199 温泉で女子から見られてばかり。
いよいよ今回と次回でおしまいです。
長かったー。
私は温泉に入る前に、ロングヘアになった髪の毛をアップにします。
それにしても、ずいぶん伸びたなー。入学前と全然違うよ。
憧れのロングヘアを手に入れたし、身体も変わったし、女風呂に自然に入れる。
嘘みたい!
体を洗って、湯船につかると、早速、翔のお母さんが私の母に声をかけてきます。
「智花って、ホントにおっぱい大きくていいなー。大学時代より大きくなったんじゃない?」
「そんなことないよ。太ったから、大きく見えるのかも。けっこう肩が凝るから大変なんだよ。」
「葵ちゃんも大きいのね。びっくりしちゃった。豊胸手術はしていないのよね?
ウエストは括れてるし、ヒップも大きくて、どう見ても生まれながらの女の子にしか見えない。」
「そう?ありがとう。
治療の効果ね。
そう言えば、胸に関していえば、長女の柚も大きいから、私の遺伝だと思う。
普通、ホルモン治療だけだとそんなに大きくならないのに、葵はすごいの。
私や柚より小さいけど、Eカップあるんだから。
遺伝子パワーね。」
「そうなの?すごい!!
私の娘は私と同じで、Bカップどまりかな?
やっぱり、遺伝ってあるのね。」
私は母たちの視線を感じながら、気づかないふりをします。
その手の会話には入らないようにしよう。
触らせてほしいなんて言われたらちょっと困る。
そんなことを考えました。
幸いにして、母も公佳さんも、じろじろ見るだけで、触ってくることはありません。
よかった。
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でも・・・温泉エピソードは続いてしまいました。
東北から、帰ってきたら、近所に住む由奈が家まで来て、私に通告してきたんです。
「あ、女子だけの日帰り温泉旅行決めたからね!
3月の下旬だよ。葵が東北に行っちゃう前に行くことにしたから。
メンバーは、私、祐希、新川さん、佐々木さん、篠原さん、そして葵だよ。
みんな、女性に生まれ変わった葵の身体を確認したくてウズウズしてるんだ。
そうそう、貸切風呂とお食事のセットなんだ。貸切風呂だから、他のお客さんの目を気にしなくていいんだ。
もう決めちゃったから、断れないからね!」
もう、一方的に言われちゃいました。
確かに受験終わったら、裸を見せるって約束したし、
温泉なんかどう?と言ったのは私だけど・・・
他に女の子4人も参加するんだ。
うわっ、恥ずかしいっ。みんなに裸見られちゃうよ。
でも、待てよ。5人の可愛い女の子の裸を見ることができるというのはいいかもれない。
みんなどんな体してるんだろ?
篠原さんなんて、巨乳だから、ちょっと興味ある。
新川さんはスタイルよさそうだし・・・
「わかった。行くよ。でも、温泉なんてどうやって行くの。」
「ふふふ、実は福島先生が車出してくれるんだ。」
「雅ちゃん?雅ちゃんも来るの?」
何と、先生も含めて、裸の競演になっちゃいそうです。
すごいことになっちゃった。
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そして、温泉に行く日、何とミニバンに7人が乗り、県内の温泉に向かいます。
怪しい動きをしてたのは、新川さん。
普段、クールな新川さんなんだけど、私のファンで、私の前では可愛くなっちゃう。
「葵先輩。今日を心待ちしてました。
先輩の美しい裸、見せてもらいます。」と
クルマの仲では私の隣に座り、身体を密着させます。
「新川さん、そんなたいしたことないよ。私の身体、そんな変わったところないと思うよ。」
すると、篠原さんがその発言について突っ込んできます。
「先輩、普通の女の子の身体になっているならば、それはそれですごいですよ。
中学の時までは普通の男子だったんですから。
男子の身体が、どこまで女性化しているかすごく興味あります。」
「うんうん、私も。」と嬉しそうに言うのは福島先生。運転しながら、話に乗ってきました。
「服を着てても女の子っぽいけど、やっぱり裸のおっぱいや腰の括れって、目の前で見てみないとね。どれだけ、女の子っぽくなってるか見たいよ。」
「あの、その・・・私の裸に興味津々ですけど、みなさんも私に裸見られちゃいますよ。いいんですか?」
「私なんか、全然平気だよ。気にしない。」と祐希。
「私も!葵より胸小さいしね。」と由奈。
「ふふふ、結婚して脂がのった大人の女性の裸をみせてあげる。」と福島先生。
「うん、先輩に見られても全然大丈夫です。先輩のことは全然女性だと思ってますし。」と佐々木さん。
篠原さんも、新川さんもニコニコしていて、全然平気みたい。
こりゃ、しょうがない。まな板に乗った魚状態だなー。
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さて、温泉旅館につきます。小さな旅館で昼間は貸切状態みたい。
午前10時30分についたんですが、2時までは私たちしかお客さんがいないとのこと。
大きな内風呂、露天風呂を私たち7人の女子で占有です。
脱衣所の段階で、私は6人の女子たちに見つめられながら服を脱ぎます。
他の女子の脱衣を見るどころじゃありません。
初めてのお風呂の脱衣所は超緊張、超恥ずかしい。
ブラとショーツだけになった段階で、
「その下着可愛い!」
「私もその下着欲しい!」
「やっぱりオッパイ大きい!」
なんて、声があがります。
私は真っ赤になります。
なんとか胸をタオルで隠しながら、下着を全部脱ぎ、風呂場に向かいます。体を洗っていると、やっぱり、みんながチラチラみます。
体を洗っているから、胸の先端とかは丸見えです。もう、しかたありません。
体を洗って、湯船につかると、みんなから、感想が出てきます。
まずは福島先生。
「見事なくびれね。腰から、ヒップへのラインがいいなー。
どう見ても女性ね。元の性別なんて、全然わからない。」
「ほんと、葵先輩きれい。ビーナスみたい。
今日、ここに来れてよかった。先輩とは何回も一緒にお風呂入りたい。」
と新川さん。
そして、やっぱり狙ってたのでしょう。
由奈が奇襲してきました。
背後から私の胸をいきなり触りだしました。
「やっぱ、大きいー。感触も最高。うん、いいねー。」なんて、スケベなオジサンみたいな表現をします。
「ちょっと、由奈、恥ずかしいし、ちょっとやめて。」
と抵抗しますが、由奈はやめません。
そのうち、他の5人も私に近づいてきて、私の身体を触りまくります。
「うわっ、恥ずかしい。ちょっと・・・やだっ。あ、くすぐったい・・・」
私は、声を出しながらも、特に抵抗しませんでした。
みんな仲間だし、女子として認知されているからこそ、おふざけをされているわけです。
よし、後で、他の女子の裸をゆっくり見て触っちゃおう。最初はがまんだ。
そう考えました。
でも、6人の女子によるお触りは長く続きました・・・。
男子の時代には考えられない世界でした。
次回最終回は大晦日12月31日です。よろしくお願いします。




