↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
プリンとキス  作者: 雲母あお


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
27/43

27. 美希

美希は、家に帰って、早速戸ノ岡から教えてもらったレシピで作ってみていた。


説明がとてもわかりやすく、順番通り作っていったら、オーブンからとってもいい香りがしてきた。

「初めてにして、成功かもしれない!!」

美希の心は跳ねる。


あの味とてもおいしかったから、彼氏びっくりするだろうなぁ。

しかも、私の手作りって言ったら!!

想像するとワクワクする。


喫茶店で働いているし、あそこのデザート、とってもおいしいから、なかなかバレンタインとかもチョコレート作ったりしづらかったけど、この戸ノ岡君特性レシピなら!

戸ノ岡君が作ってくれたクッキー、とってもおいしかったから、あれなら絶対に喜んでくれるはず。

同じ味にできてるといいなぁ。


オーブンが焼き上がりの音を鳴らしている。


できた!!


オーブンの扉を開けるとふわっと甘いいい香りがした。


匂いは、戸ノ岡君のと一緒な気がする。


粗熱をとってから、ひとつ食べてみる。


「うわぁ!おいしい!!大成功!!」

私にしては、とっても上出来。


しかも初めて作ったクッキーが、だ!

うれしい。

戸ノ岡君ありがとう。

奮発してオーブンレンジ買っといてよかった!


2つ3つと進んでしまう。

ああ〜美味しい!


でも、やっぱり戸ノ岡君が作ったほうがおいしいなぁ。

何が違うんだろう?

同じレシピで戸ノ岡くんのがしっとりサクサクだったなぁ。

私のはちょっとサクサク感がない感じがする。

ちょっとかたいかな。


でも全然食べられない硬さじゃないし、味がとにかくおいしい!

絶対に喜んでくれるはず。

早速約束しなくちゃ!



美希は、すぐに彼氏に電話をかけた。


「もしもし、これから会える?予定空いてる?」

「うん、わかった。じゃあ今から行くね。」


よーし!ちょっと可愛くラッピングしてみようかな。


戸ノ岡君からもらったクッキーの箱が、あまりにも可愛くて、お部屋にまだ置いてある。


ちょっと真似して、ラッピングして持っていこう!


確か近所のスーパーに、ラッピング用品が売ってた気がする。


さてと、そうと決まれば、ラッピング用品を買いに行こう!

彼氏の喜ぶ顔が目に浮かぶ。


美希の心は弾んでいた。



そうだ!戸ノ岡君にも食べてもらおう!

よし、レシピありがとうってお礼とともに、戸ノ岡君にもラッピングをして、今日作ったクッキーを持って行こう!


明日も楽しみだなぁ。

学食で戸ノ岡君に会えるといいんだけど。


財布を片手に、スーパーへと走ったのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。