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顔の知らない朝

 十月の日曜、美晴と水族館へ行った。

 汐見水族館は、海沿いにある古い施設である。目玉は、円柱型の大水槽を泳ぐイワシの群れだそうだ。だが、そこへ着くまでに、美晴は三度、動かなくなった。


 最初はチンアナゴだった。

「地面からハテナマーク生えてるよ。ねえ、何が分からないんだと思う?」

 そう言って、水槽の前に五分いた。

 次はペンギン。一羽だけ泳がず、プールの端に立っている。

「あの子、会議についていけてないんだっペン」

「だっペンってなんだ」

「ペンギン語。ディス・イズ・だっペン」

 よく分からないことを言いながら、そこにも五分いた。そうかと思えばクラゲの部屋では、青い照明に透ける丸い傘を見上げ、長いこと黙っていた。


 大水槽に着いたころには、閉館まで一時間を切っていた。

 何万匹ものイワシが、銀色の帯になって円柱の中を回っていた。帯は途中でほどけ、また集まり、一斉に向きを変える。

 美晴はガラスに額を寄せた。青い水の前で、風を受けた若枝のような三角形が、珍しくじっとしていた。

「ねえ、葛西くん」

「ん」

「あれ、誰がリーダーなんだろうね」

「リーダー?」

「だって、何万匹もいるのに、みんな一緒に曲がるんだよ。号令も聞こえないし。先頭の一匹が決めてるのかな」

「分からん」

「多数決かな」

「いや、無理じゃないかな。速いし」

「イワシ議会」

「議決を待ってたら、ぶつかるだろ」

「イワシ総選挙」

 美晴は笑った。人の話を聞いているのかいないのか分からなかったが、とにかく上機嫌で勝手なことを言いまくっていて、俺も笑うしかなかった。

 銀色の群れが、また向きを変える。どの一匹が最初だったのか、俺には分からなかった。美晴の指が群れを追いかけると、方向転換の指令を出しているようにも見えた。


 閉館の音楽に追い出されるように外へ出た。海から来る風は冷たかった。美晴はコートの襟へ顎を入れて、しばらく歩いたあと、言った。

「お腹すいた。うどん」

「駅前にあったな」

「混んでそう」

「冷凍のでいいなら、うちにあるけど」

 美晴の肩のそばの光が、ぴょこりと跳ねた。〇・五秒後、笑って言った。

「それにする」


  ※


 冷凍うどんを二玉茹でた。生卵を落とし、天かすと刻み葱を載せた。丼は揃いではなかったが、入っているものは同じである。二人で小さな折り畳み机に並び、湯気に顔を隠すようにして食べた。

「葛西くん、これ、一杯七十円いかないね」

「安さは味のうちだぞ」

「そんなこと言われたらおいしいって言いにくい」

「おいしい?」

「うん、おいしい」

 美晴は七十円以下のうどんを、一本も残さなかった。


 丼を洗い、麦茶の入ったコップを二つ置いた。

 水族館のペンギンが会議についていけなかった理由を検討しているうちに、掛け時計の針は十時十二分を指していた。美晴の家の近くまで歩く時間を考えれば、そろそろ上着を着ないといけない。

「そろそろ出よっか。送っていく」

 俺は立ち上がり、長押に掛けてあるパーカーへ手を伸ばした。


 美晴は立たなかった。座布団の上で体育座りをして、両腕で膝を抱えている。いつも柔らかくしなる三角形が、ぴたりと動きを止めていた。

「美晴?」

 美晴は膝に顎を載せたまま、俺を見上げた。目があり、鼻があり、唇がある。けれど、それらが一つになってどんな表情を結んでいるのかは、分からない。そこから出てきた声は、少しも揺れていなかった。


