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R.I.P.末期ギャン ―異世界転生―  作者: 黒瀬雷牙
閑話

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98/104

???

※今回の前半終了パターン


黒死無双(こくしむそう)


 地面が裂ける。

 石畳が砕ける。

 城壁が軋み、塔が傾き、無数の建物が崩れ落ちる。


 轟音。

 悲鳴。

 崩壊。


 全てが混ざり合い、世界そのものが壊れていく。


「なっ……!?」


 崩れてきた建物に、俺は潰された。


 R.I.P


※今回の前半終了パターン


「届きました」


 何も見えない。

 何も感じない。

 だが、次の瞬間。


 胸の奥に違和感が生まれた。

 サトコが小さく呟く。


「さようなら」


 握る、その仕草だけだった。


 ぐしゃり。そんな音が聞こえた気がした。


 心臓だった。俺の心臓が、見えない何かに握り潰されていた。


 R.I.P


※今回の前半終了パターン


「捕まえました」


 静かな声、見えない何かが胸の奥へ入り込む。


「さようなら」


 ぐしゃり。


 嫌な音が響いた。


「がっ……!?」


 俺は負けた。最後まで能力を警戒した。


 最後まで慎重だった。

 最後まで正しかった。

 それでも、一度の失敗で終わった。


 それがサトコという怪物だった。


 R.I.P


※今回の前半終了パターン


「届きました」


 ぐしゃり。そんな音が聞こえた気がした。


 心臓だった。俺の心臓が、見えない何かに握り潰されていた。


 R.I.P


※今回の前半終了パターン


「捕まえました」


 ぐしゃり。


 嫌な音が響いた。


 R.I.P


※今回の前半終了パターン


「黒の鳴動」


 R.I.P


※今回の前半終了パターン


「届きました」


 R.I.P


※今回の前半終了パターン


「捕まえました」


 R.I.P

※今回の前半終了パターン


「黒の鳴動」

※今回の前半終了パターン

「届きました」

※今回の前半終了パターン

「捕まえ※今回の前半終了パターン

※今回の前半終了パターン

※今回の前半終了パ※今回の前半※今回の※今※今

※※

※※※

※※※※

※※※※※

……………



 いつか辿り着ける。



 誰かが、手を伸ばしている。

 見えないはずなのに、わかる。


 

 上振れ。



 その言葉だけが、やけに鮮明に響いた。

 ギャンブル用語。偶然の勝ち。運の偏り。 


 だが、それだけじゃない。

 積み重ねた敗北の、その先でしか掴めない偏り。

 

 何百回。


 何千回。


 何万回。


 その全てが、無意味ではなかった。



 さあ、再賭博リベットせよ。



 その瞬間。何かが、繋がる。

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