19/22
19 難波潟 短き蘆の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや
難波潟 短き蘆の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや
伊勢 (平安時代の女流歌人、三十六歌仙)
若者訳
え、ちょ、待ってヤバくない?
アシの節んとこのスキマくらいのチョー短い時間すら会えないの?
で、しかもさぁ、“もう一生会わなくていーじゃん” とか言っちゃうワケ?
は? 笑えなくてマジウケるんだけど。
それ人生無理ゲーすぎじゃね!?(爆)
現代語訳
難波潟の芦の、節と節の間のように短い、そのほんのわずかな間さえ会うこともできないまま、あなたは私にこの世を過ごせと言うのですか?
難波潟は、現在の大阪湾の浅い入江。かつて干潟と葦が広がる風光の地で、和歌の名所でもあった。
難波潟の芦の節と節の間がとても短いことを、会える時間の短さにたとえている。
「ほんの少しの時間すら会ってくれないなんて、そんな人生を過ごせと言うのですか?」
という、強い嘆きと怒りが込められた表現。
伊勢は女性ながら恋に奔放だった。
彼女が恋人の藤原仲平に対して抱いた失望と感情が基になっている歌。




