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第2話 遭遇

懐かしい声がした。

何度も聞き、耳に染み付いていたその声。

心地良くて、聞くだけで幸せになれた声。

『――いじょうぶ!?大丈夫!?』

俺が、守りたかった声。

あの子の、名前は……。

「……レイ、カ」

そして、俺はその名を呟いた。




「……レイ、カ」

その子は突然呟いた。

「レイカ……?どうして私の名前を……」

彼は確かに『レイカ』と言った。

気にはなったが、流石に何かの間違いだろうと冷花は思うことにした。

「冷花、取り敢えず神社に運ぶぞ」

「う、うん分かった」

昌弘が少年を抱えて立ち上がる。

しかし、彼らは気付いていなかった。

後ろに靄のように漂っていた影の存在に。

「よし、行くぞ」

「うん……」

冷花がふと祠を振り返る。そして影に気づく。

「お父さん、あれ……」

「どうしたんだ?なっ!?」

その瞬間影が彼らに襲い掛かった。


その影は、龍のように見えた。

遂に龍が登場しました。

不定期投稿なので時々見てくれるとありがたいです。

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