「今日は、帰りたくないな」

 パーカーへ伸ばした指が、布の手前で止まった。

「……え」

「帰りたくないの」

 美晴は、もう一度言った。

 外は晴れていた。美晴は立てば帰れるし、俺が上着を取れば、いつもの角まで一緒に歩ける。それでも、美晴は座っていた。

「それは……泊まっていく、ってこと?」

「うん」

 俺は手を下ろし、美晴の前に座り直した。

 心臓が、耳のすぐ裏で鳴り始めた。稽古のときだって、こんな速さにはならない。


「あのさ」

「うん」

「俺の部屋、なんにもないぞ。布団だって一組しかないし」

「うん」

「それに」

 台所の水切りかごを見た。


「明日の朝、食べるものが何もない」


 我ながら間抜けな防衛線だった。

 美晴の肩のそばの光が、跳ねた。

「じゃあ、買いに行こっか。朝ごはん」


 美晴は立ち上がった。

 止まっていた若枝が、ふわりとしなった。

「美晴」

「ん?」

「俺も、帰ってほしくない」

 美晴は何も言わず、俺の袖をつかんだ。


  ※


 駅前の二十四時間スーパーへ向かうあいだ、俺たちはほとんど喋らなかった。

 秋の夜風が首筋を通り抜けた。手を繋いで、俺の上着のポケットにふたりぶん突っ込んだ。

 美晴は不規則なリズムで、俺の手を、ぎゅ、ぎゅっと握った。

「モールス信号」

「ほんとのやつ?」

「ほんとのじゃないやつ」

「ほんとのじゃないのか」

 俺は返信した。


 スーパーの自動扉をくぐると、蛍光灯の白さに目が眩んだ。

 美晴は買い物かごを取り、まっすぐパンの棚へ向かった。


「食パン? ロールパン?」

「どっちでも」

「それが一番困るやつです。バターは?」

「ある。ジャムはない」

「じゃあ、食パン。六枚切り」


 牛乳と卵もかごに入れた。美晴が、「明日の朝」というものを、迷いなくかごの中へ作っていく。

 それから「今夜」もある。

 食料品売り場の角を曲がると、生活用品と医薬品の棚が並んでいた。

 俺は足を止めた。


「美晴」

「ん?」

「買うものがある」


 美晴は棚の並びを見た。それから、持っていたかごを俺へ渡した。


「パン、もう一回見てる」

「もう決めただろ」

「六枚切りにも、いろいろありますので」

 美晴は、来た通路を戻っていった。


 一人で棚の前に立った。

 箱には、〇・〇一や〇・〇二という数字が大きく書かれている。どれを選べばいいのか、まるで分からない。しばらく立ち尽くし、結局、目についた一箱をかごへ入れた。そのままでは落ち着かず、旅行用の歯ブラシとウェットティッシュも入れた。となりにあった胃腸薬までつかみそうになり、寸前で手を引っ込めた。


 レジにいたのは、眼鏡を掛けた年配の女の人だった。

 かごを置く。店員の手が伸び、食パン、牛乳、卵と、順番にバーコードを読んでいく。旅行用の歯ブラシが通った。その次に、小さな箱が持ち上げられた。


 この人は、今、どんな顔をしているのだろう。

 息を詰め、店員の顔を見た。目と鼻と口と、眼鏡のフレームがあった。呆れているのか、笑いをこらえているのか、何も気にしていないのか。だが、顔が一枚にならない以上、どれも俺のところまでは来なかった。

 そうだった。俺は、相貌失認なのだった。

 この世のすべての顔を失くした男が、他人からどんな顔で見られるかを気にしている。気づいて、少し息が楽になった。


「袋、ご利用ですか」

「お願いします」

 声は、ただ仕事をしている人の声だった。


 会計を済ませると、美晴が袋詰めの台で待っていた。

 俺は小さな箱の上へ食パンを載せた。美晴は牛乳と卵を入れた。互いに、何も言わなかった。

 帰り道でも、モールス信号による通信を行いながら帰った。


  ※


 洗面台のコップに、買ったばかりの歯ブラシを立てた。使い古した青い歯ブラシの隣に、薄い桃色の柄が並んだ。それだけで、見慣れた部屋の続きに、知らない朝が一つ増えたように見えた。


「お風呂、先に入る?」

「じゃあ……うん」

 箪笥から、いちばんましな灰色のスウェットと、無地のTシャツを出した。

「大きいと思うけど」

「借ります」


 美晴は着替えを抱え、浴室へ入った。

 戸が閉まり、シャワーの音が始まった。

 俺は部屋を二往復した。

 何のために立ったのか分からないまま台所へ行き、やかんに水を入れ、火に掛けずに戻った。

 二十分ほどして、戸が開いた。


 湯気と一緒に、いつも使っている石鹸の匂いが流れてきた。同じ匂いのはずなのに、美晴がまとっていると、知らないものに感じた。

 俺のスウェットは、美晴には明らかに大きかった。袖口から指先が半分しか出ていない。裾も余り、足首のところでくしゃくしゃになっていた。濡れた髪は、肩と頬に張りついている。


