアキがいない時は常に不機嫌で、手に負えないのだとか。どうやらベルはアキの知らないところでとことん我儘王女様をやっているらしい。何やってるんだあのバカ王女。






 とりあえずいつでも出立出来るよう荷物を纏め、ベルの到着を屋敷の玄関で待つ。多分到着したらベルは勝手に入ってくるだろうからそれまでは適当に雑談だ。


「みんな準備は本当に大丈夫か?ベルが到着したら出発だぞ?」


 アキは念のために確認するが、力強く「問題ない」と頷くミルナ達。


「ならよし。では恒例のアレだ、アリア。」


 アキがそう言うと、アリアは全てを察したのか「かしこまりました」とお辞儀をする。他の子達も当然アレが何の事かわかっているようで、ミルナとソフィーの様子をチラチラと伺っている。そう、もちろんアレとは2人の部屋の惨状の事だ。ただいつもと違い、ミルナとソフィーに焦る様子はなく、2人ともドヤ顔で胸を張っている。どうやら自信があるらしい。


「どうしたミルナ、胸の豊満さをアピールしてるのか?」

「ち、ちがいますわ!?なんでそうなるんですの!?」


 まさか弄られるとは思っていなかったようで、ミルナが顔を真っ赤にして溢れんばかりの胸を必死に隠そうと両手で覆っている。まあでか過ぎて隠せてないが。むしろそのポーズがエロいとすら思える。


「さすがミルナ、歩くエロス。」

「意味わかりませんわ!?そんな卑猥な二つ名はやめてくださいませ!!」

「そうなのか?エレンに胸の大きさを自慢しているんだろ?あ、でもそれは可哀そうだからやめてやれ。」

「そんなわけありませんわ!?」


 ぶんぶんと首を振って全力で否定するミルナ。そして彼女以外にもう1人、アキの発言に納得のいってない断崖絶壁美少女がいる。


「アキ!あんたいちいち私を巻き込むなー!しね!今すぐしねえええええ!」


 いつも通り猛獣と化したエレンが頭から突っ込んでくるので……軽やかに躱してやった。アキに受け止められる事を拒否されたエレンは案の定地面にヘッドスライディングを決めている。痛そうだ。


「ちょくちょく躱すなー!ばかー!」


 ちなみに最近は5回に1回くらいの割合で彼女の突進を躱すようにしているので、エレンは不意を突かれるらしく、毎回地面とご対面している。まあ勿論エレンがそうなるように適度な頻度で躱すようにしているのだが。


 とりあえずすっかり拗ねてしまったエレンを撫でてやり、アリアに各自の部屋の状況説明をするように促す。


「はい。エレンさん、レオさん、エリスさん、セシルさんは当然問題ありません。そしてミルナさんとソフィーさんですが……。」


 アリアが一呼吸置く。エレンやレオは緊張の面持ちだ。果たしてミルナやソフィーは汚部屋乙女の称号を返上する事が出来るのか。ちなみにエリザやエアル達はこれが何のことか全部知っているらしく、同じように興味津々だ。何でもアリアが所かまわず言いふらしているらしい。さすがうちのメイドは容赦がない。


「そこそこ綺麗にしておりました。及第点でしょう。」


 エレン達から「おお!」という驚嘆の声があがる。そして勝ち誇った顔のミルナとソフィー。むしろ部屋の片づけなんて当然の事なのだからそんなドヤ顔するな。ミルナとソフィーは「これでアキに怒られないで済む」とお互いを褒め称えているが、安心するにはまだ早い。アキには特殊な情報源がある事を2人は忘れている。


「昨晩慌てて片付けたんだろ。全部知っているからな?」

「「えっ!!!」」


 ミルナとソフィーが唖然とした表情を浮かべる。バレてないとでも思ったのだろうか。


「俺は普段から片付けろと言わなかったか?前日に慌ててやるとか相変わらずいい度胸だな。」

「ち、違うのアキさん!ちゃんと片付けてましたわ!」

「そうです!そんな昨晩にやるとかないですー!」


 ミルナとソフィーの目が泳いでいるので嘘だと丸分かりだ。とりあえずアリアに手渡されたいつもの銀トレーで引っ叩いておく。何故アリアは直ぐにこれが取り出せるのかは不明だ。本人曰く「メイドの嗜みです」だそうだ。そんな嗜みあってたまるか。


