表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
‐PHANTOM‐  作者: 我来也
4/12

日常の風景

血の跡を二人で拭き取り、俺の家の事について話した。

同居生活を始めるのに、必要な事だからだ。

両親が既に他界しているため家に一人暮らしな事、困らないほどの生活費はある事…。

一通り話し終わった後、折角なので俺は風呂へ入った。

上がった時には、食卓には二年ぶりの『インスタントではない』夕食が並んでいた。

俺の荒んだ食事情に、幸灯が呆れたように家事を引き受けてくれた。

少女…幸灯との共同生活が始まった。

次の朝は学校に行った。

無断欠席した俺に、気遣うクラスメートの声や、なじる担任の言葉を適当にやり過ごし、部活をして疲れて帰る。

ちなみに、部活は空手部。

いつもと変わらない日常の風景が過ぎていった。

家に着くと汗を流し、綺麗な少女が夕食の準備をしてくれる。

夢のような生活だ。

同居生活に当たって、下心が無いと言えば嘘になる。

だが、そんな事よりも、幸灯を一人にするのが怖かった。

一人にしたら、何をするか判らない不気味さがある。

まぁ、単純に楽しそうなのも事実ではあるのだが…。

夕食を食べる時、俺はいつものようにテレビを点けた。

別に、幸灯との食事が気まずかった訳ではない。

むしろ、話す事は沢山あるし、何故だか幸灯とは親友のように打ち解けていた。

食事の時にテレビを点けるのは、一人で食事をしていた為、半ば癖になっているのだろう。



観る気は無いので、チャンネルを合わせるでもなく、そのままの番組にしていた。



ニュース番組だった。



この街の名前がチラリと見えたので、何の気も無しにニュースを観る。




“速報です”と一言断ってから、ニュースキャスターが原稿を読み上げる…。



五人もの変死体が次々と見つかった…。


全て干からびるほど血を抜かれており、身元を割り出すのは困難…。


連続猟奇殺人事件として警察が捜査を開始した…。




俺は声を失った。



この街は、比較的治安は良い方だ。


少なくとも、俺にはこの街で起きた大きな事件は記憶にない。



それが…猟奇殺人?


食い入るように画面を見続ける。





「ワ…セ…」




ボソリと幸灯が口にした。



「え?」




声に聞き返す。



「何でも無い…。追い出さないでくれて本当に有り難う。もう寝るね」




そう言って俺に笑顔を向けると、幸灯は早々に部屋へと籠もってしまった…。


食事もまだ途中だ。




だが俺は、幸灯に声を掛けられなかった…。



幸灯の言葉を聞いてしまった気がしたから…。





「私のせいだ」






何だか胸騒ぎがする…。


気のせいであってほしい…。


まだ、幸灯と逢って三日目だ…

お久しぶりです(^0^)/やっと暇が出来ました!ヤッタネ☆感想を頂きました!俄然やる気でましたよ(^0^)元気一万倍ぐらいにはなってます!今なら100m走のタイムが0.3は縮まりそうな勢いです!シッカリ更新していきますので、これからも宜しくお願いします(^-^)そして!引き続き感想など受付中!「ツマンネェよ!ヴォケが!」とかでもOKです!嘘です…orz弱弱な作者を労ってあげて下さい(T_T)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