「……大きいね、葛西くんの服」

 美晴は、袖の中で手を握ったらしい。余った布が少し動いた。

 俺は急に喉が渇いた。


「じゃあ、俺も入ってくる」

 横を通り抜けようとしたとき、袖から出た指が、俺の腕をつかんだ。

「葛西くん」

「……ん」

「あのね。話してくれるのを待つ、とは言ったけど」

 美晴は一度、息を吸った。

「ほかのことまで待つとは、言ってないよ」

 腕をつかむ指に、少し力が入った。


「俺、前、美晴に言ったことあったろ。他の人に見えてるものが見えてないって」

 声が掠れた。

「俺、今日も見えてない」

 あの映画館へ行った日とは違い、今夜は顔を見ていない。目も、鼻も、唇もある。だが、俺の中では一つになっていない。


「それでも、いいのか」

 美晴は手を離さなかった。

「葛西くんがもし、私の何かを見れてなくても、いいんだ」

 言葉を探すような間が、一つあった。

「葛西くんだけが見てる私がいるなら、それで」

 俺には見えない美晴の顔が、すぐ前にあった。それを見ようとしても、やはり見えなかった。


「……シャワー、浴びてくる」

「うん」

 浴室へ入り、水を出した。途中で温度を下げた。


  ※


 風呂から上がると、部屋の真ん中に、敷布団が一組敷かれていた。折り畳み机は壁へ寄せられ、六畳のほとんどが布団になっている。美晴は、その端に正座していた。俺が近づくと、美晴は膝の上で指を組み直した。

 スーパーの袋に入れたままだった小箱は、枕元に置かれていた。


「あの……葛西くん」

「ん」

「一応ですね、電気を消してくれるとうれしいかな、と思うのです。とても恥ずかしいので」


 妙に丁寧な申請だった。

 俺は照明のスイッチに指を置いて、美晴を見た。


「今、名前で呼んでくれたら、消す」

 映画館の脇の外階段で、美晴が俺に言った言葉だった。


 若枝が、大きくしなった。

 美晴は膝の上へ顔を伏せ、少しのあいだ黙った。

「……湊」

 俺は、スイッチを切った。

 暗闇の中に、美晴の七つだけが残った。


  ※


 布団の端を踏まないように、美晴の隣へ座った。すぐ近くで、浅い呼吸が聞こえる。どちらから伸ばしたのが先だったのか、分からなかった。暗がりで指が触れ、そのまま絡んだ。美晴の指の付け根には、ベースの弦で硬くなったところがあった。


「美晴」

「……ん」

 肩を抱き寄せると、胸元に美晴の頭が触れた。

 彼女の腕が、俺の背へ回る。


「湊の匂いがする」

「俺の服だからな」

「うん」

 声が、鎖骨のあたりで響いた。

 頬に触れた。


 輪郭を確かめるように耳の後ろまで指を滑らせると、美晴が顔を上げた。

 唇が長く重なった。

 離れかけると、美晴が追ってきた。触れ直し、角度を変え、息が混じった。


 美晴の両腕が、俺の首の後ろへ回った。袖が落ち、手首が首筋に触れた。

 頬から耳へ、耳から首へ唇を移す。髪の先がまだ少し濡れていて、俺の頬に触れた。首筋へ口づけると、耳元の息が短く途切れた。


 スウェットの裾へ手を入れた。

 掌に触れた脇腹は温かく、そこから背へ手を回すと、美晴の身体が反った。首に回された腕へ力が入り、背中に指先が立った。


 笑う少し前に跳ねる、あの光が、戻る場所をなくしたように震えていた。震えは縦の四つへ伝わり、風を受けた若枝の線が深くしなった。

「湊……待って。息が」

 俺は止まり、顔を上げた。


 美晴は俺の肩をつかんだまま、大きく息を吸った。もう一度、吸った。

「大丈夫?」

「うん」

 美晴の腕が、また俺の首へ回った。

「もう、大丈夫」

 今度は、美晴から唇を重ねてきた。

 互いの体重を預け、布団へ倒れた。絡んだ足の重みと、衣擦れと、近すぎる呼吸で、血が暴れそうになるのを感じた。


 枕元の小箱から、一つ取り出した。

 包みを開ける指が、うまく動かなかった。

 美晴は何も言わず、俺の手の甲へ手を重ねて待った。


「いい?」

「うん」

 俺たちは、その夜、初めて裸のまま抱き合い、身体を重ねた。


 美晴の七つは、乱れた呼吸より早く明滅した。若枝の線が折れる寸前までしなり、七つが一度に、ひときわ強く灯った。そのまま張りつめて、止まった。美晴が俺にしがみついた。近すぎて、もう七つは図形にならなかった。光が見えているのかどうかさえ、しばらく分からなかった。首へ回された腕と、背中に触れる指と、耳元で途切れる息だけがあった。


 美晴の線がほどけるのと、俺の身体から力が抜けるのは、ほとんど同時だった。


  ※


 遠くで、貨物列車が走っていた。

 窓硝子が、低い音に合わせてわずかに鳴った。


 美晴は呼吸を整えながら、俺の胸元に顔を埋めていた。

 髪が肌に張りついている。指で梳くと、途中で何度か引っ掛かった。


「腕、借りていい?」

「うん」


 美晴は俺の腕を持ち上げ、その下へ頭を入れた。

 一度では位置が決まらず、肩を動かし、俺の肘を少し下げた。

「ここ」

 頬の重みが、肩のすぐ内側へ収まった。

 俺も腕を曲げ、美晴の背へ回した。彼女が少し近づく。それで、二人とも動かなくてよくなった。

 俺は、美晴の形に触れていたつもりだった。

 けれど、首へ回された腕で、俺の首がそこにあると分かった。背をつかんだ指で、背中の広さを知った。頬が収まった場所に俺の肩があり、美晴の背へ届いたところまで、俺の腕があった。