 それはさておき、アキに殴られた2人は「冤罪です」とぶーぶー文句を言ってくる。往生際の悪い暗黒物質に駄エルフだ。


「俺には影がいるの知っているよな?」


 アキがルティアの存在を臭わせると、ミルナとソフィーが石のように固まる。この2人の行動なんて大体想像が付く。だからどうせそんな事だろう予想して、ルティアに昨晩調べて貰っておいたのだ。案の定、必死に部屋の片付けをしていたという報告を受けている。


「嘘を重ねるとは本当にいい度胸をしている。」

「アキさん、ごめん!ごめんてば!捨てないでー!」

「嘘ついたのは謝りますわ!慈悲を!慈悲をくださいませ!」


 ソフィーとミルナが必死に頭を下げてくる。謝るなら最初からちゃんとすればいいのに。そんなしょうがないミルナ達をエレンやレオは「誤魔化すほうに成長しちゃったのね」と呆れ顔で見つめている。エリザやエアル達も軽くドン引きだ。


 本当に何故この2人は学ばないのだ。この前の薬が効いてなかったのか。


「でもまあアリアが確認した時は綺麗だったから合格。特別な。」


 アキの言葉を聞いてミルナとソフィーが安堵の表情を浮かべる。まあ「アリアが確認した時」と言ってあった以上、仕方ない。今回はセーフにしておいてやる。


 だが次からはそうはさせない。誤魔化せないようにしておかねば。


「アリア、明日からは毎日確認しなさい。汚かった時点で俺に報告しろ。」

「はい。」


 エレンやレオは「それは仕方ないね」という表情をしている。ただミルナやソフィーは納得がいかないようだ。


「そんな!酷いですわ!アキさんには人の心が無いのですわ!」

「おに!あくま!ひとでなし!ですー!」


 酷い言われようだ。というかこいつらは普段から綺麗にする気はないのかとアキは頭を抱える。


「アキ!僕はちゃんとするから!大丈夫!」

「そ、そうよ!私達は大丈夫だから安心しなさい!」


 そんなアキの姿を見たレオとエレンが優しく肩を叩いて慰めてくれる。アキの苦労をわかってくれているらしい。どっかの汚部屋2人組とは違って本当にいい子達だ……と感傷に浸る。


 まあミルナとソフィーには根気よく付き合って行こうと改めて決意を固める。


「こいつらの根性、何十年かけてでも叩きなおしてくれる。」


 ミルナとソフィーはこれが永遠と続くのかと戦々恐々としている。ただアキがずっと付き合ってくれるのだと理解した瞬間、嬉しそうにはしゃぎ始めた。「いや、直せよ。そこに喜ぶのかよ」と呆れ果てた。この子達のこのメンタルの強さには脱帽だ。






「アキさん!お待たせしました!」


 玄関の扉が勢いよく開き、ベルが満面の笑みで登場した。うちの子達といつもの茶番を繰り広げていたら、いつの間にかベルが到着したらしい。やはり勝手に入って来たか。


 しかし王女の登場の仕方じゃない。もっとお淑やかに、慎ましやかに入って来なさい。それにもう従者達の前でも「アキさん」呼ばわりだ。ベル曰く、なんでも面倒だだからもう隠さない事にしたらしい。正式な場でもない限り「王女」はもうしないそうだ。後ろで従者たちが疲れ果てた顔をしているのは見なかった事にしよう。


「待ってないから大丈夫だ。わざわざごめんね、ベル。俺が行くべきなのに。」

「いえ!夫の元へ馳せ参じるのは妻の役目です!」


 少しは隠せとベルの頭を引っ叩く。そして「夫」発言はうちの子達を不機嫌にさせるからやめろと言っただろうに。


「だってー!」


 ベルが頬を膨らませて文句を言ってくるが、今はベルとやり合っている場合ではない。見送りに来てくれているエアル達、そしてエリザと挨拶するほうが先だ。


「最後まで騒がしくてごめんね。エアル、ミリー。」

「大丈夫です!」

「そうね、アキさんらしくて逆に落ち着く。」


 くすくすと笑うエアルとミリー。


「エアル、ミリー、ありがとう。おかげで楽しかったよ。」


 ミレーを存分に楽しめたのはこの2人がいたからだ。レスミアを案内してくれたし、魔法学校でも色々と助けてくれた。エアルとミリーには感謝してもしきれない。


「アキさん、すぐに、すぐにまた来てくださいね!」

「うん、待ってるから!早くきてね!」


 こうして改めて最後の挨拶をすると、いよいよミレーを発つんだなと実感が沸く。彼女達も同じなのかもしれない。


「また、来るから。だから泣くな。」


 少ししんみりとした空気にさせてしまった。エアルとミリーが目に涙を浮かべている。ここ2週間、毎日訓練に来ていた2人。うちの子達とも随分仲良くなった。だからこそやっぱり別れるのが寂しいのだろう。