 俺には、自分の三角形は見えない。今も、見えなかった。

 だが今夜の俺の形は、美晴が触れているところだけ、少し分かる気がした。


「湊」

「ん」

「腕、苦しくない?」

「まだ平気」

「しびれたら言って」

「うん」


 美晴は目を閉じたらしい。呼吸が少しずつ長くなった。

 俺の腕は、眠る前にしびれた。


「美晴」

「ん」

「しびれた」

「居心地よかったのに」

「しびれたら言えって、言ったろ」


 美晴は目を閉じたまま頭を上げ、枕へ移った。代わりに俺の手を引き寄せ、指を絡めた。部屋の空気が冷えてから、一度だけ起きた。二人で麦茶を飲み、床に落ちた服を一か所へ集めた。布団へ戻ると、美晴はまた俺の手を探した。


  ※


 目を覚ますと、顔の分からない女の人が、俺の枕で眠っていた。


 美晴だった。


 カーテンの隙間から、白い朝の光が差している。

 枕の上に柔らかな髪が広がり、そこから片手が出ていた。細い指の腹には、硬いベースだこがある。見慣れた三角形が、寝息に合わせ、ゆっくり形を変えていた。俺が少し動くと、美晴のまぶたが震えた。


 目が開き、俺のほうを向いた。


 目は目で、鼻は鼻で、唇は唇だった。

 それでも美晴は、俺を見るなり、布団へ口元を半分隠した。

 布団の中で、肩が少し揺れた。


「美晴」


 美晴は、布団から手を出し、俺の頬へ載せた。


「おはよう、湊」

「おはよう」

 手は、温かかった。


 美晴は手を下ろし、上体を起こした。

 眠そうに部屋を見回す。


「服、どこだっけ」

「あっち。カーテンの前」


 美晴は布団を抜け、窓際まで歩いた。床のTシャツを拾い上げ、こちらを向いた。

 カーテン越しの白い光が、美晴の背後から差していた。その光が、裸の輪郭を細く縁取っている。身体には、若枝のような三角形が重なっていた。昨夜、近すぎて図形ではなくなった七つが、今は静かに、それぞれの場所で灯っている。


 顔は、やはり一枚にはならなかった。

 それでも、美晴は一つの形だった。


「きれいだな」

 考えるより先に、口から出た。

 美晴の手が止まった。

 自分の身体を見下ろし、拾ったTシャツを胸元へ抱えた。


「……いま言う?」


 肩のそばの光が、ぴょこりと跳ねた。〇・五秒後、美晴が笑った。

「ありがとう」


 美晴はTシャツを頭からかぶり、スウェットも穿いた。

 服から出てきた髪は、右側だけ大きく外へ跳ねていた。


「朝ごはん、買ったよね」

「買った」

「食べる」


 美晴は、右側の髪に手をやった。

「すごいことになってる?」

「右が」

「見えてないものは髪じゃないってことだねえ」

「うん。髪は分かる」

「そっか。じゃあ直してくる」


 美晴は洗面所へ行った。

 少しして、二本の歯ブラシがコップの中でぶつかる音がした。


 トースターはないので、食パンはフライパンで焼いた。

 美晴は借りたスウェットの袖を二度折り、卵を割った。俺がパンを返すために半歩寄ると、美晴が器を持って半歩退いた。狭い台所でぶつからないために、二人で場所を譲り合った。


 焼けたパンと卵を食べ、麦茶を飲んだ。

 美晴は、うどんより高いね、と言った。


 食べ終わると、美晴は昨日の服へ着替えた。

 俺もパーカーを着た。

 昨夜、十時十二分に取ろうとして、取らなかったパーカーである。

 玄関を出て、駐輪場から自転車を出した。


「乗るの?」

「美晴を送った帰りに」

 美晴は肩掛け鞄を前かごへ入れた。

 俺は右手で自転車を押した。空いた左手を、美晴が取った。


 彼女の家の近くにある、いつもの角まで歩いた。

 美晴は前かごから鞄を取り出した。それから、繋いでいた手を離した。


「じゃあね、葛西くん」

「うん。また」

 

美晴は十歩ほど行ってから振り返り、手を振って、俺を呼び直した。

「湊!」

 肩のそばの光が跳ねた。美晴が笑った。

 俺も手を上げた。


 美晴の三角形が角の向こうへ消えてから、俺は自転車に跨がった。

 予定より十二時間ほど遅れて、美晴をいつもの角まで送った。

 帰りは予定通り、一人で走った。

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