「「うん。」」


 アキがそっと撫でてやると、エアルとミリーは素直に頷き、零れ落ちる涙を拭う。本当に可愛い生徒達だ。今日も、以前レスミアの街を案内して貰った際にアキが爺さんの店で買ってあげた服を、わざわざ着てきてくれた。


「服、似合ってるよ。」

「えへへ、はい!ありがとうございます!」

「うん!他にもいっぱい見せなきゃいけないんだからまた早く来てね!」


 まだ少し涙目だが、アキの言葉にエアルとミリーは嬉しそうに笑ってくれた。辛気臭いのは嫌だし、これでいい。


 さて次はうちの猫への別れの挨拶だ。


「エリザは泣かないのか?早く泣け。」

「なんでよ!?なんで私の扱いだけそれなのよ!」


 尻尾を逆立て、引っ掻いて来そうな勢いのエリザ。うちの猫は今日も元気そうだ。


「エリザはそのくらい元気じゃないとね。」

「ばか!……早く会いに来なさいよね……!」


 そっぽを向いて不機嫌そうに呟くエリザ。だが少しだけ涙声になっている気がする。それに尻尾を撫でろと言わんばかりにアキの方へ差し出してくる。最後まで素直じゃない猫だ。まあエリザらしいけど。


「屋敷をよろしく頼む。俺のペットよ、いい子にしてろよ?」


 アキは彼女の尻尾を優しく撫でてやる。


「ぺ、ペットじゃないわよ!……でも……いい子にはしてるわ。」


 最後の最後にちょっとだけ素直になるエリザ。


 これで別れの挨拶も終わりだ。そろそろ出立か……と考えていたら、ふと思いついた。そういえばあれから1回もアレをしていない。


 丁度いい、今がアレの絶好の機会だろう。


「全員集合。」


 アキがそう言うと、全員が不思議そうに首を傾げている。


「皆そこに並んで。」


 その一言でうちの子達はアキが何をしたいのか理解したようだ。アリア達、それにエアル達は「なになに?」とまだ不思議そうな顔をしているが、とりあえずアキの指示に従って並んでくれた。


「アキさんもですわよ?」


 ミルナが小さく微笑む。


「うん、わかってる。」


 アキは早速タブレットのタイマーをセットし、急いで列に加わる。


「全員笑え。」


 カシャ。


 シャッターが切れた音がしたのでアキはタブレットを回収して確認する。


「うん、いいんじゃないかな。」


 アキは皆がいい笑顔で映っている写真を見て満足する。急に笑えと言ったのに、ちゃんと可愛く笑っている女性陣はさすがだ。よくもまあ自然と笑えるものだ。アリアだけはいつも通り仏頂面だが……。


「アキ君、なんだったのかしら?」


 エリザが尋ねてくるので、今撮った写真を見せてやる。


「あら……これ、さっきの私達ですか?」


 エリザと共に隣からタブレットを覗き込んで来たベルが驚きの声を上げる。


「うん。あの一瞬をこうやって絵に残せるんだよ。写真っていうんだ。」


 記憶はいずれ色褪せてしまうが、写真は色褪せない。こうやって形に残しておけば、いつでもこの時の事を思い出す事が出来る。勿論ミレーでのひと時を忘れるつもりなんてない。だが写真があればさらに鮮明に思い出すことが出来るだろう。


「いいな……アキさん、それ欲しい。」


 ミリーが呟く。エアルも同じように欲しいですとおねだりしてくる。出来ればアキとしても印刷して渡してやりたいが、今のところそれが出来る術はない。


「それは無理なんだ。ごめんね。でもまた集まった時、皆で見ようよ。」

「そうね、それは楽しそうだわ。楽しみにしておくわね、アキ君。」


 エリザが笑う。エアル達やミルナ達も全員楽しそうに笑っている。よかった。いい別れになった。まだ少し名残惜しいが、これ以上別れに時間をかけても湿っぽくなるだけだ。そろそろ出立しよう。


 それにどうせすぐにまたミレーには来るだろう。いや、絶対に来よう。






「じゃあまたな。」


 アキはエリザやエアル達に最後の挨拶をし、1人1人と握手をする。


「またですー!」


 ソフィーが馬車から元気よく手を振っている。

 

 どうやらソフィー達はいつの間にか馬車に乗り込んだようで、車内からエアル達に手を振っている。あの子達は多分湿っぽいのは苦手だ。だから辛くなる前にさっさと馬車に乗ったのだろう。


 アキも見習わなければとさっさと踵を返す。


「アキ君!待って!」


 だがエリザから引き留められた。


 もう振り返るつもりは無かったのだが、エリザの寂しそうな声色を聞いてつい振り向いてしまった。


 そして次の瞬間……エリザに抱きしめられ、口付けをされた。


 「んっ……。」


 エリザと優しく短いキスを交わす。彼女の唇はとても柔らかく、甘い味がした。しかしまさかエリザにされるとは思わなかった。ただ彼女とのキスはどこか心地よく、幸せな気分になる。気付いたらアキはエリザをそっと抱きしめていた。


 ちなみにその光景を見ていたエアルとミリーは口に手を当て、キャーキャー叫んでいる。そして馬車の方からは絶叫に近い悲鳴が聞こえる気がする。いや、間違いなく阿鼻叫喚が聞こえる。うん……あれは今は放っておこう。


 「アキ君、いってらっしゃい。」


 少しだけ頬を染め、エリザが微笑む。


 「ああ、いってきます。」


 アキはそう言ってエリザをもう一回抱きしめてやる。くそ、辛気臭いのは嫌だったのに、すっかりアキ自身がしんみりしてしまった。ずっとこうしていたいとすら思ってしまう。


 だがそれは出来ない。


 いい加減出立しなければ。名残惜しいが仕方ない。


「アキ君!またね!」

「またな。」


 アキは改めて踵を返し、馬車(せんじょう)に乗り込む。






「よし帰るぞ。」

「アキさん、私の前で堂々と浮気ですか、そうですか。」


 開口一番にベルがハイライトを消した目で殺気を放ってくる。


「正妻の私を差し置いてなにしてるんですー?」


 そしてソフィーも同じ表情だ。怖いからやめろ。


「正妻は私です!何を言ってるんですかこの駄エルフ!」

「はぁ?王女様は頭沸いてるんですかー?」


 そしてベルとソフィーの睨み合いが始まる。これが最近の日常だ。仲が良いのか悪いのか。まあ間違いなく良くはなさそうだが。


「アキさん、私とは遊びなんですの?そうなんですの?説明を求めますわ。」

「うらやま……じゃなくて!こ、この女たらし!変態!」

「僕がいつまでも理解あるいい子でいると思わないでよね!」


 ベルとソフィーが火花を散らし始めると、今度はミルナ、エレン、レオが説教し始める。毎度のことながら見事な連携プレーだ。


「アキのばか!そうやってすぐに女を落とすなといっているだろう!」

「耳、耳もう触らせてあげない!……3時間!」

「アキさん、確実にあれは現地妻ですね。爛れた関係ですね。」


 そして次はエリス、セシル、アリアだ。最近はこの3人も遠慮する事なくどんどん言いたい事を言ってくれるようになったのは嬉しい。これはアキが望んでいた事だ。ただそのおかげで「お話」の時間が1.5倍(当社比)に延びたのが辛い。


 ちなみにアリアだけは「お話」というより煽ってくる。そして自ら銀のトレーを手渡してきて、殴れと要求してくる始末だ。最初は拒否していたのだが、段々と面倒になり、最近はもう諦めてこのド変態メイドの要求通り、殴るようにしている。


「アキさん、至極幸せでございます。」

「お前はとりあえず黙れ。」


 アリアは満足そうにしているのでこれでいいだろう。続いてエリスやセシル、ミルナ達を適当に宥める。そして最後にソフィーとベルを止めなければとアキは2人に注意する。


「くだらない事で争うのは止めなさい。」

 

 あれからずっと激しく言い合いをしているのだから呆れる。


「くだらない事ってなんですか!大事な事です!」

「そうですー!それが分からないアキさんはお話ですー!」


 なにその超展開。理不尽にも程がある。


「まあいいけどさ。で、本当にお話するの?」

「「します!お話です!」」


 エスペラルドまでは数日ある。それまでに何回このやりとりをしなければならないのだろうか。でもこれはこれで……悪くない。


 この子達とのエスペラルドまでの旅路をのんびり楽しむことにしよう。

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